ロッジ山旅 掲示板&山行記

山や山の本のこと、などなど、別になんでもかまいません。私(山旅)もなるたけ山日記風なものを書いておこうかなと思ってます。
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 杣添尾根〜横岳〜硫黄岳〜峰の松目    ..山旅     返信
      2017/07/21(金) 09:21  No.4594
 
 
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木曜山行では毎年9月の最初に大きな山へ小屋泊まりで出かけることが多い。言うまでもなく、小屋が空いているからというのがその理由だが、小屋が空いているというのにも当然ながら理由があって、夏休み明けだという以外にも、高山植物の花の全盛期が終わり、しかし紅葉にはまだ早いといった、要するに高山に登るには今一つ魅力に欠ける時期だからである。

何よりも山が混むことを嫌う私の考え方では、有名山域がもっとも魅力を発揮する時季には永遠に登れないことになる。自分ひとりならそれでもまったく構わないが、企画山行に参加する人には少々迷惑なことだろうと今年は反省して、花が盛りを迎えるこの時季に八ヶ岳に登ることにした。

この場合、花々の種類と数が多い横岳と硫黄岳をはずすわけにはいかない。そこで南八ヶ岳では登りの労力が比較的少ない杣添尾根で横岳に登り、硫黄岳山荘に1泊、硫黄岳と峰の松目に登ってから、私も初めての、夏沢峠旧道で上槻木へ下る計画を立てた。

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ぎりぎりで梅雨が明け、まず雨の心配がなさそうなのはうれしい。杣添尾根は東側から南八ヶ岳の主稜に登る最短のルートだが、それでも楽とはいえない。雨の心配はなさそうだが雲の多い日だった。そもそも稜線近くまでは展望のない稜線だから雲の多いのはむしろ涼しくていいくらいだが、稜線に出たときに展望がないのは寂しい。

稜線直下で森林限界に出ると、目の前に赤岳が現れて疲れが飛ぶのだがそれもなく、少しがっかりして最後の急登をこなし稜線に出ると、しかし西側には大観があった。あまり期待していなかっただけに喜びは大きかった。しかも西の懸崖の淵には色とりどりの花々が繚乱と咲いている。

あの花この花と同定や撮影に忙しく、どうせ泊まりなのだからと、それまでも休み休みゆっくり登っていたのが、さらにゆっくりになった。

横岳から硫黄岳の間を歩くのは久しぶりだが、東側だけにあった植物防護柵は西側にもできていて、しかも電柵になっていた。要するに両側を柵に挟まれた道を歩くことになるわけで、たしかにその効果があったらしくコマクサの咲きっぷりは半端ではないが、少々殺伐とした雰囲気がするのは否めない。人の多い山ではこうせざるを得ないのだろう。

200人収容の硫黄岳山荘には50人くらいだったろうか。珍しく酒盛りをする人たちもおらず、人数がいるわりには静かなもの、我々だけが談話室に陣取って生ビールで乾杯となった。奇しくもQQ@横浜さんが古希の誕生日だとかで、それはめでたいと便乗して2杯目の乾杯となった。

豪華な夕食をいただいたあと、また談話室でひとしきり呑む。消灯後はすぐに静かになって、私としては珍しく、2時近くまで寝ることができた。


 Re:杣添尾根〜横岳〜硫黄岳〜峰の松目    ..山旅    
        2017/07/21(金) 09:21  No.4595
 
 
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下界は雲の下だったが上空には真っ青な空が拡がった。山小屋に泊まった甲斐のある山の朝になった。

6時には出発、まだ下半分は日陰にある赤岳と阿弥陀岳を背に硫黄岳に登る。時間はたっぷりあるので、山頂にて早くも大休止とする。かたわらを同宿だったツアー登山一行が休憩もそこそこに夏沢峠へ下って行った。我々は広い山頂を歩き回ってのんびりと四囲の風景をほしいままにした。早くも赤岳に雲が湧いている。一方では雲の中だった蓼科山が頭を出す。

硫黄岳にはちらほらと人影はあったが、峰の松目へと出発したあとは誰一人に会うこともなかった。赤岩の頭からの稜線は以前に較べるとかなりハイマツがかぶっているように感じる。峰の松目は地味な頂上だから、二度三度と訪れる人は多くないだろう。私は5回目くらいか。


