Title: 犬を連れた人への対応について
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石神井の星さま
明けまして、おめでとうございます。
「獣は境内に入れないで欲しい」旨のご投稿、拝見いたしました。 新年早々、不愉快な思いをされたことが伺え、私どもも大変残念に思います。
当社は石神井公園に隣接していることもあり、普段から犬を連れて参拝される方はよくおられます。 中にはマナーの非常に悪い飼い主も見かけますが、毎朝お参りに来られる方々をはじめ、飼い犬が決して粗相をしないように心を配っている方も大勢おられます。 これは”犬”に限らず、公共道徳の問題であると私は理解しております。
私どもでは、下記のことを境内では固く禁じております。 *犬を境内で放すこと(綱を付けずに犬を同伴することを含む) *境内での排泄行為。 *手水舎で犬に水をやること。 *参拝ではなく、散歩の目的で境内へ立ち入ること。 *神社社殿に犬猫等ペットが同伴して上がること(盲導犬を含む)
その他、神社職員の判断と指導に従うことをご了解頂いております。 以上のことはたとえ盲導犬であっても、禁止とさせて頂きます。 特に社殿へ上がることは、いかなる場合も厳禁といたしております。 禁止事項は至極当然のことばかりだと思っておりますが、これをあらためて列記しなければいけないというのは、大変嘆かわしいことではあります。
これはモラル・公共道徳の問題のひとつと考えておりますので、神社境内に犬の立ち入りを全面的に禁止するということは考えておりません。 神社の中には春日大社をはじめとして、鹿などの動物を境内で飼育している神社もあります。また長鳴き鶏などの鶏を飼育している神社もあります。そもそも神明の眷属は”狛犬”でもあるのです。 境内に動物が決して立ち入ってはいけない、という訳ではありません。
犬の飼い主は、どうかきちんと公共道徳を守って頂きたいと思います。 また「石神井の星」様には、どうか上記の旨、ご了解頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
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