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No.810 への▼返信フォームです。


▼ 「人間像」第85号 前半   引用
  あらや   ..2021/02/21(日) 14:58  No.810
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2月20日より「人間像」第85号作業を始めました。第85号もほぼ瀬田栄之助特集状態です。本日、巻頭小説『禿鷹のように』をアップ。続いて、『病室にて』を明後日にもアップの予定です。

 ……ぼくは、いま、君のためにスペイン語について語ろうと思う。おそらく、この冬のあいだ、あるいは夏のあいだ、酷寒に堪え、玉の汗を流し、営々辛苦、勉学のための資本(もとで)を得んがためにアルバイトをして、この小著を求めてくれたにちがいない君のために、「ぼくにとってスペイン語とは、いったい、なんだったのか?」というテーマについて真心から君にだけ、そっとつたえたい――

『スペイン文化とスペイン語の研究』、買ってしまいました。引用したのは、そのレッスン1冒頭です。面白そう。パソコン作業をやりながら、疲れたら休憩時間に読み進めよう。針山氏の紹介文が無かったら、ただのスペイン語教習本だと思って見向きもしなかったでしょうね。感謝です。


 
▼ 奇妙な旅行   引用
  あらや   ..2021/02/22(月) 11:29  No.811
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第85号の表紙裏は一ページ大のスペースをとって針山和美氏の処女創作集『奇妙な旅行』の広告が出ています。それを見ると、おお!針山氏も遂に単行本に進出か…といった感慨に打たれます。が、実際にその『奇妙な旅行』を手にしている(人間像ライブラリーにもすでにアップ済み)現在の私たちの感覚では、朽木氏の『馬賊戦記』や平木氏の『空気の階段を登れ』が持っていた雰囲気とはずいぶん異質なものに思えるのです。私には、初めて『奇妙な旅行』の広告が出た第84号のこの方が、なにか針山氏の選び取ったスタンスをうまく表現しているような気がしています。第85号広告は少し東京っぽい。

先ほど瀬田栄之助『病室にて』をアップしました。これから蛭子可於巣(=千田三四郎)『急使になった日』に向かいます。

 
▼ 急使になった日   引用
  あらや   ..2021/02/23(火) 09:55  No.812
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蛭子可於巣『急使になった日』、今朝アップしました。第85号の発行日は昭和45年(1970年)6月20日です。よど号ハイジャックの1970年に、終戦の玉音放送を岩見沢駅で聞く…なんて小説を書いている人間がいるということに驚く人もいるかもしれませんね。でも、冷静に考えてみれば、1970年、高校三年生だった私の周りには日露戦争を戦った爺さんも健在だったし、樺太引揚者の叔父さん一家も隣町に健在だった。そんなに不思議なことではありません。

■ 数年前、埼玉県新座町に新居を建てたばかりの上沢祥昭であったが、子供達の成長とともにせまぐるしくなったのと、今までの目前にあった秩父の連山や田園風景が団地ビルのために見えなくなったのを理由に、足立町の方に新家を建設中である。
 安く買った土地が坪十万円にも売れたので団地サマサマだと喜んでいるが、新居に入ればまた一段と創作活動の方もまた活溌になるはずである。そんなことで長篇はいま一頓挫であるらしい。
(「人間像」第85号/消息)

私にはこちらの方が吃驚でした。いやー、「足立町」ですか。足立町はこの年の十月「志木市」となって独立。四年後には県立志木高校が出来るんですからね。絶対、町のどこかですれちがってる。

 
▼ 「人間像」第85号 後半   引用
  あらや   ..2021/02/26(金) 17:02  No.813
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本日、「人間像」第85号をアップ。作業にかかった時間、「36時間/延べ日数8日間」です。収録タイトル数は「1541作品」になりました。

瀬田 「事情よく分りました。それではぼくに対する加害者はあなた、八橋一郎ではなく『関西文学』ということになるなァ」
八橋 「そうですね。ぼくもまた被害者です」
瀬田 「なんとかしたいな。黙っていることはどうにも堪え難いんだ。倣岸非礼きわまるね。詐欺師的要素が『関西文学』にはあるね。同人誌仲間のエチケットも何もないね」
八橋 「問題は、もはや、プライベイトなものじゃありませんね」
(瀬田栄之助・八橋一郎対談「同人誌・体制・批判」)

闘病生活だけでも大変なのに、こんなトラブルまで降りかかって来るなんて! 『まだ生きている日記』を読んで吃驚してしまいました。一時は大阪まで行って『はだしの時代』のコピーをとって来ようとまで考えた「関西文学」だけれど、気持ちが萎えた。私は門脇氏や佐々木氏が書いていた同人雑誌とばかり思い込んでいたのですが、あれは「関西文芸」でした。無駄な時間を使うところだった。では、気を取り直して第86号へ。



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