| 青山さんは元高校教諭で生物を相当していた小学校高学年から昆虫採集を始め、社会人になつてから50年以上にわたり標本を集めてきた。(中略) 青山さんは定年退職後、財団が主催する子供向けの「自然体験塾」の講師を務めた。コレクションの価値を:知った財団常務理事の佐藤勝信さん(72)がデジタル博物館の開設を持ち掛けた。 (同記事)
「デジタル博物館」と「自然体験塾」の合わせ技一本がこれからの〈博物館〉になって行くように、「人間像ライブラリー」と「読書会/文学散歩」の合わせ技一本がこれからの〈文学館〉になって行くのかもしれません。人間のやることだから、バーチャルにだって何かしらの限界は将来にあるだろうけれども、今、ガラスケース越しに本の表紙を眺めて物事をわかったつもりになっている間抜けさよりは遙かにマシだと思っています。
「プロカメラマン」とか「財団の協力」とか羨ましい気もするけれど、まあ、これは自分の人生にはなかったものだから… 死んだ子どもの年齢を数えても仕様がない。 「まだか…」という声も聞こえてきそうな十月中旬ですが、今の私に出来る努力はすべてやっています。インターネット公開、もう少しお待ち下さい。
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