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読書日記ー34 >>
クマジィ 2018/10/10(水) 04:06
.gif / 2.3KB 台風24号の影響で電車の架線が塩害で火を吹き大きな遅れを出しているが、仕事がらよくよく観察してみると都内の樹木の多くも葉が枯れて無残な姿になっている。

●田辺 聖子著:「姥ざかり女の旅笠/小田宅子の東路日記」 集英社文庫

【江戸、天保の頃。筑前の商家のお内儀達がお伊勢詣りに出立する。一行は、仲良し五十代女四人と荷物持ち兼ボディガードの男三人。家業を子に譲ってから、和歌を学び、古典の教養溢れる女達の旅はエネルギッシュ。伊勢参宮から、信濃の善光寺、ここまでくれば日光詣りもと突き進み、江戸見物から東海道、京・大坂へ、海路陸路の五ヶ月八百里一。生気躍動する女旅の豊かな愉しさが甦る知的冒険お買い物紀行。第八回蓮如賞受賞作品。ー本の紹介より―】

俳優の故高倉健さんがイラストレーターの福山小夜(確か雑誌トランヴェールに挿入画を担当していた)さんに「うちの先祖(5代前・小田宅子)の人が、こういう日記を書いているらしいが、これをわかりやすく読めるようにはならないものだろうか、ということから田辺聖子氏が著書を著した。いや〜九州から善光寺、日光と約3,200kmを5ヶ月かけて旅した50代の女性の好奇心に驚きを隠せない。一日大体20~30kmぐらいは歩いていた。
著書に幕末の志士清河八郎の「西遊草」を数多く引き合いに出しているのも面白いし、同じく山形県の農家の男達(梅津猪五郎他)で伊勢参りした日記やイザベラ・バードのことも併せて書かれているので、当時の旅の様子が実によくわかって面白い。ちなみに私も5年ほど前、150kmを4日間で歩いたことがあるが、一日最長50kmを歩いたら、足裏に大きな肉刺(マメ)を拵えて大変な思いをしたことがある。(再読)



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