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Name: Mito
Date: 2007/04/05(木) 21:19
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Title: 榊について
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榊についてお聞きします。 神棚にお供えする榊と、神社で見かける鳥居などにとりつけてある榊とは、同じ意味の物なのでしょうか? それには神垂がつけられていますが、玉串としての意味があるのでしょうか?
また、先日某選挙事務所の神棚に、紙垂をつけた状態の榊をお供えしているのを見かけたのですが、これは玉串奉奠をしたあとの玉串をそのままお供えしているのかなと勝手に思ったのですが、紙垂をつけた状態の榊(玉串?)を、神棚の榊立てにお供えするのは正しいのでしょうか?
それと、玉串奉奠なのですが、これはあくまで神職の方が執り行われる神事の時にのみ行うものであり、個人が神棚に行うべきものではないのでしょうか?
長くなりましたが、お答え頂けたらと思います。 それではよろしくお願いします。
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Name: 禰宜
Date: 2007/04/06(金) 00:08
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Title: Re:榊について
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Mito様
こんばんは。 榊についてお答えいたします。鳥居につける榊は、注連縄と同じような意味があります。伊勢神宮などでは、鳥居に注連縄は取り付けずに榊を付けています。 神棚の榊は、神殿の両側に真榊を”植える”(挿し立てる)というような意味になると思います。
榊立てには、おっしゃる通り紙垂ははずして挿したほうが良いと思います。その事務所でご覧になったのは、おそらく祈祷(選挙必勝祈願と思います)の折に捧げた玉串を、そのまま榊立てに挿したものではないかと思います。 玉串に用いた榊を榊立てに挿すこと自体は、しばしば行なうことです。紙垂を付けたままにしておく方もおられます。取ってしまうのが何となく忍びないのかも知れません。付けたままにしておいても、とりたてて支障はないものと思います。
玉串奉奠は通常、祭典の折に行なう作法です。神社神前での「正式参拝」というのは、”玉串奉奠をするために行なう”祭典(祈祷)であるとも言えます。 毎日の神棚への拝礼に際しては、「二拝二拍手一拝」で行なってください。神職を自宅に招いて、神棚の前で祈祷を行なう場合には玉串奉奠を行ないます。通常、毎日の拝礼の中では行なわないものです。
いかがでしょうか。
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Name: Mito
Date: 2007/04/06(金) 22:54
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Title: Re:榊について
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こんばんは。
なるほど、榊と一口に言いましても、様々な意味や使われ方があるんですね。 一般の書籍などでは、なかなか知る事が出来ないような事に丁寧にお答えいただき、勉強になります。
ありがとうございました。
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