 Re:杣添尾根〜横岳〜硫黄岳〜峰の松目    ..山旅    
        2017/07/21(金) 09:23  No.4596
 
 
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当初の計画では峰の松目からはオーソドックスにオーレン小屋に下り、夏沢鉱泉からは旧道を上槻木へと下る予定だったが、地形図を眺めていて、頂上から北西に延びる稜線が気になってもいた。むろん破線などあるはずもないが、状況によってはそれを下ってみるのもいいだろうと。

頂上でまだ9時になっていないともなれば、バリエーションルートをたどってみたくなる。時間の余裕、天気の安定、そして木々が乾いているといった条件がクリアできている。なにより参加者が藪漕ぎを厭わない人たちばかりなのでこういった行動ができるのである。

頂上三角点から西へと踏跡があったが、これは頂上一帯を歩き回った人の踏跡だったのだろうと思う。下るにしたがって踏跡などないも同然となり、しかし厚い苔に覆われた地表は柔らかく、大きな段差も膝に負担がないのはうれしい。もっとも後半では苔を踏み抜いて穴にはまってしまうというハプニングも相次いだが。

先の見えない樹林帯なので、目測をあやまって行きつ戻りつもしたが、途中には出色の尾根道もあって(画像)、かつては上槻木から直接この稜線を峰の松目に登り、硫黄岳を目指したこともあったのではと想像された。そうすると、八ヶ岳が女人禁制時代、ここで女は待つべしとされたからという「峰の待つ女」山名由来説がうなづけるのである。

途中、塚改めの標識が現れて、あとはそれを目印に下ればいいかと思っていたら、それは目指す方向とはそれていった。適当なところから夏沢峠の旧道に合流しようと北へ向かって急な山腹を下っていくと、また違った塚改めの標識に出会った。目指す方向がどうせ同じだからとその目印を辿っていったら、廃れた車道に出たところで右手から踏まれた径が合流してきた。そのときはわからなかったが、どうもこれが夏沢峠旧道だったらしい。

あらかじめ車をデポしておいた古田溜池までは荒れた車道の下りだった。それまでとは打って変わった明るい林はすばらしいが、坦々と続き、なかなか標高の落ちない車道下りはすこぶる長かった。まあ、滅多にない方法で峰の松目から下ったことは間違いないだろう。硫黄岳を出て以来6時間あまり、まったく人を見ることがなかったのだから、こんな時期の八ヶ岳でも場所を選べば静寂そのものの山歩きができるわけである。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:杣添尾根〜横岳〜硫黄岳〜峰の松目    ..やまねこ    
        2017/07/22(土) 05:41  No.4597
 
 
「峰の松目」・・何でこんな名称なんだろうと思っていました。八ヶ岳の女人禁制からきているんですね。「にゅう」といいなかなか興味深いです。「大同心」なんてのもなんかあるんでしょう。北アルプスには「ジャンダルム」とか「ザイテングラード」なんてバタ臭い名前あるのはやはりウェストンの影響なのだろうか。命名由来は面白い。
それにしても踏み抜くほどの「こけ・・」見てみたかったです。



 カンマンボロン    ..山旅     返信
      2017/07/14(金) 07:42  No.4588
 
 
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茶臼山には何度も出かけたが天気に恵まれたことはない。そのほとんどが7月だから無理もないのだが、たまには晴れてくれてもいいじゃないかと性懲りもなくまた7月に計画したら、やはり晴天ではないらしい。ところによっては雨にもなりそうな予報である。

参加するのはおとみ山だけなのであっさりと諦め、近場で代替案を考えていて、おとみ山がカンマンボロンに行ってみたいと言っていたのを思い出した。これまで木曜山行では2回、カンマンボロン経由で瑞牆山に登ったことがあるが、珍しくその2回とも欠席だったのである。

午後からは雷雨の予報もあることだし、カンマンボロンだけを目的に行くのもいいだろう、しかしそれだけでは行程が短かすぎるので、かねてたどってみたいと思っていたルートを付け加えることにした。要するに、カンマンボロンにわざわざ遠回りして登ってみることにしたのである。すなわち小川山林道分岐付近を出発点とする。

