ロッジ山旅 掲示板&山行記

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 デュアルモニター    ..山旅     返信
      2025/11/18(火) 14:58  No.7510
 
 
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「立って半畳、寝て一畳」という言葉があるが、私の書斎?は座って半畳である。回転椅子で振り返ると食卓で、なんともミニマムな生活空間である。古いペンションの設計では経営者の居住スペースすなわちバックヤード(荷物置き場)なので、どこも似たようなものかもしれない。

昔からパソコンをデュアルモニターにしようかなという興味はあったが、ついしそびれていた。それが先般、久しぶりに原稿書きの仕事が入ったのをきっかけに実現させることにした。

実現させるといってもモニターをひとつ増やすだけのことで、つなげば終わりである。簡単な作業で済むわりには、画期的なくらい便利になる。しかもサブモニターなんて原稿書きくらいに使うには贅沢する必要なんてまったくなく、中古なら3000円も出せば立派なものが手に入るのである。もっと早くしておけばよかった。パソコンで作業をする人にはおすすめします。


 Re:デュアルモニター    ..ペンタコ    
        2025/11/19(水) 18:14  No.7511
 
 
会社で仕事をするときは、ノートPCに外付けディスプレイを接続しており、大きな画面があると楽なのは分かっていつつも、自宅でテレワークを行う際は、仕事のためにわざわざディスプレイを購入するのがなんとなく癪なため、液晶テレビに繋げています。
実際は、作業をしているデスクからテレビが遠くて、あまりよく見えないという・・・。
結局ノートPCの小さな画面で不便さを感じながらも、せこせこ作業をしています(笑)
中古で3000円ならば、購入した方がよっぽど楽ですよね。
地図を見るのにも便利。

原稿の内容が気になります。


 Re:デュアルモニター    ..山旅    
        2025/11/19(水) 18:52  No.7512
 
 
会社の場合、モニターなんかは業者からのレンタルだったりするので、期間が終わるとまだまだ使えるものが大量に市場に出回ったりするんです。

でも、苦労して中古を探すほどでもないんですよね。上の写真の左側が新しく買ったもので、新品で8980円なんですから。

たしかに身銭を切って在宅ワーク用にモニターを買うなんてシャクではありますな。しかしノートPCなら外部モニターはほしいところで、数千円で能率がぐんと上がるのなら安いものかもしれませんよ。

ちなみに原稿とは、ヤマケイ新年号で金峰山の紹介320字なんです。それだけの仕事でも、えらく便利になったように思いました。


 Re:デュアルモニター    ..鉄人M    
        2025/11/19(水) 21:08  No.7513
 
 
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山旅さんとペンタコさんとのPC談義…

十数年前までは出版社勤務の編集者だった私ですが、未だに稀代の"アナクロ"にして"アナログ"人間なので、「う〜ん」と唸るしかありません。

それにしても山旅さん、金峰山をわずか320字で紹介するとは…
まさに、"簡にして要を得た"素晴らしい仕上がりとなるに相違ありません。

さしずめ私が書くなら、(PCの画面上などではなく…)四百字詰め原稿用紙を前に"鉛筆をなめなめ"(実に身体に悪い!!)しながら机に向かう、という"体たらく"となるでしょう。

ヤマケイ新年号、楽しみにしております。


 Re:デュアルモニター    ..山旅    
        2025/11/20(木) 07:29  No.7514
 
 
最近は新年号のみ依頼がくるように思います。新年号恒例の百名山のカタログ的紹介のようですよ。

金峰山なんて、自分にとって登る山というよりは書く山になってしまったのが歯がゆいところであります。つまりPCをいじっている時間のほうが長くなってしまったというわけなんです。



 中村好至恵「山の絵展」    ..山旅     返信
      2025/11/09(日) 17:32  No.7506
 
 
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いよいよ明日から1週間が会期ですので、あらためて告知します。



