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No.600 への▼返信フォームです。


▼ 「人間像」第34号   引用
  あらや   ..2018/06/16(土) 18:18  No.600
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6月15日、「人間像」第34号のデジタル化、完了。かかった時間は「55時間/延べ日数9日間」でした。現在、ライブラリーの収録タイトル数は「635作品」です。第34号作業は、間に12日の北朝鮮ショーが入ったので間が空きました。

被害者家族は勿論、横田拓也さん(49)や飯塚耕一カさん(41)までが一様に「これが最後」と語っていたのが心に残ります。じつは私も「これが最後」と考えていました。


 
▼ 戦争   引用
  あらや   ..2018/06/16(土) 18:23  No.601
   「馬鹿らしいや」拓二は、ぽつんと呟く様に云う。
「馬鹿らしい?」 「兄さん、金なんか貯めて戦争が始つたら何うするんだ。水爆ひとつ落ちれば、それでパアだぜ。今のうちに面白く暮した方が得だよ」達也は、どきつとして弟の顔を見詰めた。
(渡部秀正「霙」)

いま、大学生がさかんに原水爆の禁止とか世界平和のあれこれを叫んでいるが、十年前の大学生は、スキヤ橋のたもとにメガホンをもつて立ち、お国のために弾丸切手を売つたものだ。背後にそそり立つ日劇の建物いつぱいに、突撃する兵士の像が描かれ、「撃ちてし止まむ」、デカデカと大書してあつた。
(朽木寒三「棒杭」)

『人間像』の両才能が揃ってアメリカの水爆実験(第五福竜丸)に触れていた。それぞれの人生観(小説)の中に自然に組み込んでいるのが見事です。二人ともメキメキと音がするくらい腕が上がってきている。

昭和29年は9月の「洞爺丸台風」で語られがちですが、それはどうも、後世の今の(安全な場所にいる)私たちの「記憶」なのではないかと感じました。

 
▼ 教職と編集雑務   引用
  あらや   ..2018/06/17(日) 10:32  No.602
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大事なことを書き忘れました。

◎創刊当時からの古い同人の不振が目立つようになつた。殊に、「放任」を発表した当時は創作陣の中心であつた御大の針山が、教職と編集雑務に災いされて、こゝ二年間と云うものは、満足に書いて居ないのは何としても寂しい。
 それで、暫くの間(一年の予定)僕が編集を引受ける事にした。その間に、針山は教員の免許を得るに必要な単位もとるし、小説も書けるだろうと云う計算。(尤も、一年経つてみなければ計画通り行くか何うか、わからない訳だが…)
 不慣れな点が多い事と思うが、以前にも増しての御支援を切に御願いする。(渡部)
(「人間像」第34号/編集後記)

渡部さんだって忙しいだろうに…

なんとか針山に書いてほしい、という同人たちの想いが伝わってきて胸が熱くなりました。



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