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司書室BBS

 
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▼ 「人間像」第75号 前半   [RES]
  あらや   ..2020/07/24(金) 10:03  No.769
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7月18日より「人間像」第75号作業に入りました。今朝、日高良子『応永無常』をライブラリーにアップしたところです。原稿用紙114枚のアップに4日間ほどかかりました。第75号は222ページの大冊ですので、今回も約一ヵ月ほどの作業時間となると思われます。今度気がついたら、もう九月。短い北海道の夏も終わり、テレビにはスタッドレス・タイヤやストーブのコマーシャルが登場する季節ですかね。
加えて、今回の作業にはWindows10への移行が重なっています。使い慣れたWindows7ですが、ギブアップすることになりました。メールの送受信が駄目になった五月以来、あれこれ他の場面でも不具合が起こり始めています。パソコン自体も七、八年の時間が経っていますので老朽化も心配ですし。「人間像」作業がまだ第75号段階であることを思うと、私が一応作業のゴールと考えている「第170号(渡部秀正追悼号)」まではまだまだ距離がある。今の機械で「第170号」まで突っ走れるわけもなく、どこかでチューンナップは必至とは思っていたのでした。メール事件はいい契機だったのかもしれません。当面、「第75号」を題材として新しいパソコンに作業環境を整えて行くつもりです。

『応永無常』は凄かった! これだけ凄い作品になると、あれこれ物凄さの説明をするのも屋上屋で面倒くさい。今すぐ読みなさい。


 
▼ 広島原爆の日  
  あらや   ..2020/08/06(木) 06:06  No.770
  Windows10機種に換えて一週間。メールは復旧しました。アドレスは変更ありません。ご迷惑をおかけしました。

現在、いつもの『人間像』第75号ワープロ原稿化の作業と平行して、新しいパソコンよりその第75号を「人間像ライブラリー」に作品をアップするために必要な機材・ソフトを構成中です。この作業にもたもた時間をかけたくはないのだが、実際はもたもたしています。今のパソコン世界って、100文字以上の文章を見ると頭が割れるように痛い…といった人たちでも快適にすごせる環境って面もありますからね。5年前なら当然あったソフトがもう製造中止になっていたりして少し混乱しています。
せんだ・かおす(=千田三四郎)『幻影のように』も七月中に仕上がっているのですが、データをライブラリーに送るソフトが今ひとつ不具合で送れず、今日の広島原爆の日になってしまいました。

それとは別に、今、作業部屋の本や資料を整理しています。「人間像ライブラリー」の収録作品も1300タイトルを越えました。当然、それに伴って原資料や関連資料やコピー資料類も部屋に溢れて来ています。
で、整理することにしました。新しいパソコンにファイルを移す時、これはまだ使う、これはもう使わない…と腑分けしたように、もう使うことはないだろうと思った本は処分することにしました。そうして書架にスペースをつくらないと、増えて行く新資料に対応できない。処分する本は読書会BBSの方で順次紹介して行こうと思います。

では、新しいパソコンから司書室BBSへの書き込みです。


▼ 「人間像」第74号 前半   [RES]
  あらや   ..2020/06/20(土) 16:21  No.764
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6月12日より「人間像」第74号作業に入りました。現在、平木國夫『碧い眼・白い肌』、村上英治『喪の鳩』をライブラリーにアップし、これから土肥純光『女への階段』にとりかかるところです。全180ページの内の、50ページに来たところ。まだ三分の一にも達していないですね。頑張ります。

コロナウイルスの影響がこんな小樽のスワン社にまで出て来ています。第74号(原版)をコピーして作業用原稿を作ろうとしていたところ、例によって黄色のプリンターインクが不足。それで量販店に行ったら、なんと○○社のインクが売場から消えている! 売場の貼り紙には「九月上旬まで入荷予定はありません」なんて書いてある。冗談じゃない、九月まで「人間像」作業を止めれってか…


 
▼ 6月13日  
  あらや   ..2020/06/20(土) 16:25  No.765
  次の日、雨が降っていたけど、朝イチで札幌に向かいました。マスクもしなければならない、傘も持たなきゃいけない、気分は最悪だったけれど、九月までの必要量のインクを確保するまで札幌中の量販店をまわるつもりでした。最初に行った店は全部売り切れ。もう札幌でも駄目なんだろうか…、不安がよぎります。
二軒目の量販店が入居しているビルの関係で11時開店だったので、その開店待ちの行列に並ぶことにしました。これが良かったみたい。直行した売り場で黄色インクが5本残っているのを発見。即、5本を握ってレジに向かいました。5本あれば、備蓄と合わせて二ヶ月くらいは持つだろう。もう一ヶ月分くらいを確保すればなんとか九月まで持つのではないか。無ければ苗穂〜新札幌あたりまで足を伸ばそうと考えていたけれど、なんとか駅前〜大通りあたりでカタがつきそう。
それにしても… 中国の仕入れラインが途切れたか何かなんだろうけれど、ひやっとした事件でした。私が買占めたために、今、プリンターが使えないで困っている人がきっといると思います。ごめんなさい。何と言っていいのかわかりない。

