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目黒川沿いのソメイヨシノの蕾はまだ隠れたままだが、昨日の気温でどうなったのだろうか。これからのウオーキングでもう一度確認してみたい。 大学のキャンパス内に植えられているコブシはいつ開花してもいいぐらいに膨らんでいた。 今日も観察してみるがきっと咲いているに違いない。
良く似ていて間違いやすいのがモクレンとコブシだが、じっと観察するとその違いが分かる。モクレンの花は上向きに開花し、花びらが完全に開くことはなく、こぶしの花は横に広がり、花びらが完全に開く。またモクレンの花は大きく、こぶしの花は比較的小さいのが特徴となっている。 代々木公園には結構大きな三本コブシがあるが、それはそれは見事なコブシなのだが、開花はまだ先のようだった。―向うから桜や辛夷新庄なりー 金子兜太
という俳句があるが、この新庄というのは、私が高校に通っていた新庄市(山形県)のことだったのだろうか。芭蕉を追って金子兜太は奥様と最上峡に足を延ばし、次の俳句を詠んでいる。―郭公の 声降りやまぬ 地蔵渦 【20240319(火)】
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