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新しい年になってから、茅ヶ岳山麓の伐採地巡りや木喰上人ゆかりの地を訪ねる低山歩きを中心に徘徊を続け、90才に手が届きそうなご老体中心の山行では、もう1000mを超える山を歩く機会は絶たれつつあるかと、やや悲観的な気持になりつつありましたが……
おっとどっこい。我々には強い味方がありました。今回は、諏訪湖を眼下に見下ろす大見山(1354)と知って、少しは留飲を下げることが出来るかと、参加したところ、師匠のコメントにことの経緯が記されているように、春〜秋の切り札、霧ヶ峰への転身が実現しました。
丁度、冬から春への端境期。1600mを超える霧ヶ峰には、雪もたっぷり。人も車もほぼ下界で春待ちの仮眠期? 完全貸切り状態で、ロングお絵描きタイムのSさん、飽きることの無いウルトラ山岳展望と雑談に時を費やした男性陣3人。多少の寒さは我慢して、霧ヶ峰の大きな懐でゆったりと楽しませて貰いました。
師匠の八ヶ岳全山写真に触発されて、こちらは同じく地元の山として、特別に親近感を持つ、南アルプスの3巨人の雄姿で。 霧ヶ峰から真南に、北岳を挟んで右に太刀持ちの千丈ヶ岳、左に露払い甲斐駒ヶ岳と揃い踏みの豪華版です。 一番遠い北岳が、何故か甲斐駒より手前に見えるのは、カメラか腕が悪いのか?愛嬌です。
旅人木さんのサイト、昭和初期〜自分が生れる前後のスキー黎明期の貴重な写真や、往時の賑わいに、再び感銘を新たにさせていただきました。名古屋から毎度遠征のNさん、帰りの温泉も含めて、たいへんお世話になり、有難うございました。
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