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司書室BBS

 
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▼ おとぎり草   [RES]
  あらや   ..2010/08/16(月) 20:19  No.217
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13日夜、図書館でやっている「後志の文学」講座の第四回で、受講者の人が「おとぎり草」を持ってきてくれました。たまたま、第四回は「峯崎ひさみ」さんだったので、なおのこと嬉しい。講座の後、家に持ってきてコップにさしておいたら、朝、花が咲いていました。おお…

スワン社資料室の「北の沢クロニクル」、あと「バイキ!」と「ヤンチャ引き」を残して止まったままになっていますが、これは、この2作品に対しては私の思い入れがあまりに強く、文章書いているとなにか頭の中に昔の想いがぐちゃぐちゃ顕れてきて何度書き直してもフィニッシュ感にならないからです。じたばたしている内に、書くべき二月〜四月を通り越してしまいました。それでも六月くらいまでは考えていたのだけど、忙しくて駄目だった。そして、今年も、とうとう「おとぎり草」の夏が来てしまった。


 
▼ えぞにふ  
  あらや   ..2010/08/17(火) 10:57  No.219
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で、こちらが「えぞにふ」の花。宮沢賢治の「オホーツク挽歌」の一編「樺太鉄道」に出てくる花です。おとぎり草と一緒に持ってきてくれました。ほんとに勉強になる。

やなぎらんやあかつめくさの群落
松脂岩薄片のけむりがただよひ
鈴谷山脈は光霧か雲かわからない
  (灼かれた馴鹿の黒い頭骨は
   線路のよこの赤砂利に
   ごく敬虔に置かれてゐる)
 そっと見てごらんなさい
 やなぎが青くしげってふるえてゐます
 きっとポラリスやなぎですよ
おお満艦飾のこのえぞにふの花
月光いろのかんざしは
すなほなコロボックルのです
  (ナモサダルマプフンダリカサスートラ)

 
▼ おとぎり草  
  あらや   ..2010/08/22(日) 10:05  No.221
  今朝、洗い物をしていて右手小指を切ってしまった。で、ふと思いついて、枯れていないおとぎり草の葉を爪で揉みしだいで傷口に塗ってみたのだが、なんとピシッと止血してしまったのですよ! いや、驚いた。

昨夜はニセコアンヌプリ山中にあるテレビ中継放送所の電力供給システムが壊れて、羊蹄山麓一帯のテレビが映らなくなりました。まあ、テレビなんかどうでもいいや(そのうち復旧するんだろう…)と思ってラジオをつけたのですが、NHK−FMも駄目になっていたのにはちょっと驚いた。FM聴けないのは、ちょっとイタいです。(ま、おかげで、長い間うっちゃっていた大冊にとりかかることになったのですから、これはこれでよしとしようか…) 今のところ、地デジ切り替えを機会にテレビ捨てようかと思っているんだけど、なかなか見当がつかない。昨夜みたいなことが二三回起これば、なんとなく考えるようになるのかな。

 
▼ 虚無への供物  
  あらや   ..2010/08/24(火) 21:38  No.222
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長い間うっちゃっていた大冊とは中井英夫の「虚無への供物」です。「洞爺丸台風」関連の必読文献として昔から読まなければとは思ってきたのだけど、なかなか、あの冒頭のバア「アラビク」が難敵でね… サロメとかさ。アリョーシャとかさ。

まあ、今度は大丈夫。(もう半分くらいのところまで来た) さすがにFMラジオまでもぎとられた夜は苦しかったよ。下のリンクは残暑お見舞いです。

http://www3.ocn.ne.jp/~kurusiro/ot134x.html


▼ 夏休み   [RES]
  あらや   ..2010/08/20(金) 10:38  No.220
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ここのところ、「おたるの図書館」「小樽啄木会」とも来館者が増えているみたいなのだけど、これは、内地の学校がまだ夏休み中だからなのだろうか? 期待に応えてバリバリ更新したい気持ちもないではないが、夏休みのない身体ゆえ、今週は少しゆっくりしてお盆疲れを癒します。写真は(意味はないけれど)「中図」より「噴火湾」。


