ロッジ山旅 掲示板&山行記

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 三峰山    ..山旅     返信
      2023/07/26(水) 17:27  No.6749
 
 
山中一泊で瑞牆山と金峰山を登ってきた大阪からのご一行、1年越しの計画だったのだから、ちょうど梅雨明けとなったのは幸いだった。

さて、おまけのもう一山というので美ヶ原をご所望だったが、夏の観光地を歩くよりは、少しは山らしいところのほうがいいのではと提案したのが三峰山だった。これには、美ヶ原ではちょっと遠くて運転が大変だというこちらの都合もある。

4月に南側から登ったばかりだが、北側から登るのは3年ぶりだった。コロナのせいか刈払いがされておらず、ところどころで道は笹に埋もれていた。しかしそれも、あの気持ちのいい頂稜に着くまでのこと、一気に開けた風景に涼風も加わった。

頂上に着くまでは誰にも会わず、頂上でも数人を見ただけであった。名だたる高山こそ雲に埋もれていたが、真夏の昼間にそれを期待するだけ野暮というもの、青空に夏雲、一面の緑、それに涼風で充分である。

大満足で帰阪されることであろう。



 持栗沢山    ..山旅     返信
      2023/07/21(金) 07:14  No.6743
 
 
名古屋と神戸から晴れ女のはずのおふたりが揃った6月には大雨で、それでも八千穂高原を歩いてなんとかしのいだ。そのひと月後の昨日、ふたたびご両人が集結した。すると数日前までは雨だったはずの予報が前日までには好転したのは、かくてはならじとばかり、晴れ女の念力が効いたからであろう。

さて猛暑の地からやってきたとあっては目的はむろん避暑なのだから、涼しい山に行かねばならぬ。それでいて人が多くては閉口だ。ところがこちらは星ヶ塔で笹薮を漕ぐような山には当分は凝りている。

と、いろいろと検討して選んだのは持栗沢山であった。これに、いつもとは逆コースにして東側から歩いて達することにした。そうすると、ちょうど昼頃には頂上に到着するだろうという算段である。

登り口がすでに1600mを越えているのだから涼しい。しかし木陰が少ないので肌がじりじりと灼けるのがわかる。青空に夏雲湧いて、絵に描いたような高原の夏である。盛夏の八子ヶ峰の一角だもの、多少は人出があるかと思っていたが、結局、ひとりのハイカーも見かけなかった。

涼しさを味わったとはいえ、束の間のことでは、また猛暑の地元に帰るのが嫌になりますね。お疲れ様でした。


 Re:持栗沢山    ..やまんば    
        2023/07/21(金) 19:02  No.6744
 
 
余りの猛暑にバテバテになってロッジに辿り着き、エアコンなしの自然の涼しさで一夜をすごしたら生き返りました。高度を上げて笹原を気持ち良く歩き、360度の展望を楽しみながらのお昼ご飯。今まで山をやってきて良かったと思える至福の時間でありました。夏の間も、実施出来る日には木曜山行お願い致します。
今日金曜日には,神戸のN女さんと、入笠湿原まで山野草を観ながらの散策も出来ました。
ながさわさん、参加者の皆さまありがとうございました。


 Re:持栗沢山    ..おとみ山 [URL]    
        2023/07/21(金) 22:02  No.6745
 
 
持栗沢山1722m。昨日の木曜山行にマイスターが選んだ山でした。90才に手が届きかけている(足はまだ……)人が二人。80代に入ったばかりと、入りそうな人が一人づつ。

4人の年齢を合算すれば、天文学的数字間違いなしの参加メンバーを伴って、「納涼〜汗知らず」で、かつ「激歩の無い山に」との、大命題を見事に果たされた師匠に、感謝と同情を惜しみません。

起点とゴールが1600m程度。最高所が1757m、目的地の持栗沢山が1722m。おおむね1700m台の水平移動で、足元も優しく、時折心地よい風を受けつつ、360°の山岳展望を楽しみながら、終始5人で独占の漫歩気分という贅沢さで、何とも有難い一日でした。

楽あれば苦あり?しっぺ返しの懸念もありますが、星ヶ塔とやらで、先に苦労を味わったお陰で、こんな佳き目にありついたものとニンマリしている自分がいます。

帰りの車中から撮った、夏のシンボル入道雲を一枚。大きさも抜群でしたが、両の手を広げ、何やら口を開いて、八ヶ岳の上からこちらに問いかけているような姿が面白かったので……つい。

ハイ、今回のような山、ナイス・ルートがあったら、是非教えてください!