 
▼ 小樽コロナ  
  あらや   ..2020/06/27(土) 08:37  No.766
  昨日、土肥純光『女への階段』、神坂純(=上沢祥昭)『草屋の記』をライブラリーにアップしました。あと、90ページ。ルビ、傍点の好きな同人が並んでいて、意外と苦戦しています。インク、薄いし…

 小樽コロナ9人感染 「昼カラ」でクラスター
【小樽】 小樽市は24日、新型コロナウイルス感染者を新たに9人確認したと発表した。小樽市在住の60〜80代の男女5人と年齢非公表の4人。うち4人が軽症、5人は症状が出ていない。このうち8人は、星のカラオケ「昼カラ」が利用できる花園の飲食店の客7人と経営者1人で、市は8人のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。残る1人は客の家族で、店に訪れていない。小樽市内でクラスターが発生するのは初めて。
(北海道新聞 2020年6月24日 夕刊)

また、浦安への道が遠のいてしまった。閲覧業務も少しずつ再開しつつあるのに…
今度行く時は、『草屋の記』の地〈大和田〉も廻ってみようかと思っていたんだけど、残念。カラオケなんかと何の関係もなく生きているけど、さすがに「小樽から来ました」と言った時の相手の反応を考えると出歩くのは難しいと思う。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/434531

個人的には、「小樽コロナ」ニュースには何も動じなかったが、昨日の道新に出ていた「バッタ襲来」の写真には愕然としましたね。今の人間の終わりを感じた。

 
▼ スペインの黄昏  
  あらや   ..2020/07/09(木) 09:23  No.767
  春山文雄(=針山和美)『傾斜』は、すでに7月5日アップしてあります。現在、P田栄之助『スペインの黄昏』を作業中なのですが、ルビ、傍点、スペイン語が散り嵌められたようなページが30ページも延々と続く作品ですので大変難航しています。七月中旬の完了となるかもしれません。
しかし、興味深い。「人間像」を北海道の一ローカル同人雑誌と捉えている人は今でも多いと思いますが、そういう人は一度謙虚に「人間像」一冊丸ごとを読んでみた方が良いのではないか。針山和美『傾斜』は、『スペインの黄昏』や平木國夫『碧い眼、白い肌』などの作品群に対応して書かれているのであることを再度強調したい。対「札幌」程度のレベルで「我が風土」を謳うような、そういう甘い作家ではなく、そういう情緒的な同人雑誌ではないことは明白に思えます。北海道の文学館などがよく陥る「おらが街」の作家的な誤読を嗤ってみたくなる。私は、そういう視点のうえで、逆に〈倶知安〉や〈山麓〉や〈後志〉を考える者です。

 
▼ 「人間像」第74号 後半  
  あらや   ..2020/07/15(水) 11:12  No.768
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本日、「人間像」第74号をライブラリーにアップしました。デジタル化にかかった時間は「170時間/延べ日数31日間」。収録タイトル数は、現在「1385作品」です。

ひと月かかってしまいましたね。以前、東京オリンピックの今頃は第100号あたりを走っている…みたいな大言壮語をした記憶もあるが、とんだ大馬鹿でした。このペースでは年内に第80号まで行けるかどうかも心許ない。しかし作品が面白いので、それに力をもらいながら前に進んで行くつもりです。

◆正月には何年ぶりかで北海道地区の同人会を開いた。五年、七年と会わなかった連中もおり、お互いに年をとったものだと改めて年月の速さを思った。この雑誌の同人の大半は三十代、四十代だが、百号が出るころにはみんな四十以上のオッサンばかりになるであろうと思うと感無量である。若い同人も欲しいと思うが、近寄り難いらしくて中々入って呉れない。無選考方式と云うことが、一面憧景の的でありながら、自分で自分の作品の良否を決めるということが随分と負担にもなるのであろう。所詮文学とは自分との斗いでもあるから、捨てない限り終生その厳しさに耐えて行かねばならないのだと思う。
◆平田が『新潮』二月号に「同人雑誌非二軍論」を書いたが、あれは平田個人の考え方であると同時に、『人間像』全体の方向でもある。文壇に対して劣等感を抱く必要など少しもない。
(「人間像」第74号/編集後記)

