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▼ 私の庭   [RES]
  あらや   ..2012/06/20(水) 08:57  No.264
  アメリカ人が翻訳された「私の庭」を読んだら、私たちがバチガルピの作品から受けているような衝撃を感じるんじゃないか…とちょっと思った。身体感覚が異常に膨らんで、大変けっこうなことです。

「六月の小樽」を書かなきゃいけないのに(また七月になっちゃう!)読み惚けてしまいました。浅草編、読了。さあ、蝦夷地。


 
▼ 蝦夷地篇  
  あらや   ..2012/07/02(月) 11:27  No.265
  蝦夷地篇、読了。京極文学館(図書館の読書会)の資料づくりや、白老の講演(7月21日)の話の組立や、山梨県民移住紀年碑調査の整理や、その他諸々をやらなければならない貴重な休日なんだが、もう抗しがたい。北海無頼篇にこのまま突入してしまうだろう。目次に「終章・私の庭」の文字が見えている以上、進まなければ嘘だろう!といった勢いです。たぶん、こういう時、突っ込んだ方が得るものが多かったというのが私の人生だったような気がするから。

 
▼ 北海無頼篇  
  あらや   ..2012/07/13(金) 05:18  No.266
  「そうでございましたか。浅草は薦被りの本場にして、聖地でございます」
「父が申しておりました。地面から見つめる者こそが、宇宙の王であると」

うー、凄え。とんでもないもん、読んじゃった。「終章 私の庭」、突入です。読み終わったら、どうなるのか、怖いです。

 
▼ 終章  
  あらや   ..2012/07/13(金) 10:46  No.267
  これで思い起こすことなく、19日からの三連戦に臨むことができる。いい噺だった。


▼ なにかが道をやってくる   [RES]
  あらや   ..2012/06/10(日) 13:22  No.263
  滝上の記事を切り抜いていたら、その側に、この記事が…

作家「華氏451度」
レイ・ブラッドペリさん(米SF小説家)
 6日のAP通信などによると、5日夜、米ロサンゼルスで死去、91歳。ブラッドベリさんの娘が明らかにした。死因は不明だが、闘病生活を送っていた。
 20年、米イリノイ州生まれ。米ソ冷戦や子供のころの夢から着想を得て多くの作品を書き上げた。未来社会の焚書を題材に現代の思想統制などを風刺した「華氏451度」、地球人の火星探検・植民をテーマとした「火星年代記」などで作家としての名声を確立した。

ブラッドベリの本を読んだから、今の自分があるのだと思ってる。たしかにあの時、なにかが道をやってきた。



▼ 血の呻き   [RES]
  あらや   ..2012/06/01(金) 07:07  No.262
  怒涛の如くさまざまな出来事があった五月を締め括るかのように、先ほど、沼田流人「血の呻き」を読了。広岡仁右衛門(カインの末裔)を初め、羊蹄山麓の地を彷徨く私の頭の中の人影に、また一人、藤田明三の名が加わった。彼や雪子や時子が、たしかにこの世に生きていた証を立ててあげたいと思う。頭の中は、この地に犇めく妖怪でいっぱい。


▼ 星守る犬   [RES]
  あらや   ..2012/05/18(金) 10:01  No.260
  「星守る犬」、「その時ぼくはパールハーバーにいた」、「ホームレス中学生」、「グラウンドの空」、「13歳のシーズン」、「植物図鑑」…

今年も「京中生インタビュー」の春が来て(今年一年も今の図書館にいられます)未読だった本をバシバシ読んでいます。「第六ポンプ」のショックをこういう風にかわすことができて、ちょっとこの職業のありがたみを感じます。図書館現場からどんどん離れて、なんとか長とかなんとか先生になっていくのが昔から苦痛でもあり不安でもあった身には、今の立場はありがたいことです。「星守る犬」なんて、意外な名作にも出会うこともできたのだし。


