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来月のJR3月15日ダイヤ改正の前に、どうしても撮影しておきたい列車行き違いシーンを狙って、飯田線を訪れました。 撮影は無事成功裡に終わり、さぁ、気分は"鉄"から"山"へと転換…
辰野で飯田線下り列車を降り、駅前から"テクシー"で向かったのは大城山です。 木曜山行では毎度お馴染みながら、私にとっては未踏の山で、車道+登山道あわせて1時間きっかりのアクセスを経て山頂に到着。 晴天に恵まれた折、左手(東側)の南アルプス、右手(西側)の中央アルプスに囲まれた伊那平を見遥かす大展望を満喫しました。
ここからは、東北方向の岡谷より南下して辰野に至り、反転、西北方向の塩尻へと北上する中央東線旧線(辰野線)の、地元出身代議士により捻じ曲げられた線形("大八回り"と通称されます)、また辰野で分岐して伊那谷を南下してゆく飯田線の線形を見事に確認することが出来、再び"鉄"気分を高揚させた次第です。
ところで、手元にある「コンサイス日本山名辞典」(三省堂刊)では大城山は「おおしろやま」と記されていますが、地元の辰野町役場・観光協会では「おおじょうやま」と呼んでいます。 横山厚夫さんは「王城山」と執筆されていらっしゃいますが、この場合は「おうしろやま」または「おうじょうやま」と、平仮名表記が変わることになり、興味は尽きません。
西側に位置する、経ヶ岳から中央アルプスに至る山稜を眺めたカットを添付してみました。 ご笑覧ください。
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