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「人間像」第38号作業、完了。デジタル化にかかった時間は「48時間/延べ日数7日間」でした。現在のライブラリー収録タイトル数は「745作品」。 今回の第38号は56ページで、前回(第37号)の79ページよりさらに早かったです。年内に第40号まで行けるかな…
文学界新年特別号を見ると、新年御慶と言うのが載っている。作家より作家へ宛てた手紙形式のエッセイのようであるが、其処で気が付く事は、文面が総て旧かなで書かれている事である。これを皮肉な眼で見ると、作家の老人の解らず屋か又は、ジャーナリストのひねくれた商人根生と見られる。新かなに変った時に、これ等の人達は確か反対した筈だ。しかし、小学校から総て新かなに直し、新聞も全面的にこれを採り入れている。何故にいつ迄も反対し続けるのか。まして、商業雑誌ともあろう雑誌が、読者の尻尾を掴んで引摺り廻す様な態度は、どう見ても老人のひがみ根生としか見られない。 (第38号/時評−文学)
新字新仮名への切り替え、好調です。針山氏の久しぶりの復帰(「春山文雄」名義)に、『奇妙な旅行』(人間像同人会,1970.5)の完全復刻も視野に入って来ました。
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