 足して2で割る    ..関東軍行軍兵士    
        2023/07/22(土) 07:10  No.6746
 
 
おとみ山氏投稿 No6745

標高1722mの持栗沢山目標でほぼ1700m水平移動の納涼山行。先日の「星ケ塔」の『激歩』の難行と比べれば天と地ですね。天候にも恵まれての天然納涼時間は電力消費の人工エアコンのシェルターで喘ぐ炎熱の下界人に「ザマーミロ」と言ってやりたかったでしょう。同行御婦人も普段の行いがいいのです。

「激歩」の星ケ塔と「漫歩」の持栗沢山・・「足して2で割ればチャラ」ですかね。「俺は昔人命救助したから今回の罪は問われない」と言った殺人犯みたいです。殺人と人命救助・・次元の違う「足し算」です。昔の現役時代の経理マンが2回集計計算したら違う答がでた。思い余ったこの男は「足して2で割った数字」を記入して涼しい顔をしていた、というのを聞いたことあります。

ところで『激歩』という表現は初めてです。「激走」なんてのはスポーツ紙の見出しであったと思います。『激歩』みて関東軍だった故実父が唄っていた「どこまで続くぬかるみぞ」の軍歌「討匪行」を想い出しました。


  Re:持栗沢山    ..山旅    
        2023/07/22(土) 07:56  No.6747
 
 
暑い名古屋に帰っても、せめて信州の涼風を思い出してください。ま、近いうちにまたこちらにはおいでになるようではありますが。

 Re: 持栗沢山    ..やまんば    
        2023/07/22(土) 08:25  No.6748
 
 
おとみ山の写真に、発達途上の入道雲が写っています。この木曜日の夜には,猛烈な雷雨⚡️が長時間続き、北杜市内の高原道路は,崩れた箇所があつて、部分的に通行止めになっています。こちらへお越しの方は,情報にご注意下さい。更に,金曜日夜にも強い雨が降りました。土曜日朝は晴れています(野辺山からの状況です)


 今週の木曜山行    ..山旅     返信
      2023/07/11(火) 15:21  No.6742
 
 
2週連続で道なき道をたどるハード山行だったので、今週は、北八ヶ岳で唯一の歩きやすい道、八方台尾根を歩くことにします。苔の森でしっとりと納涼しましょう。


 星ヶ塔    ..山旅     返信
      2023/07/07(金) 09:20  No.6738
 
 
「星ヶ塔」という印象的な名前は、手塚宗求さんが監修していた昭文社の地図にあったので知っていた。国土地理院の地形図には記載はない。昭文社の地図は縮尺が大きいので、だいたいの位置しかわからないが、地形図と照らし合わせると、この突起をそう呼ぶのだろうなとわかる。

下諏訪町の説明は以下である。

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星ヶ塔遺跡を発見した鳥居龍蔵によれば、星ヶ塔はもともと「ホシノトウゲ」と呼ばれていたようです。星ヶ塔遺跡の東側は、鷲ヶ峰の山裾と星ヶ塔山の間のへこんだ部分であり、山道の峠になっています。この峠に「ホシ」があることからホシノトウゲと呼ばれていたのですが、昔の人々は黒曜石のことを夜空に輝く星のかけらと考え「ホシクソ」と呼んでおり、そのホシクソが峠道にたくさんあることから「ホシノトウゲ」という地名がつけられました。のちにそれがホシノトウ、そして「ホシガトウ」と呼ばれるようになり、その後漢字が当てられ、現在の「星ヶ塔」と表記されるようになりました。
 
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要するに星ヶ塔は峠のことだから、その西の突起は「星ヶ塔山」とでもするのが正しかろうが、「塔」なんて山らしい漢字が充てられているのにわざわざ山をつけることもあるまい。