▼ 伊能大図   [RES]
  あらや   ..2010/08/16(月) 20:22  No.218
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江戸時代の後志歩こう 倶知安「伊能大図」複製展示
【倶知安】江戸後期の測量家、伊能忠敬(1745〜1818年)が作製した日本地図のうち、後志周辺分の複製を展示する「伊能大図フロア展inしりべし」が10日、後志合同庁舎1階ロビーで始まった。18日まで。
 後志調査設計協会の主催。北海道地図は畳1枚分の地図37枚を張り合わせた18×12メートルの大きさで、このうち後志を中心にした5枚を床に配置した。地図は透明なシートで覆われ、上を自由に歩くことができる。
 後志のほか石狩、檜山、胆振などの海外線や地名などが精密に書かれており、訪れた人は興味深そうに見入っていた。
 このほか、道内外の図書館などがインターネットで公開している蝦夷地の古地図50種類、38枚を集めたパネル展も開かれており、江戸時代初期から明治までの地図の変遷をたどることができる。
(北海道新聞 2010年8月12日 小樽しりべし欄)

いつものパターンだけど、用事が細々入っていて、ようやく今日行くことができた。でも、間に合ってよかった! 早く、日本全図の上を歩きたい。「今日の小樽/8月」でも扱う予定です。



▼ 談話   [RES]
  あらや   ..2010/08/13(金) 10:08  No.216
   このような認識の下、これからの100年を見据え、未来志向の日韓関係を構築していきます。また、これまで行ってきたいわゆる在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に実施していきます。
(首相談話)

金賢姫の来日は、これか…

どんなに拉致被害者家族の口封じを企んでも、国民感情は抑えつけられない。日本人拉致に言及しない日本の首相に何の意味があるのだろう。昨日8月12日は、佐渡で曽我ミヨシ・ひとみさん親子が、鹿児島の吹上浜で市川修一さん・増元るみ子さんが北朝鮮に拉致された日。その日から32年の歳月が流れていることに慄然としないのだろうか。



▼ 向日葵   [RES]
  あらや   ..2010/08/06(金) 23:10  No.214
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今日は暑かった。たぶん、北海道で、この夏の最高。おかげで、庭のヒマワリが咲いた。三年目にして、ようやく咲いた。うれしいです。

 
▼ アサガオ  
  あらや   ..2010/08/07(土) 08:59  No.215
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今年もアサガオ咲いています。あ、去年は葬式の後遺症で庭はガタガタだったんだ。こっちも二年ぶりか… お盆の帰省ラッシュ、始まったみたいですね。


▼ 来岸/一周忌   [RES]
  あらや   ..2010/07/31(土) 08:32  No.213
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 国道沿いにピンク色をした小屋があった。近寄ってみるとそこは[来岸]のバス停だった。小樽から積丹入珂経由でここへくるバスは、日に五便だと分かったが、時刻表には、運行期間が四月十八日から十一月三日までの便もあるとなっていた。
(梓林太郎「北海道・神威岬の殺人」)

「来岸」の地名にひかれて最後まで読んでしまった。ど真ん中のストライク。父の生まれたところ。子どもの頃の夏休み、この小樽からのバスに延々と揺られて、いつも乗物酔いになった。汽車なら酔わないのに、このバスではすぐに酔ってしまう。着いても、一日中潮風にさらされていると、すぐに自家中毒を起こしてしまう。やっかいな子どもだったろうな…

捜査に行った「来岸」の翌日、ちょっと寄った神威岬で死体がたまたま発見されるというのは、ちょっと安易かな。殺人事件が起こったのが八月なので「八月の後志」に入らないこともないのだが、なんか、あまり熱意湧かない。

こんな謎解きをしていてもしょうがないか。先週来、なぜ金賢姫が来日したのか考えているのだが、わからないところが多い。もっとよく考えてみる。



▼ 木田金次郎美術館   [RES]
  あらや   ..2010/07/05(月) 15:06  No.208
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「田上義也・北方建築の種」展、行ってきました。思っていた以上に田上作品が数多く集められていて、すごく得した気分。それに加えて、なんとも劇的な効果が、そこにはあったのです。つまり、木田の絵の間に田上作品が散りばめられている!
木田の美術館なんだから、当然といえば当然なのだろうけれど、これは、私には考えもつかなかったな… なにか、田上や木田が若かった頃の北海道が目の前に立ち上がってくるような不思議な感動を覚えました。この絵の向こうに、この建物の下に、小さかった時の私もいるんだ。

