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No.434 への▼返信フォームです。


▼ ル・グウィン   引用
  あらや   ..2018/01/26(金) 09:50  No.434
  ル•グウィンさん死去 88歳 「ゲド戦記JのSF小説家
【ロサンゼルス共同】米メディアによると、ファンタジー小説「ゲド戦記」などで知られる人気SF作家アーシュラ・K・ル・グウィンさんが22日、西部オレゴン州ポートランドの自宅で死去した。88歳だった。詳しい死因は不明。数ヶ月前から体調を崩していた。
 1929年、西部カリフォルニア州バークリー生まれ。ニューヨークのコロンビア大などで学んだ後、フルブライ卜奨学生としてパリに留学。歴史学者と結婚後、夫がポートランド州立大教授となったため、ポー卜ランドで生活し、50年代末から小説を書き始めた。
 68年に「ゲド戦記」の1作目「影との戦い」を発表し、2001年まで6作を出版した。69年の「闇の左手」で優れたSF作品に贈られるネビュラ賞、ヒューゴー賞などを受賞、広く知られるようになった。
 作品は各国で翻訳され、日本にもファンが多い。06年には「ゲド戦記」をスタジオジブリがアニメ化した。
(北海道新聞 2018年1月24日夕刊)

悲しい。どんどん時間との戦いになってきている。「ゲド戦記」については、元太君との懐かしいインタビューがあります。元気でやってるかい。

http://lib-kyogoku.jp/yugakukanhp/PDF/paper/paper46.pdf


 
▼ ナタリー   引用
  あらや   ..2018/01/30(火) 13:43  No.435
   ナタリーは『嵐が丘』を愛読している。ブロンテ一家のこともよく知っていた。百五十年前、イングランドのどことも知れぬ田舎の牧師館に住んでいた四人の天才たち。どれほどさみしい日々を送ったことだろう? ナタリーがくれた伝記を読んで、気がついた。自分は孤独だと思っていたが、このきょうだいにくらべたら、ぼくの生活なんて賑やかな社交パーティの連続だ。それでも、ブロンテきょうだいはおたがいの存在に支えられていた。
(アーシュラ・K・ル=グィン「どこからも彼方にある国」)

図書館に荒巻義雄を借りに行ったら、児童書架に見つけたので。

へえ、ル・グウィンも『嵐が丘』なのか…(小さな共感) あれはサルトルの『嘔吐』だったろうか、旅のホテルの部屋に入ったボーヴォワールがまず一番に行うこと、それは、エミリ・ブロンテの肖像画を壁に掛けること…っていう場面が妙にこの歳まで印象に残っているんだけど。それに似たような共感ですね。

1976年のアメリカ(西海岸?)のヤングアダルト小説が、なぜ2011年のあかね書房(おお!懐かしい。まだ健在なのね…)から出版されるのかよくわからないが、小樽の図書館にあったのはラッキーでした。



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