|
素晴らしき新連載開始…
まさに「我が意を得たり!」と快哉を叫んで読み始めました。 今回の4編は、いずれも横山さんや長沢さんの著述や聞いたお話で慣れ親しんだものばかりなので、本当に嬉しい限りです。
『倉骨、槍』編の原著で、横山さんは、朝に見た八ヶ岳全景を ……早くも夏雲を湧きたたせた雄姿は、颯爽と波を切る重巡の様としかいいようがない。……と讃え、 そして登り着いた倉骨山頂では、 ……わずかにのぞく八ヶ岳に挨拶を送ると、さしもの重巡も白い波頭乱れ飛ぶ荒海に難航していた。……と述べられています。
私は、盛夏の八ヶ岳の山容をこれほど的確に言い当てた表現を他に知りません。 その"重巡"の写真を、当HP上で再び、今回はカラーで目にすることが出来た幸せを噛みしめております。 (原著ではモノクロでしたから)
幸先良いスタートを諸手を挙げてお祝いするとともに、末永き連載を楽しみに、心待ちにしている次第です。
|
|
|
|