そして第74号には裏表紙が。遂に『馬賊戦記』が世に出ましたね。編集後記の、針山氏のやや強い調子の言葉にも頷けるものがあります。


▼ 「人間像」第73号 前半   [RES]
  あらや   ..2020/05/26(火) 09:10  No.758
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「人間像」第73号を進行中です。前半部分の、加藤テル子『夕立』までをライブラリーにアップしました。残すは、上沢祥昭『蹌踉の記(最終回)』と針山和美『病床雑記(最終回)』の長尺物二篇です。仕上げるのは、六月に入るかもしれません。

 一方、朽木の『馬賊』千五百枚はこの号が出るころには完成の予定で、出版は四月頃。平木の航空界物千枚も着々進捗中であるが、その合間に百枚物を次号に書くと張り切っている。毎号百五十枚物を一本欲しいと言う編集部の要求に、上沢、土肥、内田、瀬田などがすでに名乗りを挙げ、当分力作が続きそうである。
 田坂キミ(40年7月迄)、加藤テル子(40年12月迄)の二人が退会し、十一月から金沢欣哉が復帰した。
(「人間像」第73号/同人消息)

うーん、加藤テル子さん、退会ですか… 惜しいなあ。
最初の頃は、何を言ってるのかよくわからない女性独特の世界で読むのに苦労したんだけど、前号の『神様の世界』あたりからだろうか、〈虚構〉の立て方が妙に針山チックに巧くなって来て、今回の『夕立』に至っては、これは針山和美『愛と逃亡』への返歌かと思ったほどでした。惜しいです。


 
▼ 六月  
  あらや   ..2020/06/02(火) 09:44  No.759
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六月に入っちゃいましたね。一昨日(5月31日)は札幌の実家に行ってたのだけど、5月31日の札幌と6月1日の札幌は世界ががらりとちがってました。駅地下の人混みに一瞬居たのだけど、あーこれは危ないと感じて、地上の暑さの中でバスを待ちさっさと小樽に帰って来ました。つるんでチャラチャラ歩く高校生とか、「この席は空けてください」なんか完全無視してぐちゃぐちゃ喋っている爺婆とか、ウットーしかったよ。

 妻は一通りの話を聞くと、「どうしてもというのなら別に反対はしないけれど、家の問題が困るワ」とつぶやいた。「いっそ家を建てるか」 「建てるって貯金が一銭もないわ」 妻は当然のことを云った。「何かの本で読んだけど、家を建てるには家を建てようと云う気持ちを持つことが一番だと書いてあったナ」 「気持ちを持つにも何にも、少し位の頭金がなくっちゃ」 「頭金? 頭金ならあるサ、退職金だ」
(上沢祥昭「蹌踉の紀」最終回)

こちらは、すでに五月中にアップしてあります。で、その新居。第73号の「執筆者住所録」を見ると、なんと、

上沢祥昭 埼玉県新座町大和田1510の3

じゃない。へえ、「大和田」か。私が埼玉の図書館に勤めていた時代、最後に住んでいた町が、この新座市「大和田」でした。ふーん… どこか商店街や駅前で上沢氏とすれちがっていたのかもしれませんね。

第73号の最後の山場、針山和美『病床雑記(完)』は今日から再開です。5月31日のバス旅第二弾も書きたいけれど、ルーチンの「人間像」を放り出して遊びに走ると、何か今まで頑張ってきたものが崩れるような気がする。

 
▼ 「人間像」第73号 後半  
  あらや   ..2020/06/07(日) 16:21  No.762
  本日、「人間像」第73号後半(ほとんど『病床雑記』最終回)をアップしました。デジタル化にかかった時間は「100時間/延べ日数19日間」でした。収録タイトル数は、現在「1367作品」。

 引越を終えたのが八月の二十八日。息子の新学期に間に合わせるべく、請負の尻を叩き叩きして漸くすべり込んだ。朝からカッとした日照りで、世田ヶ谷砧から志木迄を二往復する行程はいささか身にこたえた。
 (中略)
 埼玉県北足立郡新座町大字大和田に小字下倉が付いて、一五一〇番地にも枝番がついている。この所番地の印象から諸君が想像する如くに、家の前はひろびろとした田園である。そのむこうに柳瀬川――これは荒川の支流の枝流に当るらしい――の堤防がのぞまれて、川越えに幾つかの杜がある。そして空が澄んでくると、その背景に秩父の連山が眺められるというのだから、心がひろびろせざるを得ない。その日の眺望も一しおで、大方の荷物をとにかく家の中に運び込んだ後での一服は、何とも云えない気持ちだった。のどが渇ききっていて、飲めない私にもつめたいビールの味が格別だった。
(神坂純「浮塵子」)