さて、避暑の山としては霧ヶ峰は最高だけれども、目新しいところはそう残っていない。先週の冷山に引き続き、黒耀石ついでと、この星ヶ塔に登ってみることにした。

この山、中山道側の星ヶ塔林道をたどればわけないが、この林道は歩行者といえども通行禁止という林道だから歩きたくないし、面白くもない。つまりは、国史跡の黒耀石採掘地には許可なく入るなということである。もっとも我々は山のてっぺんに立ちたいだけで、採掘地を見る気など最初からない。2年前、NHKの「ぶらタモリ」でこの採掘地が紹介され、いっときよく知られることになったらしい。

そこで別の方法を考えて(行程は各々が想像すればいいので略す)、これで楽勝だ、午後早いうちには戻れるだろうと思ったのは浅はかだった。頂上には無事立ったものの、近来ないヤブ漕ぎの連続と、長時間行動になってしまった。歩けると思っていた径は踏跡以下で発見すらできないのも多く、逆に地形図にない作業道は縦横にあって惑わされたり遠回りさせられる。ヤブの中ではカメラとストックを失うという体たらくで、標高1600m近い場所といっても暑さで大汗もかかされて足は痙攣するし、ほうほうの体で出発点に戻ったときにはすでに夕暮れていた。

道中いたるところに転がっていた黒耀石については、これまでに見た中で最大の量で質も最高だと思われた。しかし、刃物がわりにしたといっても、それだけのために、全国からこんな山奥まで縄文人は訪れたのだろうか。

それにしてもおとみ山、この行程をこなしたとは、お達者というどころではなく、異常だと思われる。お疲れ様でした。


 Re:星ヶ塔    ..おとみ山 [URL]    
        2023/07/08(土) 12:28  No.6739
 
 
いやはや。好事魔多しの譬えか、黒曜石を踏む2回目の山行で、顔面が地球と接触。しかし、前額部と鼻っ柱の3ヶ所のかすり傷だけで済んだのは、相手がむき出しの岩石だっただけに、超々ラッキーでした。

久しぶりの身の丈を没する笹薮漕ぎで、いい加減うんざりした後、師匠の提案に従って、笹を分けて100mほど登り、ビーナスラインに飛び出せば、局面は大きく変わったものを……と、深く反省をしています。

結果、17:50までのロングロングあごー(を出す)歩行となった訳ですが、結果よければすべて良し。かなりレアーな星ヶ塔の頂きに立てたことも、良質かつ大量の黒曜石の破片を、大胆に踏みながら歩けたことも、記憶に残る難儀な山行の一つとして、木曜山行参加の数多の歴史に、漆黒の輝きを残すことと満足しています。

恥ずかしながら、カメラを忘れ、山旅ロガーの起動も忘れ、スマホで撮った写真も転載の仕方を忘れ.....と、転んで岩に接触する以前から、脳難破症症状は出ていたようです。上手に付き合って、同行者に迷惑をかけないようにと、改めて思いました。


 Re:星ヶ塔    ..山旅    
        2023/07/08(土) 19:21  No.6740
 
 
ヤブを漕いでこんなところへ這い上がってくるのですからすごいよね。むろん、こんな道は地図にはないのです。

帰ってから行程を仔細に検討した結果、いくつかの場所で判断を明らかに誤っていたのに気づきました。暑さのせいです。暑さには極端に弱いので、もうろうとしていたのでしょう。涼しくなるまで自重することにします。


 小惑星  Re:星ヶ塔    ..ヴェロキラプトル    
        2023/07/09(日) 12:39  No.6741
 
 
おとみ山氏:NO6739

譬え・・喩えですか。昭和男も使えない漢字です。
6日は好天だったけど難儀の山行のようでしたね。「地球に衝突」とは6500万年前の「小惑星」なみです。恐竜はじめ地球上の生物の殆どが滅んだと言います。それでも人類の祖先の霊長類のそのまた祖先は生き残った。しぶといですね。