 
▼ そのぬくもりはきえない  
  あらや   ..2012/05/22(火) 11:11  No.261
  その後も、「メジルシ」、「そのぬくもりはきえない」と、読書は続いています。岩瀬成子「そのぬくもりはきえない」はよかったなぁ。今期いちばんの収穫かもしれない。インタビューが楽しみになってきました。


▼ 第六ポンプ   [RES]
  あらや   ..2012/04/16(月) 18:38  No.259
  凄いわ。ひとつとしてカスのない短編集。おじさんは、中学生の時に「ウは宇宙船のウ」読んだ時の胸つまる感動を思い起こしました。いろいろあったけれど、最後の表題作「ポンプ6」でトドメ撃たれましたです。こういうものを読んでしまうと、後がつらい。駄作、読みたくない。



▼ 約束   [RES]
  あらや   ..2012/04/09(月) 11:54  No.258
  3月の製本教室でつくった「約束 峯崎ひさみ作品集」です。
著者の了解をいただきましたので図書館で受入。一般の蔵書と同じく貸出もできます。多くの人に読んでいただきたい。町外の方も、図書館の相互貸借網を使って借りることができます。お近くの図書館にリクエストを出してください。

私も、ちょっと糊が表紙についちゃって不細工になった一冊を自分用にひきとりました。(でも、不細工なりに、可愛い…) 心を落ち着かせたい時、手にとって、読みます。



▼ ワン・モア   [RES]
  あらや   ..2012/03/06(火) 10:50  No.257
  よかった。書架で見つけた峯崎さんの「穴はずれ」を、帰ってきた家の布団の中で一気に読んでしまった夜を思い出した。「おでん」、凄いやね。

直木賞、「ラブレス」でよかったんじゃないの。「ラブレス」で充分感じ入ったけれど、「ワン・モア」でさらに上を行きましたね。いやー、凄い。凄い。お祝いに、雛まつり写真を一枚。



▼ ニセコ要塞   [RES]
  あらや   ..2012/02/20(月) 14:48  No.255
   夕刻、電話が保安部より作間に入った。
 「そうか、奴らは発見されたか」
 激しい銃撃戦の末、ジープを盗んだスパイは全員、射殺されたということであった。
 「場所は?」
 「はい、比羅夫町半月湖の湖畔であります」
 とすれば、羊蹄山の麓である。
 「そうか、それはよかった」
 作間は安堵して電話を置いた。
 ……だが、そのころ、一人の男が、羊蹄山麓雪原の下に潜んで、じっと時を待っていたのだ。今朝、沙夜香のアパートの窓越しに、鐸冶が見掛けたあの男である。男は、シベリアの極寒の原野で訓練を受けた特殊工作員である。
 それにしても、不思議ではないか。男の体は完全に地上より四メートルも下で雪に覆われ、呼吸は停止しているのだった……。
(荒巻義雄「ニセコ要塞1986」)

いやー、おもしろいもん、見つけた。
図書館の書庫で「義経埋宝伝説殺人事件」という本を見つけて、なにげなく読みはじめたら、面白くて、面白くて… あちこちから本を借りてきて、今、「ニセコ要塞1986」を読書中です。
「義経―」については、スワン社資料室「二月の小樽」でとりあげました。
なんてったって、ニセコ要塞だもんね。半月湖とか、雷電海岸とか、後志アイテムがばんばん出てくる。半月湖で殲滅した一隊がじつは囮で、羊蹄山麓の雪の下に潜む本命が動き出す…とか、この距離感がわかると面白さ倍増なんですけれどね。


 
▼ スペツナズ  
  あらや   ..2012/03/05(月) 09:02  No.256
   ところが、スミノフ上陸軍の一派は、突如として隣接する小樽港を襲って、あっという間にこの街を占領してしまった。なお、ここでも彼らは大規模なガス攻撃を行ない、守備大隊のみならず、居住する一般住民を全滅させたのである。
(荒巻義雄「ニセコ要塞1986」)

