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neco様、お久しぶりです。 残暑お見舞い申し上げます。 余りの酷暑に昨日はレオンが、今日は私がやられてしまいました。 外猫のみんなの身を案じるばかりで為す術もなく、二人で倒れこんでいましたが、夕刻近くになって外から聞きなれた声が…… なんと! 岡部さん一族皆元気な姿を見せてくれました。 というわけで、今日は暑さに伸びたレオンの変わりに岡部さんの画像を送ります。本当に見事なクロネコさんです。 母が幼かった頃、本郷の知り合いの御屋敷に岡部さんそっくりのクロネコさんがいて、その子のことを鮮明に思い出すと彼女は申します。 やがて戦争が激しくなり、本郷の御夫人はクロネコさんを連れて地方へ避難されたそうです。あの時代にあって余程気丈な御方だったのでしょう。 国家総動員体制と猫や犬にまつわる悲劇を多く知っている私には、とても時代を読むに長けた御方だったのだと察しております。 今日はクロネコさんのお話をさせて頂きました。
あ、そう言えば終戦の日を前後していつも話題になる当時の首相ですが、彼は無類の猫好きだったんです。 収監中も、面会に来る家族には常に猫の世話の方法について指示を与えていたといいます。 「歴史」の流れの中では「マイナス」の立場を与えられてしまった彼ですが、「猫好き」というその一点だけで私はどうしても彼を憎めないんです。少なくとも「個人的」には。 サイトの本質から離れて行きつつあるので、この話題は自主判断でやめにしましょう。
それではどうぞ御自愛下さいませ。 |