一見の価値あり。7月10日(土)には京極町・湧学館で講演「宮沢賢治と北海道・樺太」(講師:斉藤征義氏)も。朝、札幌、小樽を発って、岩内の木田金次郎美術館〜京極の宮沢賢治講演会なんてどうでしょうか。ニセコには有島武郎記念館もありますし。今年は、「生れ出る悩み」の二人が出会ってから百年なんだそうで、なんとなく溌剌としている後志ではあります。写真は木田美術館のカフェから見た中庭。海洋深層水コーヒーを飲みながら、「橋浦泰雄の風々記―絵たよりで綴る旅日記」を一冊じっくりと読めてとても幸せでした。


 
▼ 橋浦泰雄  
  あらや   ..2010/07/05(月) 15:08  No.209
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その橋浦泰雄。前々から疑問だったのです。

 バチェラー学園竣工の翌年、一九二五(大正十四)年四月二十六、二十七の両日、田上は「田上義也建築作品展覧会」(時計台)を開催し、建築家・田上義也の存在を世に問うた。これには橋浦泰雄の日本画十七点が賛助出品されている。
(井内佳津恵「田上義也と札幌モダン」)

 田上と高田の出合いは、橋浦泰雄の存在を介した有島人脈による可能性が高いのではないだろうか。
(同書)

日本画? 日本画家の橋浦泰雄がどうして有島や高田紅果の友だちなんだろう? 100%洋画壇のグループの中に「日本画家・橋浦泰雄」の名前が出てくると、たいへん不思議な気持ちになったものです。
でも、これも、木田秘術館に橋浦の絵「積丹海岸」がかかっていたことですべて氷解しました。ああ、これが橋浦の「日本画」なのか…

 
▼ バチェラー学園  
  あらや   ..2010/07/05(月) 15:11  No.210
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田上の第一作、「バチェラー学園」の大きな彩色スケッチがあったのも、ありがたい。私は、初めてバチェラー学園の全体の姿を見ました。

岩内にあった「いりかせ宇喜世」の昼間の写真があったのも、ありがたい。いつも、夜の窓に灯りがついている写真ばかりなので、具体的にどういう建物だったのか、よくつかめなかったのです。内部の写真はないのかな?(自分では勝手に小樽の「フナミヤ食堂」の内部のようなものを想像しているのですが…)
昼間の写真を見てから、いつもの夜の写真を見ると、田上は「宇喜世」のネオンサインも計算に入れて設計しているのかな…なんて楽しい想像もしました。

この「宇喜世」も、岩内大火で焼けているんですね。

 
▼ 岩内大火  
  あらや   ..2010/07/05(月) 15:13  No.211
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昭和29年9月の「岩内大火」。木田の家は出火直後に燃えているのですね。出火場所のアパートから出た火は洞爺丸台風の強風に乗って4〜50メートル離れた木田の家がある住宅街へ飛火。町の家々を全焼したあたりで風向きが一変。町の中心部、港湾部の方へ向かって行きました。漁船用の重油ドラム缶に火が移り、それが強風によって市街に飛ばされ空中で爆発する様は、まるで焼夷弾の爆撃であった。

…という話を、木田美術館の後に立ち寄った岩内郷土館の解説の人に教えてもらいました。郷土館もよかったです。リニューアルしたとは聞いていましたが、こんなにわかりやすい施設に変身したとは思いませんでした。(すみません) 木田美術館の田上展から来た…というと、ちゃんとそれに合った解説をしてくれる。この目で木田や橋浦を見たことがある人たちの話には、やはり説得力や現実感がありますね。

 
▼ 本郷新アトリエ  
  あらや   ..2010/07/11(日) 12:25  No.212
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そういえば…

「田上義也・北方建築の種」展には、小樽市春香(はるか)にあった本郷新のアトリエの写真もありました。で、最終確認。私がこれかな?と思っていた建物は間違いでした。(これはログハウスだしな…) 断定して書かないでよかった。まだまだ勉強が足りない。

