TOP ホーム ページ一覧 |


No.4608 への▼返信フォームです。


 御所ヶ池(入笠山)    ..山旅     >>引用
      2017/07/28(金) 08:00  No.4608
 
 
前半最後の木曜山行はぎりぎりまで催行未定だったので、結局都合がついたのはおとみ山だけ、昨今はとても多い二人山旅である。

催行を決めてから山探しをしたわけだが、天気はあまり良くなさそうなので展望の山へ行ってもしかたない。しかし暑いところは絶対に嫌だと、金はかかるが一気に1800mまでゴンドラが運んでくれる入笠山に行くことにした。

むろんこの混み合う時季に入笠山そのものに登るはずもない。地形図を眺めていて、今まで気づかなかった水色を見つけたので、これを探ってみようと思ったのである。水色、つまりは池である。さんざんこのあたりの地形図は眺めていたはずなのに、今まで気づかなかったのだからいい加減なものである。ま、それほど小さい池だともいえる。

ネットで調べたらちゃんと記録が出ていたので、なあんだと思ったが、詳細は見ないようにして、新鮮さを保つようにした。

多くの小学生の列の後に並んでゴンドラに乗る。マナスル山荘までは観光地そのものなのが、伊那市側に入ったとたん誰一人いなくなる。法華道の入り口までは車道歩きだが、サルオガセにすっかり覆われたカラマツや、ジャングルのようになったズミやダケカンバなど、あたりの樹林が面白いのであきない。牧場地帯に入るとずらりと並ぶはずのアルプスがさすがに眺められなかった。

法華道というのは、要するに身延山から高遠に布教に向かう法華宗の僧侶が歩いた道だという意味で、甲州街道から2000m近い峠を越えるのは大変なことだっただろうと思う。もっとも、その南には赤石山脈が横たわっていることを考えると、それでも身延から伊那谷へのもっとも労少なかった経路だったのである。

御所平峠から尾根伝いに高座岩へは何度も行ったが、峠を向こう側に下るのは初めてである。ひたすらカラマツの植林地だから面白みはないが、黄葉すればすばらしいだろう。その時季に行ってみたいと思う。法華道以外にも植林作業道の名残の道があって、しかも草深いから分岐がわかりにくいところもある。まだ新しい道標が立っているのは、この道が整備されて間もないからで、しかし例えば西麓の芝平から入笠山に登ろうという人がさほどあるとは思えない。いつかはまた草に埋もれてしまうかもしれない。

池の分岐には道標が立っていて「御所ヶ池」とあった。そこからはごくか細い踏跡をたどることになった。池は地形図どおりの小さいもので、深さもあまりない。昨日は霧深い日だったからそれなりの印象だったが、秋の明るい日にでも行けばまた変わった印象を持つだろう。ま、それにしても御所ヶ池とは名前負けには違いない。

往路をそのまま戻るのもナニかと思って、古い作業道を登って行ったら途中で道が消えてしまった。あとは方角を定めて笹を漕いでいったが、牧場があるせいで近道はできず、結局、元の法華道に戻って御所平峠に戻った。マナスル山荘からは、また小学生の群れに混じって下ったのであった。

おとみ山、お疲れ様でした。


 Re:御所ヶ池(入笠山)    ..おとみ山     >>
        2017/07/28(金) 17:30  No.4609
 
 
もう慣れっこになった二人旅は、ほぼ毎回ミステリーツァ感覚で、楽しい思いをさせて貰っていますが、今回も入笠山へと前夜に聞いて、人跡未踏に近い野生動物天国の徘徊かと、楽しみにしていたところ、何と目的地は受け取った地図上に一滴の涙ほどに記された青い小さな池だとのお達し。

これには意表をつかれたというか〜長い歴史を誇る木曜山行史上でも、恐らく初の試みでは無いかと、つまりスタート地点よりも、目的地の方が標高が低いという大胆プランだったのです。

登山変じて、池を目指して下山。 師匠ならではの思い切った発想に基づく、鋭い変化球だったという訳です。

大勢の小中学生や大人で、銀座並みの賑わいを見せていた、マナスル山荘までとは真逆の静寂境は、言わずもがなの世界。
明け方まで降っていたのか、たっぷり雨水を含んだ笹や下草に、スパッツを出し惜しみしたズボンの膝から下は、ぐっしょり濡れ、気温も幸い18−20度程度と理想的であったため、暑がりの二人も殆ど汗知らずで、下界の猛暑をよそに涼気をたっぷり浴びた、避暑徘徊の巻でした。

行って見て分かった御所ヶ池の名前。雨上がりでやや泥色を呈していましたが、猪や鹿の格好の水飲み場兼ぬた場なのか、水際には無数の足跡と泥浴びの跡がありました。
写真の人物の怪しげなポーズは? 放水ショーではありませんので、各々方誤解の無きように・・・・・

私の1枚は、帰途師匠が目ざとく見つけた、ハナビラタケの大株。
やや旬を過ぎた感はありましたが、本日ロッジの集会で、キクラゲよりは柔らかい、その食感を早速賞味せていただきました。

少雨と乾燥で、キノコの発生には不都合だったことと思いますが、梅雨明け後の雨続きで、これから夏キノコを中心に、山が賑わってくれることを期待したいものです。


 Re:御所ヶ池(入笠山)    ..おとみ山     >>
        2017/07/28(金) 17:40  No.4610
 
 
もう一枚。 これは魂消た驚いた!
ここはトロロの森か何だか知りませんが、地表まで垂れているかと思われる長大なサルオガセがぞろぞろ。

空気中の水分だけ吸って? よくも成長したものです。
師匠と「これの料理法を誰か考案してくれないかなぁ」と。仙人に一度聞いて見たいものですね。

ブータンでは、これを枕に詰め込むのだそうですョ。


 Re:御所ヶ池(入笠山)    ..やまねこ     >>
        2017/07/31(月) 09:14  No.4612
 
 
足手まといのやまねこです。
「入笠山」は子供や家族連れが行くところだと思ってましたがやはりミステリアスなところへ行ったのですね。
梅雨時期、霧に包まれた池・・ホラー映画「悪魔のいけにえ」にこんな湖があったような気が・・。
池に向かって仁王立ちでなく前方に向かっての中腰姿勢は確かに放水ショーを彷彿させますね。二人並んで立っていなくて良かった。


名前
e-mail   URL
題名色
文字色
タイトル  
添付  
フォームに保存  プレビュー      削除キー