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Name: ソラ
Date: 2007/03/26(月) 18:48
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Title: 神棚について
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先日、霊感があるという方に、『神棚の方角が悪い』 と言う指摘を受けました。 『注連縄の向きも逆だし、神札の位置もおかしい』 しかも『このままでは金運が下がって、不幸になる』 と言うのです。 もちろん、100%信じてる訳ではないのですが、やはり 気持ち良いものではなく、心に引っかかっています。 注連縄や神札の向きや位置に関しては、色々なHP、または 本などで書かれているとおりにしてるので、間違いはないのですが…。 そこで質問なのですが、神棚を祀る際に方角とはどれくらい 重要な事なのでしょうか? また、方角や祀り方を間違った事により、不幸になる事はあるのでしょうか? 愚問ではありますが、お答え頂けたらと思います。 それではよろしくお願いします。
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Name: 禰宜
Date: 2007/03/27(火) 20:35
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Title: 神棚の方角
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ソラさま
こんばんは。 神棚は南向き、もしくは東向きになっているのが望ましいものです。この際、重要なのは”神棚(お札)の向き”です。手を合わせる人の向く方角ではありませんので、念のため。
南向きというのは「天子は南面する」という故事にも見られる通り、南を向いていると一日の推移が全て見渡せるといわれているからです。太陽が東(南を向いていると自分からみて左方)から昇り、正面の南を通り、西(自分からみて右方)に沈む、という訳です。京都の内裏もこのような方角に向いているのです。
東向きというのは、つまりは太陽が昇る方角を向くということです。東といいますか、やや南に振った「巽(たつみ)」の方角です。少し南東向きとなります。
神棚の向きは南、もしくは東向き(南東も可)になっていれば、特に大きな問題とはなりません。ただ、西と北には向けないのが故実です。
注連縄は神棚に向かって右が太くなるように取り付けます。 お札は天照皇大神が中央、向かって右に氏神さま、向かって左にその他の神社のお札をお祀りしてください。
あえて申し上げますが、「不幸になる」とか、「運気が下がる」などと言う人を不安にするようなことを言う人の言葉には、あまり耳を傾けるべきではないと思います。 大切なことは神棚、お札を家族がお互いのことを祈る心のよすがとして、その前でよく祈念を込めることです。それこそが重要なことです。
神様は「方角を間違ったり」「祀り方を間違ったり」するようなことで腹を立てたりは決していたしません。 いいよいいよ・・・と、笑っておられるかも知れません。
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Name: ソラ
Date: 2007/03/27(火) 23:07
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Title: Re:神棚の方角
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丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。 これで気持ち良くお祀りする事ができます。
勉強になるばかりではなく、心のフォローもしていただいたようで、大変嬉しく思います。
ありがとうございました。
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