 Re:中村好至恵「山の絵展」    ..鉄人M    
        2025/11/13(木) 19:44  No.7508
 
 
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横浜市中区吉田町。

JR東日本根岸線関内駅の最寄り…と言えば、プロ野球球団横浜DeNAベイスターズ(私の贔屓🙌チームです!!)の本拠地である横浜スタジアムが思い浮かびますが、その根岸線線路を挟んで反対、西北側に「野毛本通り」が延びています。

本通り沿いの由緒ある商店街の一角、古い長屋の趣さえ感じられるビル中にある「みつい画廊」で毎年開催される、この時季恒例の中村好至惠さん「山の絵」展。
私ども夫婦が足を運び始めて、もう何年になるでしょうか…

階段部が吹抜けとなっている1階・2階には、白亜の壁一面に約70点にも及ぶ力作が掲げられています。
たった一人の、文字通りの"個展"で、これだけ多くの作品が展示されるのは、まさに稀有とのこと。
昨年、信州小川村と安曇野で開催の個展で展示された作品も見られますが(遠方で観覧に行けなかった方のための再展示)、大半は新作ばかりです。

画廊は今月末からリニューアル工事に入り、竣工後は画廊スペースが2階部だけに縮小されてしまうので、まさに現行では掉尾"大トリ"を締める個展となりました。

本日は偶然にも、すがぬまみつこさんとお会いして、積もる話に花を咲かせながら、楽しく充実のひとときを過ごすことが出来ました。

会期は16日(日)までです。
みなさま、是非とものご観覧をお勧めいたします。


 Re:中村好至恵「山の絵展」    ..山旅    
        2025/11/14(金) 07:21  No.7509
 
 
ご報告ありがとうございます。

中村さんの絵を展示する山旅ギャラリーの主としては、ぜひとも観覧に行きたいところだったのですが、諸事情により行けそうにないのは残念に思っております。

この週末の盛会をお祈りします。



 山旅ギャラリー    ..山旅     返信
      2025/11/11(火) 18:51  No.7507
 
 
事情により、当分の間、予約のみの営業とします。観覧ご希望の方は、あらかじめご連絡ください。


 大嶺山    ..山旅     返信
      2025/11/08(土) 09:10  No.7502
 
 
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しばらく前までは芳しくなかった天気予報が、前日にはすっかり好転した。当たりもしない1週間前の予報なんかしないほうが精神衛生上良いとは前々から思っていたことである。

秋の好日、諏訪へ向かう中央道からは一足早い冬姿の槍穂の峰々が見えて気分は上々である。

大鹿村山行の行きがけの山に選んだのは、中川村の大嶺山だった。天気が良ければ陣馬形山もいいかなとは思ったが、これまで何度も登っているし、頂上が以前よりさらに観光開発されたと聞くと、いくら眺めが良くとも少々意気が落ちる。大嶺山は初めての山で興味もある。

名古屋のNさんと松川で合流し、天竜川右岸の河岸段丘を降りたのち、左岸の河岸段丘を登る。伊那谷の午前は中央アルプスが順光になる。こちらがある程度の高さにあったほうが眺める山は迫力を増す。振り返る中央アルプスは南駒あたりが雲間に見え隠れしている中、越百山がひときわ端正な姿を見せていた。

地形図に名前があるので、ある程度は人も入る山ではあろうが、一般的な登山道があるわけではなさそうだ。地形図から得られるだけの知識で入山したが、それだけに発見も多かった。それらを下山後に調べてみるのも、こういった山の楽しみのひとつである。

つまり特筆すべきは、おそろしくいい道が通じていたことである。道があくまで柔らかいのは人通りが長年ない結果であろうが、道の広さや形の良さは、かつては重要な道だったことを示している。これで路傍に石仏でもあれば最高なのだが、おそらくは山を巻く林道の開通によってそれらは麓に集められたのだと思う。ともあれ、参加した皆さんからも、いい道だねえという賛嘆がしきりだった。

下山後、ほんの1分もしないところに村営展望荘の風呂があるのがいいところで、山の汗を間髪を入れず流すのは何とも言えない気分である。この施設は、窓からの中央アルプスの眺めこそが見ものだが、我々にとっては、裏手に登ってきたばかりの大嶺山が見えるのがうれしい。

