ロッジ山旅 掲示板&山行記

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 FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     返信
      2025/03/02(日) 09:28  No.7287
 
 
明日が3月最初の放送です。毎度の四方山話というか、こんなこと聴いて、面白いと思う人があるんだろうかという話題ばかりであります。

毎日ニュースを見て飽きないのは「浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種は尽くまじ」だからで、要するに、時事を扱っていればタネには困らないわけです。その意味では山の話なんてちっとも面白くはないですね。


第1、2(5)週の月曜日、時間は午前9時と午後2時、同じく土曜日の午後7時の放送となります。

今月の31日には、去年5月に放送した、富田雄一郎さんの追悼番組を再放送する予定になっています。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..ペンタコ    
        2025/03/04(火) 17:13  No.7291
 
 
こちらに書き込むのは初めてになります。
昨日の放送、楽しく拝聴いたしました。
長沢さんは「山の話なんて・・・」とおっしゃいますが、非常に興味引かれる内容でした。

三好達治の詩、懐かしかったです。
私は雪国の出身ですがこの詩で思い浮かぶのは、真っ暗な夜にしんしんと降り積もる雪と、静寂と無です。雪国の田舎は何にもないですから(笑)。雪のない地方に住んでいる人とは解釈の仕方が異なることを、初めて気づかされました。

私が人生で初めて買った山のガイドブックは、長沢さんの書かれた『山梨県の山』でした。
山に行かずとも読んでいるだけで面白く感じたため、その後、他県のガイドブックも購入してみましたが、何かが違う。
その違いというのが、今回の放送でお話されていたことなんですね。

実は昨年、山村正光さんが書かれた『山梨県の山』を古本屋で購入しました。
今ではあまり紹介されないルートが書かれていたり、その逆に今でも登り続けられているルートが紹介されていたり、景色が変わっている山もあったりで、古いガイドブックもなかなか楽しいものです。昔の山屋さんはどんな道を歩いていたのだろう?など、思いを馳せたりしています。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅    
        2025/03/04(火) 21:26  No.7292
 
 
折しも、この冬初めてといってもいい雪が降っております。とはいえ、もう3月なのですから、きっと融けるのも早いでしょう。

つたない放送をお聴きくださり、まことにありがとうございます。早口でしゃべっているつもりではないのに、放送されたのを聴いてみると、えらく早口になっていて、これは、一刻も早く終わらせようという心情がそうさせているのだと思っています。次にはもう少し落ち着いて話すようにしたいものです。

ガイドブックにからめては、もっと言いたいこともあったのですが、公共に近い電波では言えないこともあります。その点では、出版物、つまり書籍には自由に書ける場合があって、それが本が不滅である理由のひとつではないかと思います。それなら、ネット上のほうがもっと自由ではないかという意見もあるでしょうが、売買されて初めて言論であるという点で、書籍に分があるのです。

ところが、そんな自由もがおびやかされていて、それについて「山の本」にかつて書いたことがありました。https://yamatabi.info/yamanohon99.htmlに載せてあります。実のところ、これがインターネットのもたらした最大の変化だと思います。

これをかみ砕いて放送しようと思ったのですが、番組に求められているものとは違い過ぎるでしょうから、やめておきました。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..鉄人M    
        2025/03/15(土) 21:10  No.7297
 
 
大変遅くなりましたが、本日19時からの放送を拝聴いたしました。

故山村正光さんを偲ばれていた山旅さんの語り口に、私も深い思いを馳せる感があり、寄稿させていただく次第です。

私事の披露で誠に申訳ないのですが、当方、1978年の大卒後31年間にわたり、某鉄道趣味雑誌(残念ながら、今年4月限りで休刊となります…)出版社の編集部に勤務しておりました。

そんな中、『山と溪谷』誌1997年11月号の特集「ローカル線で行く晩秋の山」の一環として、高尾〜甲府間を行く「中央本線各駅座談会」が企画され、"山"と"鉄"のダブリということで同誌編集部から"出演"を要請されました。

この時の車中座談会のお相手が山村正光さんと横山厚夫さんで、車内道中で両氏から伺った、車窓を彩る山々の蘊蓄極まるお話の数々は今でも脳裏から離れず、忘れることが出来ません。
また、このご縁をきっかけに山旅さんともお知り合いになれたことは、まさに"運命の出会い"だったと、しみじみ反芻しております。

