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読書日記ー16 >>
クマジィ 2017/04/17(月) 04:13
.gif / 2.3KB 昨日は初夏を思わせる陽気でTシャツで散歩に出かけた。
今朝のウオーキングスタイルも夏用で出かけて見るとするか・・・

●香納 諒一著:「無縁旅人」 文春文庫

【家族や地域の絆を失った無縁社会に警鐘を鳴らす問題作・・・
養護施設から逃げ出した十六歳の少女・舞子は、なぜ死なねばならなかったのか? 若者たちが抱える孤独と痛みを描く警察小説の白眉。―本の紹介より―】

犯人らしき男が取調室で刑事と話すシーンがある。
「最もつらかったのはそうした不安にいつも直面し、怯えて暮らしていなければならなかったことじゃありません。だんだんと自分が社会の一員だと思えなくなってなっていくことでした。毎日毎日、自分の時間を切り売りしてお金を稼いでは、食べて休む繰り返しです。そんな暮らしの中では、だれか他人を慮る余裕なんかありません。自分が生きるだけに精一杯で、それ以外には何一つできないんです。刑事さん、孤独ってなんだかわかりますか。それは、一人きっりで話す相手いないことじゃありません。自分が、誰か自分以外の人のために、何かしてあげられる存在ではないと思い知ることです。」と・・・

今の社会、ネットでは繋がっているがフェイスtoフェイスで繋がっていないところにも、このような原因が潜んでるような気がしてならない。やっぱり人間である以上、誰かと会って話をすることや、誰かのためにと思って行動することが、今だからこそ求められているような気がしてならない。

著者の本は「幻の女」以来、久しぶりに読んだ。



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