そのときにはたと気づいた。そういや「嶺」は現在の「峠」を意味したのだったと。当然「レイ」や「ミネ」ではなく「トウゲ」と読むのである。そんなことは『甲斐国志』を見れば一目瞭然なのにすっかり頭から抜けていたのである。

となるとこの道の良さが納得できる。帰ってから明治時代の地形図で調べると、やはり「大嶺」となっていて「山」の字はなかった。いつしか峠の南の三角点ピークが峠名をつけた山になったのだろう。ちなみに、この三角点名は「大草」、合併で中川村となる以前の小村の名前で、今も中川村の中心部である。つまり「大嶺」の「大」はそこに由来するのだと思われる。ひょっとすると、かつては「大草峠」だったのかもしれない。「大嶺山」は「おおみねさん」と読むらしいのだが、山容にしてはあまりに大げさな名前に感じるのは現代の感覚による勘違いというものであろう。


 そして大鹿村・延齢草へ    ..山旅    
        2025/11/08(土) 09:11  No.7503
 
 
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初日は大嶺山に登ったあと、同じく中川村の大草城址公園に寄ってみるつもりだったが、時間切れで大鹿村へ向かうことにした。

今年の遅い紅葉が幸いして、今しも大鹿村の山々の色づきは最高潮であった。深い谷では4時半ではすでに山の半分以上だけが夕照で輝いていた。

2年ぶりの延齢草には、下にも書いたとおり、木曜山行としては今回が12回目の宿泊だった。相変わらずの佐藤夫妻の歓待で、山の夜はゆっくりと更けていった。

明けて、まさしく秋晴れとなった。以前なら、また山へというところだが、昨日の山でだいたい満足している。そこで、中央構造線博物館を訪ねたり、これは初めての大西公園へ行ってみることにした。勝手知ったる佐藤さんが道々案内してくれるのもありがたい。

多少は歩きましょうと対岸から博物館へと小渋橋を渡るころには逆光だった赤石岳は、博物館を見学後に向かった大西公園の展望所に着くころにはすっきりとした姿になっていた。無数の桜が植えらえていて、桜のころにはシャトルバスが出るほどの賑わいだという。36豪雨で崩壊し、多くの死者を出した大西崩れの跡は大河原のどこからも眺められるが、近くに寄るといっそう生々しい。悲惨な災害の跡がこうやって平和な公園になっているのはいいなあと思う。

大鹿村を出て、最後に向かった大草城址公園も桜の名所らしい。公園内にある見事な桜が、こちらはまだ赤い葉を残していた。花の時季でなければ広大な駐車場に車はまばらだった。ここからは桜の枝越しに昨日には隠れていた中央アルプスがすべて見えた。桜と残雪のアルプスの頃には圧巻であろう。

こんな晴天に食堂なんかで飯を食うほどバカげたことはなというのが私の考えである。大きなあづまやを貸し切って弁当を使った。

ここで佐藤さんとは別れ、自宅へとまだ長い距離を残している人たちばかりだから、午後も早めの帰還となった。

延齢草の佐藤ご夫妻と参加の皆様に御礼申し上げます。


 Re:そして大鹿村・延齢草へ    ..名古屋のN    
        2025/11/08(土) 11:39  No.7504
 
 
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「ロッジ山旅」の『延齢草』一泊の山旅。山旅師匠が12回目というこの旅で出会った大鹿村。半分以上は参加してきただろうか。そこにある、戦後すぐに村民総出で造り上げた、村の未来を託した旧大河原中学校の学び舎。『延齢草』開業に至る歴史にも惹かれ、何より標高1000mの深い山あいの地の魅力。そして佐藤さんご夫妻のもてなし‥。夕食と朝食のお膳、地のものを存分に生かしたお料理。堪能しました。

伊那谷の松川町で、「ロッジ山旅」号に合流、目指した中川村の大嶺山(1020m)。山旅師匠の未踏の地への興味が、こちらにも伝わって「望外の手ごたえ」ある山歩きだった。松川町も、中川村も、大鹿村から伊那谷へ出る窓口のような町だというのも分かって、興味はいっそう深まった。