4日の岩内町郷土館で丁寧に解説してくれた人、館長さん(坂井弘治氏)だったのねー。数日前の新聞記事で知りました。ありがとうございました。また、寄らせてもらいます。


▼ 錦小学校   [RES]
  あらや   ..2010/04/30(金) 19:04  No.204
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廃校校歌を合唱 卒業生ら楽しむ
「会場のみんなも一緒に口ずさんでくれた」と喜ぶのは、後志管内京極町の町民グループ「オークの会」の笹原真奈会長。14日、町公民館で開かれた芸能発表会で、廃校となった町内の小学校5校の校歌を合唱した。
 5校は1970〜83年に廃校となったが、同会が2年前から当時の生徒らから楽譜を集め、京極混声合唱団員も加わり約20人がピアノ伴奏で歌った。「卒業生が久しぶりに集まる場にもなった。本番は緊張したけど楽しかった」 =京極=
(北海道新聞 2010年3月29日 「道央ひとワイド」より)

そのCDができて、ここのところ毎日聴いていました。原稿書きでガサガサに消耗した頭を癒してくれます。ありがたいです。錦小学校の校歌、なぜかモーツァルトっぽいの… 不思議に耳に残ります。南京の「みなみ〜きょうごく〜しょうがっこう」というフレーズもカッコいい。(でも、年とったなぁとも思いました。若い時なら、歌なんか、一度聴いたらすぐ歌えたもんですけれどね。もう、何度聴いても憶えません)

あ、南京は廃校ではありませんからね。(南京と京極小学校はボーナストラックで入っているんです)


 
▼ 北岡小学校  
  あらや   ..2010/04/30(金) 19:05  No.205
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この「北岡」バス停の後ろに北岡小学校があったんですね。
それとは別に、なんと「発祥の地」碑を発見!
発祥の地コレクション http://hamadayori.com/hass-col/index.shtml
に参加できるなんて、夢みたい!

 
▼ さらに  
  あらや   ..2010/05/31(月) 20:13  No.207
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今日、中山峠で松浦武四郎碑を探していたら、なんと、もうひとつ「発祥の地」碑を発見してしまった。ついてるのかしらね…

中山峠なんて、毎日何万人って人が通るのだろうから、とっくにコレクションに入っているのだろうと思ったが、一応写真撮っておいて正解でした。五月病、脱出なるか。


▼ 五月病   [RES]
  あらや   ..2010/05/30(日) 14:18  No.206
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ふーっ。やっとパソコンに帰ってきました…

久しぶりにメール開いたら、128通も溜まっていた。啄木忌からこっち、なぜか爆発的に忙しくて、まだ五月なのが不思議なくらいです。連休の合間に宮沢賢治「噴火湾」碑を見に行ったのが、なんか数ヶ月前に感じます。こんなのが、来月も続くのかなぁ…



▼ 小樽に残る田上建築2010   [RES]
  あらや   ..2010/04/20(火) 10:36  No.202
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今、5月8日(土)に開かれる第98回小樽啄木忌の関連で、小樽に残る田上義也関連の建築物を七年ぶりに調べています。で、富岡に行くと必ず撮ってしまうのが、ここからの市街の眺めなのですが、翌週行ったら、手前の赤屋根の建物が取り壊されていました。なんともはや… ここから富岡教会につながる赤の幾何学模様が好きだったのに。おまけに、後ろには不細工なマンションが建つし。いったい何事なんだ。

 
▼ 七年前  
  あらや   ..2010/04/20(火) 11:00  No.203
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これが七年前。マンションさえなければ、もちろん、後ろの山並みまで構図に入れて撮るのですが、今はこの構図で撮ると異常にマンションの姿が目立ってしまって、とても写真になりません。現在、小樽の街ではこのような事態がいたるところで起こっています。
なぜ小樽の田上建築は(札幌のものよりも)美しいのか。私は、その一つの理由は「傾斜」だと思っています。海に抜ける傾斜の中に街が存在するため、田上建築も普通はあまり考えられないこのようなアングルからの建築物の景観が可能になってくるのです。そして、田上義也の建築物は明らかにこういうアングルを意識して建てられていると思いますね。(札幌の旧小熊邸も藻岩山の麓に移築したとたん、グッと映える建物に変身したのもそういう理由によるのではないでしょうか) 巨大マンションは、そういう小樽独特の「傾斜」景観を破壊するのです。



 


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