新緑、紅葉ともに瑞牆山麓の森は常に裏切らない。今はもう真夏ではあるが、濃い緑の下もまたいい。広くて緩い傾斜の林床はあくまで柔らかく、そしてヤブを分けることもないのはこのあたりの森の美点である。それだけにどこでも歩けるから方向だけは確かめつつ進んだ。

みずがきの森公園に入ると大岩でボルダリングに興じる人が何人かいたがカンマンボロン付近の大岩壁を登る人はいなかった。カンマンボロンへの径が一般道並みに固く踏まれているのは、クライマーがかなり通う径だからだろう。カンマンボロンのすぐ横の岩にもまだ新しい支点がたくさん設置されていた。

カンマンボロンは大日如来を意味する梵語で、大岩に縦に並んだ穴がその文字を彫ったものだという説があるためにこの名称があるのだが、よくもこじつけたもので、どう見たって水による浸食である。花崗岩の山にこのくらいの穴はどこにでもある。

お疲れ様でした。


 Re:カンマンボロン    ..おとみ山    
        2017/07/15(土) 20:31  No.4589
 
 
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行きたいと思いつつも、何故かこれまで参加が叶わなかった「カンマンボロン」。天候の具合で、特に師匠と二人だけの場合は、臨機応変・千変万化で、迷わず行く先変更〜それも、日頃何となくリクエストしておいた処を、ちゃんと正式メニューに採用してくれるという有難さ!!

予め山旅号回収用の自転車を置いた場所から上下すれば、短時間でカンマンボロンを往復出来るそうですが、そこは温情ある(?)師匠のこと、ちゃんと下から歩く方法を選択してくれました。

その前半部の広くて、殆どフラットかと思える程の林の雰囲気は出色でした。圧倒的に多い白樺と、林の豊かな緑がよくマッチして、障害物が無く柔らかな褐色の地面の広がりは、いつまでも歩いていたい位の素晴らしさでした。

そして、遠目にも鮮明に分かる「マスタケ」の鮮やかなサーモンピンクに、発見者の師匠と共にニンマリ。獲物や収穫がある山行は実に楽しいものです。

一人だったら迷うこと必至の後半のキツイ登りをこなして、辿り着いたカンマンボロンで、岩遊びをしばし楽しんで、悠々下山して見れば、時間はまだ13:30という早上がりでした。
仕上げは勿論、真夏向きの増富の湯でバッチリ!!

パノラマルートから分岐して、カンマンボロンに向かう、岩を縫うルートは、確かに分かりにくいですね。そしてカンマンボロンの入り口の巨岩の隙間をズリ抜けると、眼の上に梵字と称される穿たれた複雑な形の穴がタテにズラリと・・・・・岩をも穿つ雨や水の浸食力は凄いが、これを梵字に見立てた、人間の想像力だか信仰心もハンパでは無いですね。

写真は山分けして貰ったマスタケを、スライスしてオリーブ油で炒め、僅かな味醂で溶いた味噌で和える、バカの一つ覚えの食べ方。
これが実に珍味なのです! ビールがすすみ、ご飯のおかずにも最高!! 大満足の一日そして至福の夕餉でした。

ジャスト食べごろの耳たぶの硬さ。この適期を逃すと、材木を齧る食感になってしまい、アウトです。


 Re:カンマンボロン    ..やまねこ    
        2017/07/17(月) 06:20  No.4591
 
 
な、なんと瑞牆山のカンマンボロンに行かれたのですか!てっきり茶臼山だとばかり・・。

カンマンボロンは昨年5回単独行で訪れた瑞牆山で、うち3回はみずがき自然公園からの「パノラマコース」を辿り遂にカンマンボロンに行き当たらず岩峰登りの岩壁の基部まで行き撤退したのです。撤退時にまたもや道迷いとなりほうほうの体で富士見平からの一般コースに合流いたしました。ご一緒すればよかった。

昨年秋自然公園の管理小屋の親爺から「山頂までの最短コースだ」と甘言を弄されこのコースを辿り翌日この親爺に電話クレームしたら「迷っただろう。わはは・・あれはバリエーションなのだ」でした。一昨日一緒に行けば宿願がかなえられたものを・・。


