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Name: りんりん
Date: 2010/06/27(日) 10:30
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Title: 氏神さまをおしえてください。
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こんにちは、
住民票は関町東にありますが、石神井4丁目に越してきてまもなく一年になります。 近所に石神井神社がありますが、氏神様なのかわからず今日に至ってしまいました。
氏神様を教えてください。 お参り(ご挨拶)の正式な仕方も教えていただけますか? どうぞよろしくお願い致します。
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Name: 禰宜
Date: 2010/06/27(日) 15:43
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Title: Re:氏神さまをおしえてください。
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りんりん様こんにちは
住民票に関しましては置いておきまして、現在お住いの所で氏神様を知りたいと言う事であれば、石神井神社で良いと思います。書類上の事では無く、「実際に日々の生活をされている中で御守頂く」という意味でも、近いようでしたら現在の氏神様は石神井神社で良いのではないでしょうか。
社殿に上っての祈願祈祷をご希望の際には、三宝寺池南側にあります石神井 氷川神社までお出まし下さい(石神井神社の責任者である宮司は氷川神社の宮司が兼務を致しております故)。 ※氷川神社での祈祷等の情報につきましては当HP参照方願います
また、お参りに関してのご質問ですが、まずお作法についてです。最初に、神社に着いてから行う事は「手水」です。よく「洗心」などと書かれていますが、文字通り心を洗う所です。 1.右手で柄杓を持って、水をたっぷりめにすくう 2.そのまま左手を洗う 3.水が残っている柄杓をそのまま左手に持ち替えて右手を洗う 4.水が残っている柄杓を再び右手に持ち替えて、左手に水を汲む 5.左手の水で軽く口をすすぐ 6.まだ柄杓に水が残っているならば、左手を軽くすすいだ後、柄杓の取っ手を手前に倒してほぼ45度くらいに傾けて柄杓を洗う
※口の中をかるくすすぐと書きましたが、手水舎の水が常に出ている神社は良いですが、水が濁っていたり汚かったりする場合には左→右と手だけ洗って下さい
さて、手水が済みましたらお参りをします。 日々のお参りでしたら、 (1.お賽銭を入れる) 2.鈴を鳴らす 3.深く2度お辞儀をします(理想は90度まで深くお辞儀) 4.手を合わせて、少しだけ右手を手前に引きます (ここで少しだけ掌(たなごころ)を作ると良い音が・・・) 5.2回拍手します ※必ず元気よく音を立てて下さい (音を立てないのは葬儀の時だけのお作法です) 6.2回目に合わさった手の、少しずらした右手を奥にずらして両手をぴったり合わせます 7.すかさずしっかりとお願い事をします 8.合わせた手を解いて、最後に深く1度お辞儀をします ※4番と6番は無理に行わなくても結構です
本当に特別なお願い事がある場合には、氷川神社までお出まし頂ければ神主が社殿で祝詞を挙げることができますが、「一人で御祈りをしたいけれども、いつもよりも真心を籠めて真剣にお願いをしたい」と思った場合には7番の時に
・自分の名前 ・どこからきたのか ・その他自己紹介 (・説明が必要なことがあれば簡単な事情の説明) ・お願い事
くらいをしっかりと籠めるのが良いと思います。 「○からきました△と申します。現在○の仕事をしているのですが、最近○なことがありました。自分としては何とかして△をしたいと思っていますので、どうか上手く事が運びますように」 みたいな感じになると思います。
お願い事は、お願いしっ放しではなくて、叶った時にはお礼にまた御参りに行かれることをお勧めします。神様もきっと気にしておいでです(笑)
最後に石神井神社と氷川神社について少し。 石神井神社は御祭神少彦名命。神話では大国主命のお手伝いをします。海の彼方からやってくる、とても小さな神様です。しかし、見かけは小さくても中身はとても沢山の知識が詰まっていて・・・・ もし気になるようでしたら、是非図書館あたりで口語訳の古事記をお読みください(笑)
[御利益] 農耕技術と医学の祖であることから、 ⇒病気平癒・農業関連全般
氷川神社は、室町時代の御創建。石神井城の守り神です。御祭神は須佐之男命と稲田姫命。荒ぶる神様として有名ですが、何と言っても厄除けが有名ですね。
[御利益] 様々な武勇伝が描かれている須佐之男命は、出雲大社の御祭神大国主命の父親でもあります。 ⇒厄除け・縁結び・病気平癒
以上、余計なことも多々書いてしまったかもしれません。 こんな感じで宜しいでしょうか
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Name: りんりん
Date: 2010/06/28(月) 08:07
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Title: ありがとうございました。
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本当にどうもありがとうございました。
須佐之男命と稲田姫命は、このところ書物で出会ったり、話できくことが多かったりと、個人的には気になる神様でした。 思いがけず近くにいらっしゃるので、びっくりと表現するのも変ですが。
また近くを通る時、石神井神社のそびえるような大きな木を見て、 どんな神様がいらっしゃるのだろう? と思っていましたので、知ることができてうれしいです。
楽しい興味がわきました。 ありがとうございました。
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Name: 宮司
Date: 2010/06/28(月) 10:42
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Title: 氏神様と鎮守社について、補足。
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りんりん様
おはようございます。 先程、掲示板の投稿を拝見したものですから、補足説明をするのが遅くなってしまいました。
昨日、私どもの禰宜は↓のようにご説明いたしましたが、少々誤解を招く表現だったかも知れません。
>書類上の事では無く、「実際に日々の生活をされている中で御守頂く」という 意味でも、近いようでしたら現在の氏神様は石神井神社・・・
