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Name: ともこ
Date: 2007/05/25(金) 18:46
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Title: 同じと考えて良いのでしょうか?
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こんばんは。以前に、氏神様について、お伺いした者です。実家の住所によりますと、氏神様は、天祖若宮八幡宮であるというご回答をいただきました。 私は、結婚するまで実家に住んでおりました。 私の場合、うぶすなの神様も、天祖若宮八幡宮と考えてよろしいでしょうか? 最近読みました本に、うぶすなの神様という神様のお話がありまして、氏神様とうぶすなの神様の違いを教えて頂きたく、投稿させて頂きました。お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答頂きたくお願い致します。
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Name: 禰宜
Date: 2007/05/26(土) 00:00
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Title: 氏神さまと産土神さま
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ともこ様
こんばんは。 「氏神さま」と「産土神(うぶすなのかみ)さま」は多くの場合は”同じ意味”とされています。 言い方を変えれば、「鎮守の神社」と「産土神社」は同じ神社を意味します。すなわち”今、住んでいる町の鎮守の神様”ということです。
通常の会話では同じ意味として用いていますが、本来は二つの意味があると思います。
「産土神様」は自分が生まれたところの鎮守社の神様、つまり生まれ故郷の神社の神様、という意味があると思います。 女性の場合、ご結婚なさった場合でも「産土神様」はご実家の地元の神社という解釈でよいのではないでしょうか。 ただ、ご主人のご実家の地元の神社も”嫁ぎ先の実家の産土神様”として、大事にしてください。
「氏神さま」は大抵の場合、今住んでいるところの町の鎮守社という意味で用いられることが多いと思います。
人によって解釈と語の用い方がまちまちです。 私どもでは、上記のような意味で解釈しています。 ただし、人によっては生まれ故郷の神社を「氏神さま」といい、住んでいるところの神社を「産土神様」と表現することもあるようです。同じ語に二つの意味がある、とご理解頂いたほうがシンプルかも知れません。
呼び方はどうあれ、”今住んでいるところの鎮守社”と”生まれた場所、自分の故郷の鎮守社”の両方を大事にお参りし、お祀りすることはとても大切なことです。 普段は東京に住んでいても、お正月やお盆には故郷に帰るという家族にとっては、心の拠り所とする神社は少なくとも二社から三社あるということになる訳です。
誰にも父と母がいるように、両方のお社をどうか大事にしてください。
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Name: ともこ
Date: 2007/05/26(土) 00:40
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Title: 大変よくわかりました。
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お忙しいなか、早速のご回答を頂きまして、ありがとうございました。 本を読んでも、いまひとつわかりづらかった点が、とてもよくわかりスッキリいたしました。 ありがとうございます。 現在、住んでいる土地の神社、主人の生まれた土地の神社も大切なのですね。 この度は、ありがとうございました。
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