 Re:カンマンボロン    ..おとみ山    
        2017/07/17(月) 09:20  No.4592
 
 
やまねこさん、今回は残念なことでしたね。
カンマンボロンでも、道迷い徘徊のご経験がお有りとは・・・・
流石、隅に置けませんね。

最少催行人数とか、参加者が乏しく天候不安の場合などには、師匠のひらめきで、前夜もしくは当日の朝〜急遽転身するケースが、ままあるので、そこは動物的カンを働かせて、前もって様子伺いをされるのが賢明かと思いますョ。

手遅れですが、ネットにこんなのが↓あったので、ご参考まで。
     thunter.or.tv/irorian/101205.html
そういえば、分岐辺りの右側・木の幹にカンマンボロンを示す、不鮮明ながら赤い「カ」の字が記されていたような・・・・・その手前の左側の岩には、金属のプレートが嵌め込まれていたような(→瑞牆山だったかな?)〜すべて幻です。

小学生に、梵字の大日如来など、断定的にウソを教えてはいけませんよね。

いずれにしても、木が裸になって、下からカンマンボロンが見えそうなシーズンにでも、また催行して貰いましょうか(塩山のFさんも、マイmixiに行きたいと・・・・・・)


 Re:カンマンボロン    ..山旅    
        2017/07/17(月) 09:26  No.4593
 
 
カンマンボロンにご関心があったとは知りませんでした。誘えばよかったですね。天候や人数で直前に行く先が変わることがあり、その場合、ほぼ近所の山への変更ですから、そんな気配がある場合はお問合せください。


 にゅう    ..山旅     返信
      2017/07/07(金) 09:27  No.4583
 
 
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この時期、にゅうと稲子岳を結んで歩くことを何年も続けたことがあった。イワカガミやオサバグサ、またコマクサがちょうど花期だったことと、稲子岳の凹地を知ってからは、八ヶ岳に最後に残った秘境の魅力が加わったからだった。

それらの写真を古い順に見ていくと、花の種類によって咲いていたり咲いていなかったりはするが、これは花期が微妙にずれるているだけのこと、しかしオサバグサやイワカガミが徐々に小ぶりになっているのがわかる。オサバグサにいたってはほとんど見かけなくなってしまった。他の山域で高山植物やキスゲやアヤメなどが鹿の食害で激減したという話は聞くけれども、ここでもそんな影響があるのだろうか。イワカガミに関して言えば、葉が減っているようには思えないのだが。

花が最盛期に較べると衰えたことと、稲子岳の凹地に無粋な鹿柵ができ魅力が半減したことなどで、毎年恒例ということはなくなってしまった。だが、そうはいっても夏になると暑い山は願い下げだから日帰りで行ける山の選択肢は限られてくる。となると、以前に登った山にまた登らざるをえなくなるわけで、しかし同じ山だとしてもルートは目新しくしたいのが人情というもの。

そこで思いついたのがにゅうを麓から登る方法で、白駒池から登ることがほとんどのにゅうだから、登山道は静かに違いないし、シャクナゲ尾根と白樺尾根を登降に使えばほぼ周回コースがとれるし、私にとっては両方の尾根をたどるのは2度目で、それもかなりの昔となっては記憶はほぼゼロで新鮮味もある。

去年2度計画に入れたのはいずれも流れ、今年もまた計画したら、晴れとまではならないものの、雨は降らないだろうという天気が訪れて三度目の正直となった。

八ヶ岳の頂稜を隠していた雲は中腹にあったらしく、そこを抜けると青空がのぞいた。シャクナゲ尾根はその名に恥じぬシャクナゲの多さで、花づきのよい年ならさぞ素晴らしいことだろうと思われる。シャクナゲで有名な山域はその花期にはにぎわうが、ここは穴場ではないだろうか。歩く人が少ないのだろう、地面の柔らかさは特筆すべきで、白樺尾根の分岐からは苔蒸した、例の北八ツの森が続くが、せっかくの深山の趣を壊す、多すぎるピンクのテープが目障りである。

イワカガミやオサバグサがちらほらと現れると白駒池からの径が合し、突然地面が固くなる。にゅうには20人ほどの人がいて、さすがに人気の山である。今年はJRのキャンペーンで長野県が取り上げられ、白駒池あたりの苔の森を散策する吉永小百合のコマーシャルが流れているから、そのせいもあるのかもしれない。