お住まいの住所(街)の鎮守社=「氏神」という意味のお訊ねなのでしたら、石神井町の鎮守神社は私ども「氷川神社」です。 氷川神社は石神井郷(石神井町・石神井台・下石神井・上石神井・一部近隣地域含む)の総鎮守社として祀られています。
「石神井神社」は「石神井氷川神社」のいわば”こども”のような神社と表現したら良いでしょうか。 地元の人は”末社”というふうに呼ぶ人もいます。
神社には大きく分けて二種類があります。 「氏神さま」と通称される「鎮守社」(地域・街の守り神)と、その地域で特に縁りがあって祀られている神社を「崇敬神社」といいます。
氷川神社は・・・「鎮守社」 石神井神社は・・「崇敬神社」
氷川神社があくまでも街の「氏神さま」です。 石神井郷全域にお住まいの方が氷川神社の「氏子」となります。 街の守り神ですから、赤ちゃんが産まれての”初宮参り”、自宅の新築工事に伴う”地鎮祭”、厄年の”厄祓い”・・・などの祈祷儀礼は「氷川神社」でいたします。
石神井神社は石神井町の中でも、旧の字で”北原”という地域(石神井公園駅の北口周辺の地域)の人々によって大切に守られてきた神社(崇敬神社)です。 宮司は氷川神社宮司が兼務しておりまして、正月や大祭の時には私どもが祝詞を奏上いたします。
神社には以下のような言い伝えがあります。 祀られた時期は定かではありませんが(おそらく江戸時代でありましょう)、その昔、井戸を掘った際に長さ二尺二寸周囲一尺四寸くらいの石剣が出てきました。 里の人々は「これは井戸の神、石神様だ」と慶び、一社を造営して祀ったそうです。 この時の井戸は、神社の北側にある”豊田家”にありました。 現在、水は枯れてしまいましたが、今もその場所に井戸のツルベは保存されています。 ”石神”に井戸の”井”が繋がり、”石神井”という地名が産まれたそうです。 御祭神は前記の通り、少彦名命。 その社伝により、今でも地元の人は通称”石神さま”と呼び親しんでいます。 石神井という地名発祥の伝説を持つ神社でありますので、地元の字の住民は誇りをもって神社祭礼を奉仕しています。 大祭は9月中旬の日曜日。隔年で神輿も担がれます。 お札・御守は大祭の日と、正月に受けられます。
柳田國男翁の著書の『石神問答』に、石神井神社の記述が確かありました。 同じく『一つ目小僧その他』にも石神井に関する記述があります。 もしご興味がおありでしたら、図書館で検索なさると良いでしょう。
ご縁あって石神井町にお住まいなのですから、是非、氷川神社、石神井神社両方を、”守護神”としてお参りください。
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Name: りんりん
Date: 2010/06/28(月) 20:26
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Title: Re:氏神様と鎮守社について、補足。
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こんばんは。
素晴らしいお話を聞くことができ感激です。 かねがね住まう土地は、呼ばれるようにして来るというような感覚を覚えてましたので、歴史ある石神井の地に縁がありましたことに感謝したいと思いました。 神という字の入った地名にも、神様の近くに呼ばれたようなロマンを勝手にふくらましておりましたので・・・。 住まう土地と仲良くなっていきたいです。
ありがとうございました。 なるべくはやく氏神様にお参りさせていただきます。
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Name: 橙色
Date: 2010/10/07(木) 11:44
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Title: 崇敬神社を知りたいです
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上石神井1丁目に住んでいます。旧の字では”観音山”といわれる地域だそうですが、無知故に石神井氷川神社より井草八幡宮が近いことから、事あるごとにそちらに参っていました。 こちらの掲示板を拝見し恥ずかしい次第です。 今後は、石神井氷川神社に参らせていただきます。 しかし、日常の中で向かうには少々気合のいる距離になりますので、日々の暮らしの中で、身近に寄らせて頂ける石神井氷川神社の末社的神社はこのあたりにはないでしょうか。
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Name: 宮司
Date: 2010/10/09(土) 08:45
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Title: Re:崇敬神社を知りたいです
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橙色さま
上石神井、観音山は私どもの氏子区域でありますが、字内に崇敬神社はありません。 氷川神社祭礼の日には町内で神輿の渡御があります。 もう来週に迫って参りました。
上石神井の町の人達は、石神井公園・三宝寺池のほとりにある厳島神社を御守りしています。 厳島神社(通称「弁天さま」)は上石神井と石神井台の町の人達を中心に祭祀が行なわれています。 毎年四月の第一日曜日が祭礼日です。 当日は穴弁天(土手にある洞窟の祠)の内部公開や、お囃子などの行事があります。
いずれにしても、上石神井のご自宅からはちょっと離れてしまいますが・・・。
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Name: きみのな
Date: 2015/01/04(日) 12:25
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Title: 氏神様を教えてください
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初めまして。 去年の12月に、石神井台7丁目に越してきまして、近くの氏神様にご挨拶をと思いましたが、どこの場所に氏神様があるのかわかりません。 お手数おかけしますが、教えてはいただけませんか?
よろしくお願い致します。
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Name: 宮司
Date: 2015/01/04(日) 20:47
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Title: Re:氏神様を教えてください
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当、氷川神社です。 ”石神井”と地名につくところは全て私どもの氏子地域です。 どうぞ、お詣りにお出ましください。
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