日本銀行に口座を持っている個人はいないと思います。なので普通、日本銀行(支店を含む)に行ったという人も、銀行員などを除けば少ないと思います。私ももちろんその一人、でした。
先日、父の残していた古い紙幣(板垣退助の100円札とか聖徳太子の1,000円札など)を交換に、あえて日本銀行広島支店に行ってきました。こんな機会でないと堂々と入れない、という単なる物見遊山です。
玄関を入ると立っていた守衛さんが「今日はどんなご用でいらっしゃいましたか?」という感じで声をかけ(ホテルのベルボーイみたいな丁重な言葉使いで、多分、委託業者ではなく正職員ではないかと感じました)、「古い札の交換です」と答えると、担当の窓口まで案内されました。建物内では想像以上の多くの職員が机について働いている(30-40人くらい?)のですが、来客は私以外は一人だけでした。
交換の窓口は橋の方に二つあり、そこだけは背の高い大きな作業テーブルに4-5人の職員が立って取り囲んでおり、職員の多くは普通の私服にエプロンを掛けており、ブックオフの買い取りカウンターみたいな雰囲気です。なぜ背の高いテーブルかというと、交換作業(札を1枚ずつ眺めたり、すかして見たりを、何回も複数の人がチェックする)の間、依頼者はカウンター越しに立って眺めて「立ち会う」というのが原則だからのようでした。
私は神経痛などがあるので長く立っているのはつらいと言うと、『私は立ち会えませんので、一切を依頼します』みたいな書式がチャンとあって、それに署名すると離れたところのイスに座っていても良いとのことでした。結局、30枚くらいを交換するのに(もちろん、券面通りの金額に交換です)、20分くらいかかりました。そして、なるほどですが、2,000円札何枚かプラス、アルフアに交換してくれました。
面白いのは、ここからです!
その座って待っている間、短い間ですが横の大きな自動ドアが開き、その向こうは外から車で出入りできる駐車場のようなスペースになっていました。その床に、まるでミカン箱を積み上げるように、ファイルムでくるまれた札束(大きさも、1個が大きなミカン箱くらいか?)が20個くらいポンと置いてありました。駆け寄って触りたい衝動を抑えて、静かに見ていましたが・・
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