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No.582 への▼返信フォームです。


▼ TOKYO REDUX 下山迷宮   引用
  あらや   ..2022/03/15(火) 14:07  No.582
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本を読み始めて間もなく、ロシアのウクライナ侵攻が始まった。
本はもう読み終えているけれど、戦争はまだ終わらない。
本を読んでいる時、私は、ロシア軍にクロンシュタット反乱を起こす兵隊はいないのかと思った。

今日、昼のテレビ・ニュースで
ロシア国営放送でスタッフが乱入し「戦争反対」を叫ぶ。「プロパガンダを信じないで」
https://news.yahoo.co.jp/articles/df977a3e9997b383993f2d87379df4fa3927d3b8

デイヴィッド・ピースの作品は、吉村昭の作品と同じで、言葉が緻密に組み合わされ構築されているので部分引用が不可能。意味をなさない。


 
▼ 奇子   引用
  あらや   ..2022/03/26(土) 18:37  No.583
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『TOKYO REDUX』の参考文献に手塚治虫の『奇子(あやこ)』が挙がっていたので久しぶりに読み返しました。(どこからも寄贈依頼が来ないので、『手塚治虫漫画全集』400冊、まだ家にあります) 下山事件だった。こちらも目いっぱい暗い。でも、日本屈指のストーリーテラー手塚治虫を天下に見せつけた作品ではありました。

一度はデイヴィッド・ピースの「東京三部作」を緻密に読み返そうとも思ったんだけど、誘惑絶ちがたく、「ヨークシャー四部作」の方へ舵を切りました。今、『1974ジョーカー』です。

「誰だ?」
抑えた笑い声。「知る必要はない」
「何の用だ?」
「ジプシーの流儀に興味あるか?」
「白いバンとジプシーだろ?」
「どこだ?」
「M1のハンスレット・ビーストン出口」
「いつだ?」
「もう遅いかもしれん」
切れた。

おっ! 『TOKYO REDUX』で使った技じゃないか。

 
▼ 1974ジョーカー   引用
  あらや   ..2022/05/03(火) 05:15  No.584
  .jpg / 17.4KB

いやー、暗く救いのない話だった。戦争のニュースが流れる毎日にこんな本を読んでいるなんてどうかしてるんじゃないかという内心の声もあるが、作業する日常の重なりもあってこうなった。私の人生には要る本だと思ってる。

「リトル・ドラマー・ボーイ」(英語: The Little Drummer Boy、発表時の題名:Carol of the Drum)はアメリカ合衆国の作曲家、キャサリン・ケニコット・デーヴィス( Katherine Kennicott Davis)が1941年に作曲・発表したクリスマス・ソングである。これまでに多くのミュージシャンがカバーしており、1955年にトラップ家族合唱団が、1958年にはハリー・シメオン・コラール(The Harry Simeone Chorale)がそれぞれカバーしている。
歌詩は4番まであり、その内容は貧しい生まれの男の子が東方の三博士に呼ばれてベツレヘムへ行き、「お金がないので贈り物はできない」とマリアの許しを得て、生まれたばかりのイエスの前でドラムをたたいたら、イエスが微笑んでいたというもの。ドラムの音が「パ・ラパパンパン」と繰り返されるのが印象的である。
(ウィキペディア)

本の中では「ベイ・シティ・ローラーズ」なんて突飛な(1974年のヨークシャー人には突飛でもなんでもないのかもしれないが…)言葉も出て来るのだが、この「リトル・ドラマー・ボーイ」だけは、この予備知識なしに本を読み進めると面白さ(決して面白い本ではないけど…)半減になるでしょうね。



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