20回は登っただろうにゅうの山頂からの展望に新鮮さはないが、それでも展望が効いたにこしたことはない。北は蓼科山や美ヶ原まで見えたし、南には天狗岳も見えるとは望外の収穫だった。

降りに使った白樺尾根は、シャクナゲ尾根よりさらに歩く人は少ないらしく、途中、倒木に邪魔されたり、踏跡の怪しいところもあったが、下るにしたがって良くなって、傾斜が緩んでからは公園の遊歩道を歩くがごとくになった。ドウダンの群生があるので、そこまでは下から歩いてくる人がいるのだろう。

山から下って、すぐに八峰の湯にドボンとなったが、10周年記念セール中ということで、入浴料が安くなったうえに、無料入浴券までもらった。朝方ラジオを聴いていたら、私、つまり3月生まれは運勢が良く、行ったら得するのは高い場所で、高いビルとか塔とか山がいいでしょうと言っていた。なるほど私に関しては当たったらしい。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:にゅう    ..おとみ山    
        2017/07/08(土) 08:51  No.4584
 
 
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何回目の「にゅう」になるのか〜咄嗟に把握できないところは、整理整頓術が苦手な性分によるものであるが、今回は初めての、シャクナゲ尾根から登って白樺尾根を下る、正真正銘のにゅう登山ということで、期待度も高かった。

そして結果は? 年齢不相応のややロングルートではあったものの、幽玄な針葉樹林と、その地表も岩も風倒木も覆いつくす圧倒的な量の様々な苔類、希少種となりつつある(?)オサバグサを筆頭に、点在していた数種の高山植物に癒されながら、気分はハイの楽しい山行であった。

歩く楽しみに花を添えてくれたのが、我々の直ぐ近くの枝に飛んで来て、写真を撮り終えるや否や、さっと身を翻して飛び去った、サービス精神満点のホシガラス(添付写真)。

黒褐色のボディに白い星のデザインがお洒落で、コントラストが美しく、カラスという名前とお世辞にも美声とは言えない鳴き声に、関心が薄かった鳥だったのが〜その器量の良さに評価を一変させることになった。

白駒池から往復する訪問者が多いらしく、山頂付近では珍しく大勢の人類に出会ってしまったが、これも登山道と標識・テープが完備する山とあっては、致し方の無いこと〜渋谷・新宿の佃煮的雑踏に比べれば、可愛いものと納得することにした。

梅雨の隙間を縫って、眺望もまずまず、気温も風も酷暑の下界に比べれば天国的。 目ざとい師匠が下山ルートでヒカリゴケを発見してくれたり、最後にはまだ花を残すサラサドウダンの群生地を通過したりと、おまけの楽しみにも恵まれた素晴らしい一日であった。

ダメ押しは300円の利用料に、タダ券1枚プラスの八峰の湯(ヤッホーの湯)、これも強運の師匠のお陰ということで〜感謝!


 Re:にゅう    ..おとみ山    
        2017/07/08(土) 08:54  No.4585
 
 
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ついでに、貴重なヒカリゴケも一枚。

 Re:にゅう    ..おとみ山    
        2017/07/08(土) 09:23  No.4586
 
 
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調子に乗ってもう一枚。ネットから引用ですが、これが「にゅう」の正体。山中の標識には「にゅう」「ニュウ」「Neu」遂には「乳」の表記も。

刈り取った稲を干すために、「稲架・はざ・はさ」とか、地方によって一本立てた杭に蓑虫状に積み上げて行く「ほにょ・ほんにょ」とか・・・・・その一つが「にゅう」なのだそう。

下から見たにゅうの突起を、円錐形もしくは三角錐型の、田んぼのにゅうの姿に見立てたのでしょうか。想像力豊かな人なら「乳」も許されるでしょう。

余談ですが、宮崎県にある航空自衛隊の基地は「新田原」と書いて「にゅうたばる基地」。新=New・ニュー、英語とかけた洒落かと思いたくもなるが、新を「にい」と読んだのが、いつの間にか「にゅう」になったらしい。

