Title: Re:お尋ねします
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西村コタン様、こんにちは
お焚きあげに関しましてはどんど焼きと混同されている方が多いので少し補足させて頂きます。2つの違いは宗教行事であるか、そうでないかの違いです。
お焚き上げは神社やお寺で行う宗教行事で、一年間お守り頂いたお札や御守りをお祓いしたうえでお焚き上げする行事です。一方、どんど焼きは最近では殆ど見かけなくなりましたが、学校の校庭などの広い所でお正月の松飾りや注連縄や達磨等を一緒くたに燃やす行事です。地方によって(或いは人によっては)は、ここに御札や人形も入れてしまうこともあります。
特に人形に関しましてはいろいろとお問い合わせを頂くこともありますが、処分するにあたって皆さんの心配ごとを解決するための手段としてお考えになるのは「供養」を希望される方が殆どです。しかしながら、供養という考え方は神社ではなくてどちらかと言うとお寺で行っているものですから、供養をお考えならば近所のお寺さんにご相談下さい。但し、お寺さんは宗派が沢山ありますので、当然のことながら人では無くて「人形の供養」を行っているお寺さんであるかどうか、失礼の無いように事前に確認をしておくことをお勧めします。神社では供養はしませんので、お塩でお清めのうえ紙袋に入れたものを可燃または不燃でお出し下さいと申し上げております。お焚き上げの時には必ず一度お預かりをして、中に達磨や人形や神社(神様とは直接関係の無いもの)とは無関係のものが入っているかどうかの確認をして、その後分別の上でまとめて可燃ごみに出しています。
また、和人形やひな人形のようなものはそのまま可燃ごみで捨てるのが抵抗がある場合には、どんど焼きをやっている所をお調べになるか、人形を買った所にお尋ね頂くのが良いと思います。
以上、長くなりましたが特別に供養をしないのであれば不燃にお出し下さい。気になるようでしたらその前にお塩でお清めをして、紙袋に入れたものを不燃(又は可燃)に出して頂けば良いと思います。
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