|
先日、山形県庄内町で庄内米コシヒカリの専業農家をしているNさんから、原木シイタケが小振りの段ボール箱で送られて来た。つやつやしてふっくらとしていて、見るからに旨そうなシイタケが袋一杯に詰め込まれていた。 なんと言ってもチーズをのせてオーブンで焼いたシイタケが、チーズの塩気と相まって酒のつまみとして最高である。
原木しいたけの栽培は江戸時代から始まったといわれ、自然の環境を利用し木の栄養だけで、シイタケを作るという基本は昔も今も変わってはいないらしい。 私もどこか忘れてしまったが、いちどだけシイタケづくりを体験したことがある。 秋頃にナラやクヌギを切り出した、1mほどに切り揃え、切り出した原木に金槌のようなもので穴をあけ、シイタケの菌を植え込みフタをするという単純な作業を繰り返しすことに寄ってこの肉厚の旨いシイタケが出来るのである。
早速、昨日の夕食時にチーズをのせてオーブンで焼いたシイタケをアテに麦焼酎をロックで頂く。ふっくらとして肉厚のシイタケはほんのりとチーズの香りがしてお酒がすすむ。酒呑みにはたまらない瞬間である。都会暮らしの私にはこうして取り立てのものが季節ごとに送らてくる。実にありがたい。【20240218(日)】
|
|