このやろー、やりたいようにやってるなぁ。あんまり小樽の街を壊すんじゃねえ。

 午後四時、早々と日が暮れはじめる。白い迷彩服を着けた烏山たちは、薄闇に紛れて、朝里峠を出発した。
 高原状になった尾根に沿って進む。昼なら眼前に広がるはずの石狩湾は、雪と闇に紛れて全く見えない。目的地の張碓は、札幌と小樽の境界で、山地が切り立つ崖となって海に落ち込んでいる。
(荒巻義雄「ニセコ要塞1986」)

対するIBM軍も、クロフォードの鉄道や張碓トンネルを爆破したり、廣井博士がつくった防波堤を破壊したり、こっちも、やりたいようにやってるし…

スペツナズ。若い時から、何度聞いても憶えられないんだよな。スナッペズとか言ったりしては笑われてる。
上の写真は、泊原発の渋井側入口にある旧道トンネルです。(画面の左側が出入口。それを入れて写真を撮ろうとしたら、すかさず門番が飛び出してきた…)
ここを通って掘株(ホリカップ)の家に帰る木田金次郎の写真を見たことがある。初めての北海道旅行で倶知安に陣地を置いた林芙美子も、このトンネルをバックに写真を撮っていたと思う。泊村の名所なんでしょうか。まさか原発の敷地内にあるとは思わなかったな。いかにも、スペツナズが上陸してきそうな場所ではありますね。


▼ 詩小説クリップ   [RES]
  詩小説クリップ   ..2007/02/23(金) 04:45  No.51
  怒りんぼ 悲しみマンボ

怒りや悲しみも、人間の自然な仕草だ
いとおしく 生活から切り離せない
彼らも仕方なしに居残ってんだって

だれでも怒る でも、あとがつらい
悲しみも痛い なるだけ悲しまないよう、気を付けといて

争いで増えた 怒りと哀しみ
競争のせいで 未だに ぬぐいきれない苦しみ
残ると大変 気持ちの暗さ
はらの中から追い出そう

少しあるようだなと気づいても、大声で言っちゃ駄目だよ
そっと袖ぐちから、藪の奥に捨てちゃおう

そっと包んで 消そうよね


 
▼ 海向きの、草原の部屋のテラスで読む、詩小説クリップ  
  場板部受理   ..2010/01/16(土) 11:49  No.189
  安らぎにゆだねる暖かな部屋・・・完全に静か

ここで過ごすレジャーは、底抜けに楽しく、 悪口など、思いも寄らない
人は、相当な年になるまで 憎まれ口には、恨みが籠もっていないものだが、
幼年期の純粋さをたまには取り戻せ
憎い激しい感情も熟せば、それだけに、押さえつけられていて損したという気はあるが、鍛えられて忍術が手に入ったという言い方にも成る

人間は足もとでは、自分の環境は自分で作っていて、自分の神聖な場所を守ることができる(帰る場所がある)ねぐらの深み  安堵・・・守る暮らしぶりをアットホームなオレンジ色にいざなう
そんなフカフカの感覚 モア〜っと何かが私を包み込む気配がやって来る ふと手を止め、その感覚に集中すると
それが誰のものか分かる
今、オープンにした部屋の窓を解放、海向きの南風に委ねます リズムに乗る 心の浮きぐあいに、詩小説と出会えてよかった という生クリームの優しさ・ソフトさが、胸の はらわたに 乗っかります

 
▼ 涙を流して、しんみり気持ちを込める  
  ねい   ..2010/08/22(日) 01:18  No.208
  ハングリーリベラル
・・・・
ラブリーな冒険は、夏の熱の中で 思う 激しい夢

イメージ力を呼び起こすには、映像ははっきり見るな
ぼんやりした世界をおもい起こせば、いい
そうすれば、鋭く 回りを懸命に探索したくも成るだろう 

あややっ、可愛い振りした モデルの商売に酔っちゃ、いかん
じっくり、でも、あわてて、心を走らせてみよう
桃源郷を信じろ
ぎりぎり待って、ちょっと我慢
刺激への反応を 溜め込むのだ

わがままな脳が、喜ぶ本能の がっつき・・・・
飢えたように、世間を見ろ 先入観をほどき、固定観念をはずし、既成概念を打ち破ったら、

湖のブルーなオアシスが ほんのり ひとみに浮かび来るだろ  
気持ちが動けば、震える人生が包み込んでくれる
じわりと 胸のぬくもりを 目の中の潮騒に漂う 貝殻に沈めて、微笑もう!

