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私が臨時職員として勤務する大学のキャンパス内にハギが見ごろを迎えている。 駐車場の高さ1.2mほどの石積みの上に幅3mほどに広がったハギだが、私が働きだしたころは、駐車場上の植え込みは藪になっていたのだが、造園業の真似事(一応造園コンサルティングとしての資格は持つが、造園業は素人)をしながら手入れしていたら、それなりに見られるようになった。
その植え込みにはハギ以外、白ヤマブキやヤマブキ、アセビ,やぶ椿などもあり、見上げればなかなか美しいのだが、学生さんや大学職員の人は見てくれているのかどうか定かではない。 ハギはご存じのように秋の七草の一つであり「万葉集」に最も多く詠まれているらしいことからも、古くから日本人に親しまれてきた植物だといえるだろう。耐寒性にも耐暑生にも強く、花期が終わった11月以降、根元からバッサリ切っても翌年にはまた立派な花を咲かせてくれるので、手入りする私としても心強い。
来週は歩道沿いに植えられているシランの葉を刈り取ろうと考えている。 別に刈り取る必要は無いのだけれど、日当たりがいいので葉が歩道に延び、歩く人の邪魔になることや刃先が踏まれて枯れて景観上宜しくないので、こちらも毎年この時期になると根本から刈り取り、根元に溜まったゴミをかきだしているエセ造園業はとても忙しい。【20230930(土)】
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