その後、私の勤務月刊誌の2000年5月号に、山村さんから露蒙国境を巡る鉄道の乗車体験記をご寄稿いただいたことは、編集者冥利に尽きる喜びでした。

同記事内に掲載しました、山村さん撮影によるバイカル鉄道レールバスの写真をお目にかけます。
大変貴重なカットで、みなさま、どうかご覧いただけましたら幸いです。

以上、今回の放送を聴いて、故人に関わる当方の個人的な思い出だけを述べてみました。
失礼の段は、どうかお許しください。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅    
        2025/03/16(日) 09:01  No.7298
 
 
毎度のご聴取ありがとうございます。

人同士の邂逅なんて、考えてみればすべて奇縁には違いなく、どうやら仕組まれていたんじゃないかと思うこともしばしばです。

この番組が始まった当初から、山村さんには何度となくご登場いただきました。山村さんとは山でのご縁というよりは仕事がらみのお知り合いだったので、これも、私が大学を出るとき、おそらく20社以上は受けた就職試験にすべて落ちて、まあいいやと御坂峠で働くことにならなければなかったことでした。

鉄人Mさんたちお三方が登場した、『山と渓谷』97年11月号は、おそらく97年10月15日に発売されたはず、すなわち、私の娘が生まれた日でした。この偶然!!



 片山    ..山旅     返信
      2025/03/14(金) 08:15  No.7296
 
 
裏のご隠居さんから声がかかったので、3月初めての山歩きに出かけることにした。甲府では20℃にも気温が上がるとの予報に、高冷地の住人としては、ちょいと季節を先取りしてやろうと考えた。

となると、行先は甲府の北山で、手っ取り早く片山かなあと思ったけれども、さすがに新鮮味が薄い。そこで、この山に巡らされた径の中で、歩き残した、ほとんど最後といってもいい径を歩くことにした。すなわち、頂稜の歩道以外、めったに人を見かけることのない片山の中でも、さらに人の訪れの少ない、山の北側に通じた径を歩く。

現地へ行く途中の敷島の里では今しも梅が満開で、もうすっかり春めいている。かたや、我々の住処では道路に先週の除雪した雪が残っているのだから、えらい違いである。

もともと車が通れるように造った道は、いまや入口もわかりづらい。多くの倒木で塞がれており、ひさしく車の往来もないらしい。車の道だから傾斜は緩やかだが、それでも歩いていると汗ばんでくる。川向うの山のてっぺんがきれいな雑木林になっていて、こんどはあそこに行ってみようかと思う。

最近は頂上のない山歩きばかりだから、一応、片山(大宮山)の最高点には敬意を表した。

その後、お気に入りの座敷に移動して、甲府盆地を睥睨し、お山の大将になって昼を過ごした。



 可睡斎    ..山旅     返信
      2025/03/08(土) 10:26  No.7293
 
 
小淵沢の雛飾り創作グループが各地の雛飾りを見学するツアーのドライバーとして、この時季に出かけるようになって5年目になった。

今回は、これまでで最も遠い静岡県袋井市にある可睡斎という仏閣である。初耳だったが、調べてみると、知らないのが恥ずかしいくらいの曹洞宗の名刹であった。

家康の時代、登城したこの寺の和尚が、こっくりこっくりと居眠りを始めたのだとか。

「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚 、睡る可し」

という、なかなか楽しい故事により、いつしか「可睡斎」との名前が付いたそうな。これはいいなあと感心、しかしドライバーとしては可睡では困る。

雛飾りは圧巻の展示であった。建築の規模もすごい。敷地は10万坪もあって、隅々まで巡ると4時間もかかるという。我々は、雛飾りを見て回るだけであったが、それでも、途中、これもすばらしい精進料理をいただく時間を入れて、3時間も滞在することになった。

日帰りでこんなところまで行けたのも、中部横断道と第二東名のおかげである。可睡斎には、秋葉山から遷座した秋葉三尺坊大権現も祀られている。秋葉山は、この北25キロくらいにあって、これなら、日帰りでは忙しいとしても、1泊して登るなら余裕がありそうだ。

山旅の候補に挙げておこう。


 Re:可睡斎    ..ペンタコ    
        2025/03/12(水) 12:49  No.7294
 
 
今読んでいる本が宮本常一の『山の道』(八坂書房)です。この本の中に秋葉山や秋葉街道に関する内容が書かれており、ちょうど読んでいたところでした。
秋葉神社と言えば火伏、という知識はありましたが、恥ずかしながら秋葉山という場所があることを今回初めて知った次第です。
本によると、秋葉山へ向かうための秋葉街道(秋葉道)はいくつもあったようで、「可睡斎」もその道にあるのだろうか?と地図と睨めっこをしています(なにぶん、この地域の地理に疎くて・・・)。
有名どころの山を一通り登りたいという気持ちはありますが、こういった昔の人たちが歩いた山道をたどる山登りもしたいなぁと思う今日この頃です。