JRの駅名はまともに「しんでんばる」(福岡県行橋市)、以上請け売りの一発でした。



 Re:にゅう    ..やまねこ    
        2017/07/16(日) 08:06  No.4590
 
 
足手まといのやまねこです。

先日の「にゅう」は有難うございました。足手まといは致し方なしですが、なんとか落伍せずに無事下山できました。多少の印象を以下綴ってみました。

今回は出だしがいけませんでした。出発時に荷物持ってガレージに行こうとして玄関のいつもの鍵ボックス見ました。バイクの鍵が無いのであります。「あれ!いつも帰宅時はここに置くのに?どこだろう?」家の中を探しました。テーブルの上、PC台、キチンガステーブル、応接間に積んである洗濯完了の衣類の山・・しかし、ないのです。東京の女房殿にTEL、「何で私に聞くの!昨夜帰宅しガレージにバイク置いたあとの足取りもう一度見なさい!」でガレージから玄関までの通路や玄関および室内くまなく探しました。ありません。疲れて洗面所までふらふら行くと洗濯機の蓋が開いています。ふと中を見ました、昨日暑くて汗をかいたズボンを脱ぎ洗濯槽に投入したのです。「まさか」とズボンのポケット探りました。ありました。鍵があったのです。こうして今回の木曜山行は傷心の出だしだったのです。時間遅れて待ち合わせ場所の大泉駅前の駐車場に到着しました。皆さん待っていてくれました。誠に申し訳ない!

山旅師が「掲示板には『こけ〜っ!』って書けばいい」と言い放っていました。その通りであります。北八ッは「こけ、こけ、こけ・・・」の印象が誠に鮮烈、鮮明であります。特に行きの登りのシャクナゲ尾根から右手の向かいのシラカバ尾根?の側に一面にびっしり貼りついたコケは見事そのものでした。「なんだ!あれは・・」緑のビロードのぶ厚そうなコケの絨毯が斜面を一面に覆っていました。後刻にゅう山頂にておとみ山氏に告げましたが「見逃した」とのことでありました。山旅師が「JR東日本のCMで吉永小百合が『400種の苔がある』と言っていたのはここの苔だ」と言っていた。しかし、400種もの苔をこの森で丹念に一つずつ確認して行った人物とはどんな男?だろう。気が遠くなる。山道で花を見つけ「オサバグサよ」「イワカガミだ」と確認して喜びつつ進む坂井女史、おとみ山両氏の比ではないに違いない。遥か昔夜空の星屑を凝視し星座を考えた古代ギリシャ人も同じような生態を持った人種であったのだろう。平均値人間とは程遠い3σ(98%)の外側なのだ。

例によって小生の後部についたおとみ山氏、坂井女史二人はそこここに見られる可憐な花に歓声を挙げていましたが花音痴の私は「何たる静かな森か・・何たるコケの見事さか・・」森林とこけしか目に入りません。南八ガ岳にはないこの「こけ」群はなぜここにこんなに?気候は南と変わらないのに・・。恐らく湿度が高いからか、ならばなぜここの湿度が高いのか。肌にはそんなに感じない。いろいろ歩きながら考えました。「ここのコケは静寂だから安心して育つのだ」が吾の結論であります。騒山婆衆、こまどり内館嬌声の山では無理なのです。

南途中からシャクナゲの木も消え森林登山道を黙々と進みました。「にゅうは有名な山だ、今回は人類と頻繁な遭遇あるだろう」と覚悟して来たが二人連れの下山者と会っただけでした。「この時間にもう下山か?」と思いました。山旅師が「天狗岳登り黒百合ヒュッテ泊まりで下山して来たんだろう」と言っていました。

