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前座の山中新年会(1/4)に続く、コロナ2年度の初山行は、相変わらずの好天のもと、僅か3人で終日無人の貸切登山〜無論、コロナもゼロ匹。勝手な言い分かも知れませんが、下界の騒動とは隔絶された最上の逃避安全山行?でした。
この日、列島は未曽有の寒波と台風並みの強風に見舞われて、北国から九州に至るまで、豪雪の予報が出ていました。 八ヶ岳も南アルプスも、すっぽり雪雲に覆われて、上空では暴風の喚き声が轟く中、この日の最高地点の饅頭山でも、1035m〜ロッジ山旅及び同行のIさん宅とほぼ同じ〜という、長閑な散歩コースであったことも幸いでした。
風倒木など、荒れた箇所も多少はあったものの、陽が射し込む広葉樹主体の冬の低山と冬道の良さは、出色と言って過言では無いと信じています。これまでに接して来た海外の山々は、独断と偏見で極論すれば〜高さだけ〜岩峰に満ち〜圧倒される迫力〜緑があっても針葉樹が支配〜と、価値観や好みの問題はありますが、殺風景で潤いが無く、四季の変化にも乏しいですね。
上空の風の音以外に聞こえてくるのは、がさごそと落葉を踏む音だけ。今回師匠が選んでくれたコースは、おおむね緩やかで、いつの間にか500mの標高差を稼ぐ、末期高齢者にも優しい理想的なものでした。季節を変えて、特に新緑の時期にもまた歩いて見たいねとは、3人の一致した思いでした。(カメラを忘れ、スマホで撮った写真も、事後処理が分からないという情けなさで駄文だけ・・・お粗末さまでした)
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