ひな人形、3月3日が過ぎたら早く片付けないと嫁に行き遅れる、という言い伝えは全国でもそうでしょうか?
お雛様を片付けるには湿気の少ない晴れの日が良いと母から教わりましたが、日本海側の3月に晴れの日なんてそうそうあるわけもなく、我が家のお雛様は飾りっぱなしになることもしばしば。
あぁ、だから私は・・・(笑)


 Re:可睡斎    ..山旅    
        2025/03/13(木) 07:43  No.7295
 
 
こういった、壮大な飾りをする催しが近年多くなってきたのは、各家庭に眠っていた人形が放出されているからなんでしょうね。鯉のぼりもしかり。ただ棄てるには忍びないものですから。

我々の住むところにも秋葉信仰があるのは、先般一緒だった高齢者の皆さんに教えてもらいました。杖突街道を秋葉街道ともいいますからね。

それにしても、こういった宗教的由来については、結局のところいつまでも門外漢です。秋葉寺と秋葉神社にも、どうやら何かしらの争いがあるようだし、可睡斎に三尺坊が遷座されたことについても、主張のひとつだとも考えられます。

八百万の神信者としては、古い寺社仏閣を訪れたときに、何かしら敬虔な気分になるのは確かで、それでいいのではないかと考えています。山も、そういった気分になる山に魅かれます。

(写真は可睡斎の秋葉総本殿)



 北横岳スノーハイク    ..鉄人M     返信
      2025/03/02(日) 13:00  No.7288
 
 
冬から春にかけての"挟間"とでも呼びたいこの時季、私ども夫婦は15年以上にわたって北横岳登山を恒例行事としております。

もちろん"雪山登山"と言った大層なものではなく、北八ヶ岳ロープウェイ(私にとっては、旧名"ピラタスロープウェイ"の方が馴染み深いですが…)の山頂駅−坪庭から登り1時間半弱をかけて北横岳南峰・北峰をピストンするだけ、まぁ、せいぜい"スノーハイク"とするのが妥当でしょう。

ただ、山頂では強風と酷寒に襲われることも多く、昨年は私、右手薬指が凍傷になってしまったほどです。

一転して今年は、気温もやや高い晴天に恵まれ、四囲360度の大展望を楽しむことが出来ました。
冬型の気圧配置が緩んだため、真っ白に雪化粧した北アルプスの大伽藍も横一線にお出ましした次第です。

北峰から大岳への稜線をわずかに辿った地点から八ヶ岳本峰を望んだカットを、添付してみました。
(画面左下には、北横岳ヒュッテが見えます)
山旅さん、降雪というか残雪の具合は、例年と比べて如何でしょうか?


 Re:北横岳スノーハイク    ..鉄人M    
        2025/03/02(日) 13:12  No.7289
 
 
今回は、長年にわたって愛用してきた4本爪の軽アイゼンに代わって、「チェーンスパイク」なるものを履いてみました。

価格は安く、靴への着脱も簡単で、危険度が低い雪道ではこれで十分の"スグレモノ"だと思います。

今回出会った、老若男女の登山者多くの方が装着していらっしゃいました。
普及しているのですね。


 Re:北横岳スノーハイク    ..山旅    
        2025/03/02(日) 21:12  No.7290
 
 
ご精勤ですね。こちとら、雪のあるところはなるたけ避けて、といった体たらくです。

雪はとても少ないのではないでしょうか。茅野市あたりから見る霧ヶ峰も、車山こそ白いですが、カボッチョなんかはほとんど草地が出ている状態で、10年前、スノーシュー遊びをしたことがウソのようです。



 永明寺山    ..山旅     返信
      2025/02/28(金) 08:22  No.7286
 
 
リハビリ中のたわらさんが久しぶりに参加するというので思案した。天気は、信州方面も含めて、これも久しぶりの暖かい好天だという。

そこで、最近のマイブームの山、永明寺山にまた出かけることにした。山中に張り巡らされた主要な歩道の一部に、まだ歩いていないところがあって、そんな興味もあったのである。

予報どおりの暖かい日で、その分、北アルプスも少々霞みはしているものの、とにかく展望は申し分ない。人の歩くことの少ない径は柔らかくて実に気持ちがいい。しかし、古くからの作業道がいたるところで分岐していて、近道かと踏み込んだら少々の藪漕ぎをさせれられたが、こんな山ならそれも愛嬌のうち。

頂上の大公園はほぼ貸切で、よりどりみどり、使い放題のベンチに座って、この上ない、のんびりした時間を過ごした。










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