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 旧羅漢寺と昇仙峡    ..山旅     >>引用
      2021/01/15(金) 10:25  No.5855
 
 
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10年ほど前から数年間、羅漢寺山界隈を集中的に歩いたことがあって、その結果、現在の『山梨県の山』にガイド文を新たに加えることになった。その際、この顕著な山域に一般的な名前がなかったので「羅漢寺山塊」と名付けておいた。

そこで紹介したのは、荒川沿いに新道が拓かれるまでは金桜神社への参拝路の本道だった、主稜線に通じる御嶽外道を歩くもので、これは、ロープウエイの通じるパノラマ台付近をのぞけば静かに歩けるのが何よりである。

拓かれた新道というのがすなわち現代の昇仙峡の道で、今さらわざわざ山のガイドブックに載せるまでもない観光地である。しかし、冬の時季には観光客も減って、さらにはこのご時世ではなおさらだろう、昇仙峡の核心部、仙娥滝附近は格別の迫力があるから、たまには歩いてみるのもいいだろうと立てたのが昨日の木曜山行の計画であった。

ボルダー以外に訪れる人がほとんどいない羅漢寺沢を遡って、旧羅漢寺跡を訪ねたのち外道に出、パノラマ台で観光客になってロープウエイを使って下り、昇仙峡を見学するという、一粒で3度くらいおいしい計画である。

旧羅漢寺へは目ざわりなほどテープが木に巻いてあって、これは前回にはなかったことで、最近では訪れる人も増えているのだろうか。有難迷惑の典型である。もっとも、目印があったとしても気軽に入れる場所でもない。

よくぞこんな場所に建てたものだという旧羅漢寺跡あたりから直接弥三郎岳方面へと登れば、また面白い遺構があるようだが、我々は無理をせずに外道へ出た。パノラマ台が近くなると、そろそろ観光客の声が聞こえてくるのだが、まったくそれもなく、やはりこの季節ならではだなと思った。

パノラマ台へ着いたら誰一人いなくて、これはいい機会だと、普段なら絶対に休まないであろう駅前のベンチで富士を眺めながら馬鹿話をしているうち、どうもこれはおかしいのではないかと思い始めた。つまり、ロープウエイが動いている気配がまったくないのである。

営業所に電話すると、冬の点検で休業中ですと。人がいないわけである。「ガーン」これで下りを楽しようという野望がついえた。しかし、初めて歩く下山道は、ほぼ檜の植林地で暗いが、傾斜と地面の状態がとてもよく、足任せに下ることができた。それと、山腹にある無数の石垣にかつての生活が偲ばれ、これはなかなかのケガの功名だと思った。

掉尾を飾る昇仙峡核心部は、さすがに名勝となるだけのことはある。河原の大岩に積もった雪とあいまって水墨画そのものの世界である。秋ならば渋滞するかもしれない歩道で行き交った人も数人程度で、思う存分冬の峡谷を堪能した。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:旧羅漢寺と昇仙峡    ..おとみ山     >>
        2021/01/16(土) 11:24  No.5856
 
 
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お陰様で、一粒で3度以上美味しい一日を堪能できました。
迂闊というか不埒というべきか〜実は昇仙峡の核心部を歩いたのは、全国行脚に邁進して来た長い人生史で初めてでした。 理由は簡単!俗塵にまみれた大観光地との先入観から、何となく敬遠して行きそびれていたのです。

慶安年間(1651)に焼失してしまったという旧羅漢寺跡を辿りながら歩く登りは、巨岩が点在して、元々歩く人が皆無に近い秘境。
稜線に出てからパノラマ台〜弥三郎岳に至る俗界は、普段であればロープウエイで上がって来る観光客で、ごった返す銀座。ところがここで出会った人類はたったの一人という大珍事。

恐らくコロナ禍の影響で、ロープウエイを休業にして、保守点検工事期間に入っていたようで、これも我々にとっては思いがけないプレゼント。文明の利器のお世話になる積りで歩いて来たこともあって、一瞬「エッ!歩いて下るの?」と、ひるんだものの、これまた歩きやすい静かな貸し切り散歩道的な楽勝ルートだったのです。

下った後は、名所の迫力ある仙娥滝、真上に聳える覚円峰を筆頭に、山中・山上同様、特徴ある巨岩が多い昇仙峡のハイライトを満喫〜ここも人影はごく僅かというラッキーさでした。
写真の石門も一見二見の価値あり・・・・・左側から歩道の上に覆いかぶさっている巨岩は、右側の岩に乗っかって支えられているかのように見えますが、地球は不思議です。自然は驚異です!

改めて見直した昇仙峡の素晴らしさは、私的には黒部峡谷と耶馬渓と並ぶ、日本三大渓谷美と推挙したい気分。流石は昨年日本遺産に指定されただけのことはあると、納得をした次第です。
屋久島白谷雲水峡の良さも格別。更に大杉谷や清津峡などの有名どころは未訪なので、独断に過ぎないかも知れませんが、渓谷も周囲の山も、巨岩・奇岩に彩られている素晴らしさは、天下一品間違いなしというのが、この日の感想でした。 


 Re:旧羅漢寺と昇仙峡    ..おとみ山     >>
        2021/01/16(土) 11:30  No.5857
 
 
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石門を潜ってから、前出の巨岩を振り向いてみると、何と二つの岩の間には、数センチの隙間があって、それぞれ独立していたという不思議だったのです。これぞ魔訶!!

 Re:旧羅漢寺と昇仙峡    ..山旅     >>
        2021/01/16(土) 13:00  No.5858
 
 
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先週に引き続き、またしても仏滅の刃が振り下ろされました。

たしかに昇仙峡はすばらしいのですが、入口でエイリアンを倒さねば入れないのはちょっと困りものです。ちなみに、出口にはゴジラがいました。


 Re:旧羅漢寺と昇仙峡    ..おとみ山     >>
        2021/01/16(土) 22:21  No.5859
 
 
名前は聞いたことがありましたが、映画も観ていないし、急所がどこなのかも知らないまま立ち向かう破目に。敵も飛んだ古代人の出現に拍子抜けしたようで、戦意喪失? 無事すり抜けて来ました。

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