| 札幌文化芸術交流センターSCARTコートで6月29日に開かれた公開セミナー「いま、野外彫刻の保全を考える」に行ってきました。そこで無料で配られていた札幌彫刻美術館友の会会報「いずみ」第68号に嬉しい記事が。
「北海道デジタル彫刻美術館」公開を前に 友の会会長 橋本信夫 札幌彫刻美術館友の会のホームページに「札幌街なかの美術館」というページがある。ページを開くと市内各区の名前があり、該当の区名を開くと地図上に野外彫刻の設置場所を示すマークが現れるほか、該当地域に所在する彫刻の作品名、所在地が示される。目的の項目をチェックすると彫刻の写真、作品名、作者、設置場所、設置年、サイズ、材質の基本情報と共に作品の解説記事を読むことが出来る。まさにバーチャル(仮想)美術館であり、2011年の公開以来、友の会ホームページで閲覧回数の多いベストセラー≠ナある。 この「札幌街なかの美術館」の全道版が今年秋の公開を目指して準備が進んでいる。 「北海道デジタル彫刻美術館」の誕生である。全道179市町村に点在しているざっと3000点の彫刻作品の情報を収めたデータベースとこれに付随するさまざまな写真資料をもとに検索機能を備えた大型彫刻地図コンテンツが出来上がる予定だ。
おお、すばらしい! 〈札幌〉という小さな枠に纏まることなく、全道展開に踏み切った度量と知性に敬服します。
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