それにしても、大鹿村に通って、定点観測してきたかのような、中央構造線もある巨大な山塊の下を通す「信じがたい」巨大なトンネル工事‥。「大西崩れ」の現場、初めて訪れた大西公園から俯瞰すると、小渋川の谷の先にどっしりと構える赤石岳が、その人間の業(ごう)を見据えているかのようだった。


 Re:そして大鹿村・延齢草へ    ..山旅    
        2025/11/09(日) 09:09  No.7505
 
 
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大鹿村大河原(大鹿村とは大河原村と鹿塩村が合併してできた村である)で30年を過ごしたという信濃宮宗良親王のことは、最初に大鹿村を訪れたときに知ったことだが、歴史に疎いというか、さらに調べるといった熱意のない自分にとっては頭の片隅に残った記憶だった。

宗良親王を庇護したのがこの一帯を支配していた香坂高宗である。この香坂高宗を顕彰するどでかい碑がひょんなことから訪れることになった佐久の閼伽流山に登る途中にあったのだから面白い。くだくだしい由来は書かないが、このときにも少々文献を調べてみた。閼伽流山は佐久市香坂にあって、むろんこの地名は香坂氏と関係する。

今回、大嶺山に登ったり、帰り道に大草城址公園に立ち寄ったことで、香坂高宗が大草から大河原あたりの領主であったことを知った。要するに、小渋川の北側一帯に支配が及んでいたことになる。

となると、今回歩いた大嶺山への道、すなわち「大峠道」は大草と大河原をつないでいた道のひとつに違いない。立派な道なわけである。



 大鹿村・延齢草来訪に寄せて    ..佐藤 明穂     返信
      2025/11/04(火) 15:14  No.7500
 
 
ご無沙汰しております。
長野県大鹿村の佐藤です。
このたび改めてお越しいただき、誠にありがとうございます。
ここ数日来、急に冷え込みが増し、赤石の頂も白い薄絹を纏いました。近い山肌の黄色の出で立ちも徐々に褐色に変わっています。
日中はまだしも朝晩は冷え込みますので、暖かいご用意にてお出かけください。

さて、ロッジ山旅の皆様が初めて延齢草に来られたのが2008年のちょうど今頃...ただその時は私の父の葬儀のため、急遽赤石荘に泊まっていただきました。もう17年も経つのかと改めて思います。
それ以来ほぼ毎年のように訪ねていただき、今回で12回目となるそうです。本当にありがとうございます。

四季折々いろいろな姿を見せる大鹿ですが、秋が一番落ち着いた季節なのかもしれません。日々せかされるような農作業はとりあえず終わっていますので...歌舞伎の秋の定期公演も終わり、これからは冬支度を残すのみです。

延齢草は今年で28年、渓さんの生まれた年に開業しました。そしてロッジ山旅さんが始まった年にうちの長女が生まれましたが、これもまた何かの縁と思っております。

それではお会いできるのを楽しみにしております。
(間際の投稿で申し訳ありません。)


 Re:大鹿村・延齢草来訪に寄せて    ..山旅    
        2025/11/04(火) 19:55  No.7501
 
 
今年もまたお世話になります。

「エピソードのある山旅」と銘打った企画を4回して、もう仲間内に適当なエピソードはなさそうかなと打ち止めにしようかと考えていたとき、木曜山行で延齢草に泊めてもらったのが、あと1回で12回目になることに気づきました。

なるほど、ちょうどいいやと、5回目の「エピソードのある山旅」の行先にすることにしました。実際には、佐藤さんのおっしゃるとおり、最初のときはアクシデントで他に泊まることになったのでしたが、延齢草へは今度で12回目の宿泊となるわけです。これにて「エピソードのある山旅」は最後になると思っています。

「エピソードのある山旅」では記念にフォトブックを編んでいます。佐藤さんには巻頭に一文をお願いしたいと思っております。

つい先日まであった木曜日の傘のマークが晴れに変わって、軽い山歩きもできそうです。2年ぶりの延齢草を楽しみにしております。










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