しかしその人類もたかが10万年の生物で小惑星の衝突を待つまでもなく人口増・自然環境破壊・生成AIの進化などで自己破滅の道をたどることは必至のような気がします。宇宙時間からみれば人類なんて生物が地球上に存在していた時間はほんの「まばたき」なんですね。怪我の功名で拾った黒曜石も大先輩ですね。神棚に供えるしかないですよ。



 FM八ヶ岳 『山と森と旅と』    ..山旅     返信
      2023/07/04(火) 09:02  No.6735
 
 
去年始まった私の放送も、はや10回目となります。月に2度の放送だし、ひと月の間は同じ内容を繰り返し放送しているだけなので、最初の頃はともかく、いちいち告知しておりませんでした。

少し前から、過去2ヶ月分はアーカイブでも聴けるのでなおさらでしたが、アーカイブでは残念ながら、著作権がらみなのでしょうか、音楽部分はカットされます。

ところが、山の話題では四苦八苦しているものの、音楽の部分はわりと自分も楽しんでいるんですよね。これは、山の紀行文なんか、ある程度の量を読んでしまえば、もうさほどの興味がなくなってしまうのと関係しています。要するに「山はいいなあ」と書いてあるだけなのが大部分ですから、面白くもなんともない。

だから、もっと毒素の部分を語れば面白いのではないかと思うのですが、これは放送としてはちょっと難がある。一方、音楽を語るのは気楽です。単純に自分の好きなものを流せばいいのですからね。音楽は耳で聴くものだし、しかも無限にある。しかし、本当は、よくもこんなひどい曲(これはほとんど歌詞をさす)があったものだというのを流して、クソみそにやっつければ面白かろうと思いますが、これも放送では無理でしょう。

ともあれ、音楽入りで聴けるのは本放送のみということで、今日が7月の放送の初日です。


 Re:FM八ヶ岳 『山と森と旅と』    ..鉄人M    
        2023/07/04(火) 23:32  No.6736
 
 
7月分の放送、初回を拝聴いたしました。

山旅さんのご投稿(↑)に、Judy Garlandの銀幕名シーンが披露されていますので…
「山旅の掲示板」にはふさわしくないことは重々承知のうえで、挿入曲の「Over The Rainbow」3バージョンが、いずれも素晴らしかったことを申し述べたいと思います。

オリジナルではない、異なる傾向の3人の女性歌手を、ということでしたが…

1曲目のOlivia Newton-Johnは、山旅さんのコメント「なんと美しい人だなぁ」に、私も全くもって同感!!
私は山旅さんより2歳年上ですが、同時代をかぶる共有の思いがあります。

2曲目のJanet Seidelは、山旅さん曰く「鼻歌ふうに軽く歌って」いますね。
イントロはいかにもこの曲を思わせるのに、なかなか"メロ"に入ってゆかないもどかしさがありましたが、最後がフェイドアウトで終わってしまったのは意外でした。
ちなみにJanet Seidelは私と同い年ですが、早世してしまったことは、まさに痛恨の極みです。

3曲目のCeltic Womanは、今まで聴いたことがなかったアカペラの女声コーラスが誠に秀逸。
 
同一曲を、歌い手を変えた3バージョンで紹介される手法には、双手を挙げて歓迎したいと思います。

次回放送も、本当に楽しみにお待ちしております。


 Re:FM八ヶ岳 『山と森と旅と』    ..山旅    
        2023/07/05(水) 08:07  No.6737
 
 
さっそくのご聴取ありがとうございます。山の話なんかより音楽の話題のほうがずっと面白いんではないですか。大歓迎です。なんでこんなところに「オズの魔法使い」の写真があるの、というのは、放送を聴いてもらってはじめてわかるというしかけでした。

あの放送は曲で全体の長さを調整しているんです。しゃべっている部分を編集するのは難しいですからね。今回の場合、オリビアとケルティックは短いので全曲入りましたが、ジャネットのは長いので、フェイドアウトして調整したというわけです。そのあたりは編集担当者のさじ加減です。ま、短い曲をフェイドアウトすると変になりますから、長い曲が犠牲になることが多いというわけ。

ジャネットのは、「こちら」
にありますから、ぜひフルコーラスで聴いてください。










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