 
▼ 瞑想  
  メディテーション   ..2010/11/28(日) 21:54  No.217
  遺伝子に忠実に生きてる? 無理して自分の気持ちから目をそらしてない? 沢山の文化に触れよう。一部だけを盲信してしまったら駄目。 書物・何気ない情報を鋭く読み、映像の影響は余り受けず、自然な想像力を日頃から強く働かせ、嘘を見破る 芸術として隠されてる事が多い 見えにくい、全体図

 
▼ 詩小説クリップ 気持ち詩ロング  
  kkk   ..2012/01/23(月) 12:50  No.254
  遊ぶに遊べない、予行練習社会。
人間だけの世界で、かしこまった型嵌め社会を脱出
ゼロから始めよう
悶々とするより、自然界を眺め。
車も無い、家も無い、太陽にすがるような原始の形で、人生を見つめ!
思いの丈(たけ)を吐き出せ!
人間ごっこの箱庭から脱皮、
皆んな同じ思考から抜け出せ
過去の知識を塗り替えるんだ。
未来への思考を増やそう!
今こそゼロベースの原始の基盤から始め直そう。
車も、水も、火も、時間も、
最初から湧き立たせる術を体得しよう!
本気になろう


▼ ラブレス   [RES]
  あらや   ..2012/01/11(水) 08:01  No.251
  乾ルカ「ばくりや」、桜木紫乃「ラブレス」、薬丸岳「天使のナイフ」、佐々木譲「カウントダウン」。

風邪うつされちゃって、三連休小樽に戻ることができなかった。厄年って、こんな調子なのかなぁ…

年間ベストで評判の高かった川村蘭太「しづ子」は、微熱の頭にはちょっとつらかった。


 
▼ カーネーション  
  あらや   ..2012/01/13(金) 10:19  No.252
  風邪薬のせいなのか、連日の雪かきのせいなのか、泥のように眠りこけて昨日の「カーネーション」見逃してしまった。昨日が、パンパンに身を落とした「なつ」の再登場の回だったら厭だなぁ、大事な名場面を落としてしまったなぁ…と思っていたのだが、今日の回だったのでひと安心。

 ダンサーになろか
 凍夜の駅間歩く

「しづ子」、熱の頭にずきずきと快感。この間読んだ中では、やはり「ラブレス」かな。ちょっと「穴はずれ」っぽいフレーバーも入って、こういうのは私の好みです。

 
▼ 奈津  
  あらや   ..2012/01/16(月) 19:26  No.253
  「ねえ」
「何」答えがうわの空だ。詩織は夢見心地でドラマを見ている。
「『影の国』って何」
「わからない」
「あ、そう」
 しかし、第二話のラストシーンで予想外の展開になる。なんと、チュンサンが交通事故で死んでしまうのだ。
 さらに、第三話になると、もっと予想外のことが起こる。
 一〇年後、建築家になったユジンの前に、チュンサンそっくりの建築家ミニョンが現われるのだ。もちろんミニョンを演じているのはぺ・ヨンジュンだ。
 第三話の途中から、団藤は開いた口がふさがらなかった。
「いまの何」
「見ててわからないの」
「わからないよ」
(佐々木敏「逃げるシンカー」)

なんか調子が微妙にちがうなぁと思ったら、佐々木譲じゃなくて、佐々木敏だった。(ちょうどラベルが「敏」の名を消していたので…) 昔、北朝鮮がらみで、佐々木敏の小説読んでいた頃もありました。

「奈津」役の女優、栗山千明という人でした。昔、「ふたりっこ」に出ていた人ですね。(あれも毎朝楽しく見ていました…) パンパン・ガール姿の「奈津」も、先週限り。非常に得した思いの一週間ではありました。風邪は相変わらず治ってないけど。








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