いつの間にかシャクナゲが消えたのは「高度が上がったからだ」と山旅師、こけに気が取られ気づかなかった。白駒池からの分岐を過ぎるとゴツゴツ岩に木の根が貼りついた誠に歩きにくいルートになった。もう一つの分岐を過ぎると山頂近くの岩となった。「にゅう」の山頂だ。「乳」「にゅう」「ニュウ」「NEW」・・色々な人物が命名したのだろうが、どれが本物か?まさか英語の「NEW」は後付け語呂合わせだろう。山旅師によれば稲の収穫後の藁を塔状に積み上げたものを言うらしい。これは関東以北東北では「サンダラボッチとかムギワラボッチ」と言ったと思う。たしか吉展ちゃん事件の犯人「小原保」が故郷の福島に逃亡していた際、刈り取り終わった田んぼの「サンダラボッチの中に3日寝て人目と寒さ凌いだ」と取り調べで白状した、と言う。この塔状の形態が「にゅう」と似ているかららしい。山頂から向こう側覗いたら断崖になっている。怖い!15人位の登山者が貼りついていた。天狗岳も見えたが若干ガス掛かっていた。あの山に中学2年の時に学校行事で全学年200人位で諏訪側渋の湯から登った。東京下町の中学校だったが確かクラスメート1名が登りで高山病に掛かり動けなくなった。ガリベン秀才の千葉からの越境生徒で美男子で女性徒に人気抜群だった。「ザマーミロ」と思った。「稲子岳」と言うのは初耳だ。こちら側に行ってみたい。帰宅して調べたら「北八ツの秘境」とあった。

下山時に先行山旅師が正規ルート以外のササやぶを漕いで林道に出たがこの途中の木に黄色いリボンが巻いてある。赤いリボンではないがいわゆる山道の正規道標マークではないらしい。山旅師は「どういう意図でマークがつけられたのかを判断しなければならない」と言っていた。先日の臨幸峠時も「鹿道だからこっちはだめだ」なんて教わった。単独行の加藤文太郎は一体どういう動物感を保有していたのか?

帰路の温泉は「八峰の湯」に寄った。茅葺の鄙びた温泉かと思っていたが誠に立派な施設で開場10周年で¥300でした。ラッキー。1年間有効の無料入場券も貰ったが又来なくては使えない。出口で地元の入場者にプレゼントしてもよかった。
今回もなんとか「足でまとい」は免れたいい山行でした。一時最後尾になり下山中又しても道間違えて降りかかったが初めての同行の田原氏に「そちらではないよ」と助けて頂いた。感謝です。  
やまねこ



 大笹峰    ..山旅     返信
      2017/07/10(月) 07:17  No.4587
 
 
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梅雨の晴れ間の週末となった。この晴れ間を逃すと次はまた雨マークが続く予報である。とはいえ、日帰りで繰り出す人はあっても、宿泊までして遊びに行こうという人はこの時季少ない。何しろ夏休みが控えているのだから。

だから、人出の多い週末はまず避けることにしている横山夫妻からの突然の問い合わせにも「すべての部屋が空いております、山へもご一緒できます」と手もみしながら応えたのであった。横山さんに会いたいからいらっしゃるときには誘ってくれとAさんには頼まれていた。これまでことごとく都合がつかなかったが、週末だからひょっとしてと誘ってみたら、これもぜひにとなった。

晴れたら暑いのはわかりきっているのだから山選びは標高が決め手である。霧ヶ峰方面は私や横山さんに目新しいところはないが、Aさんはほとんど知らないというので、じゃあそちらへ行こうとなった。しかし、もっとも人出の多いこの時季の霧ヶ峰である。下手なところへ行くと人を見に行くようなもの。そこで、つい先日木曜山行で歩いたルートで大笹峰に登ることにした。これなら、少なくともエコーバレーからの一般道に出るまでは誰ひとりいないだろう。

大伐採でまるで雰囲気の変ってしまった大笹峰へのハイキング道には横山さんもびっくり。すでに伐採地には次のカラマツの苗が植えられ、まわりは鹿柵で囲まれている。その中にだけちらほらとキスゲが咲いているのはやはり鹿がキスゲ激減の原因だろうか。

帰り道にはビーナスラインを通ってみたが、同じく鹿柵の中だけはキスゲが咲いている。車山肩の駐車場は満杯で、その向かいの、普段は無料の駐車場は臨時有料駐車場になっていた。こりゃかなわんと止まらずに通過した。霧ヶ峰は夏が似合うが、遊ぶ場所は選ばなければならない。



 山のカレー屋 7月は割引中    ..山旅     返信
      2017/07/03(月) 18:34  No.4582
 
 
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いよいよ暑くなってきました。山のカレー屋は7月は全品100円引きにて営業中です。http://yamatabi.info/curry.html

お出かけください。営業日以外でも大丈夫なこともあります。電話でお確かめください。





 


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