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No.478 への▼返信フォームです。


▼ 谷暎子さん   引用
  あらや   ..2017/05/06(土) 09:14  No.478
  東日本大震災が起こってから、自分の中で、それでも読むべき震災前の本と、もう読まなくてもいい作品や作家が分かれてきたように感じる。残すべき本と、消えてしまってかまわない(読まないで死んでしまっても後悔はしない)本を頭の中で選り分けている自分がいる。

なんでこんな奴が生き残ったのか…という憤りがやはりある。その憤りは、やがて、なぜ自分は生き残ってここにいるのだろうという自問にもなるのだが。そのことを、戦争を生き残った人たちも想ったのではないか。同人雑誌『人間像』のスタートは昭和24年の11月。占領下の日本、北海道の倶知安。

京極町で戦争期の国策紙芝居が見つかったことにより谷暎子さんを知るところとなった。目の前にある戦時中の紙芝居について多くの知識をもらった。自分は何をしなければならないかについて多くの示唆をもらったが、それにもまして、谷暎子という生き方に多くのインスピレーションをもらったのです。

探している本がメリーランド大学プランゲ文庫にしかないのであれば、躊躇わずそこへ行く。その生き方には、惹かれるものがいっぱいあったのです。去年の夏、新発寒で『人間像』の圧倒的な一揃いを目にして京極に帰ってきた私の机の上には、いつも『占領下の児童出版物とGHQの検閲』が置いてありました。間違った選択をしないための私のお守りでした。


 
▼ 日本出版学会賞   引用
  あらや   ..2017/05/06(土) 09:22  No.479
  日本出版学会賞に札幌の谷さん 「占領下の児童出版物とGHQの検閲」
 日本出版学会(植村八潮会長=専修大教授)の第38回日本出版学会賞に、公益財団法人北海道文学館参与で児童文学研究者の谷暎子さん=札幌在住=の「占領下の児童出版物とGHQの検閲」(共同文化社刊)が選ばれた。
 同学会は、出版関係者や学術関係者ら会員約360人でつくる。同賞は昨年1年間に刊行、発表された出版研究の著作、論文が対象で、谷さんは最高賞の学会賞に選ばれた。
 谷さんは20年前から連合国軍総司令部(GHQ)による児童書の検閲の実態を研究。同書はその成果をまとめ、昨年6月に刊行された。
(北海道新聞 2017年5月2日 夕刊)

おめでとうございます。

湧学館の私の机の上には、もう一冊、別の本もあったのですが、その本については何か語るべき機会が生まれましたら書こうと思います。



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