「下倉」とあったので、これは「下新倉」の間違いではないかと思ったが、「下新倉」は和光市か…(自転車で図書館に行く途中に「下新倉」というバス停があったような記憶があるけど) 昔は「新座」を「にいざ」じゃなくて「にいくら」と呼んでいた時代もあったそうで、そんなこんながごっちゃになっているのかもしれない。
あっ、すみませんね。本当は、針山氏の『病床雑記』について書かなければいけないんだけど、「大和田」の名が出てきて筆がすべった。

 
▼ 志木駅  
  あらや   ..2020/06/07(日) 16:26  No.763
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こうやって、東京からいっぱい人が流れてきて、ベッドタウンに子どもが溢れて、その子たちの進学に合わせて新設高校をばんばん造らなくてはならなくなり、学校図書館法には「学校には、学校図書館を設けなければならない。(第三条)」との燦然たる一行があり、図書館はつくったはいいが今度は司書がいないとなった埼玉県の募集の声が、まだ霞ヶ関にあったFM東京の電波に乗って、石油ショックのおかげで「雇用差控え」が起こり札幌へ帰る道が絶たれて東京の下宿でフテ寝していた私にも届き、漸くのこと光が見えて来た私が東武東上線志木駅に降りたのが昭和51年の春でした。

いやー、『蹌踉の記』にこんなエンディングが待っていたとは、ホントに驚き。


▼ 手紙   [RES]
  あらや   ..2020/05/16(土) 17:19  No.755
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メールありがとうございました。激動の中の図書館現場の話に胸が痛みます。
図書館再開が私の生活の復元ポイントになるという想いはあるのですが、どうしても身近な小樽や京極の図書館ポイントでものを考える傾向があったようです。
「その上、札幌、東京などから連日調べ物にくる研究者たちは、空港や駅から直行して来ますし、駐車場には札幌、旭川、青森、品川、名古屋、富山他全国各地のナンバーが10数台見かけられました」という話には思うところがありました。
私自身、その来館者だったかもしれません。春になったら、三月下旬の浦安中央図書館リニューアルオープンに併せて、竹内紀吉氏関連の資料集めで浦安に行くつもりでした。まさに、空港から直行で。
浦安はオープンしても「貸出のみ/閲覧・レファレンス中止」の状態だったので、閲覧再開の期をうかがっていたのですが、その内に「特定警戒都道府県」の国の網がかかってしまって浦安も休館となってしまいました。
あの三月下旬、行けば何とかなるだろう…みたいな甘えた気持ちで浦安に突っ込んで行ったら、きっと私も図書館の人に恐怖を与えた一人になっていたのでしょう。

今、図書館の「再開」ということを考えます。貸出閲覧といい、レファレンスといい、児童奉仕といい、私たちが習い覚えた図書館学は、すべて「濃厚接触」そのものの世界でした。体系でした。今、私たちがしようとしている「再開」とは何だろう、そんなことを考えながら今日も「人間像ライブラリー」の仕事をしています。 (後略)

                         2020年5月11日
                        人間像ライブラリー
                           新谷保人

私の使っているWindows7のせいなのかなんなのか、メール環境が最悪で、今、受信はできるけれど、送信ができない状態が続いています。久しぶりに手紙書きました。だんだんこの世に居場所がなくなって来ています。


 
▼ 図書館  
  あらや   ..2020/05/16(土) 17:27  No.756
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その浦安市立図書館、20日より再開みたいですね。

新しい生活様式
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/view/detail/detail_08.html

「新しい生活様式」などと言うから、「君たちはどう生きるか」みたいなものを想像してたら、全然ちがった(笑) ま、こんなことを政治家に期待する方がどうかしているのだが。

ライブラリー作業を続けながら、傍らで「新しい図書館」様式を考える毎日です。みんながマスクをつけて手洗いしてソーシャル・ディスタンスすれば「再開」などと考えている馬鹿はいないと思う。
図書館の「再開」とは何かを考える時、なぜ図書館は「臨時休館」しなければならなかったのかを考えなければならないと思っています。ポイントは依然としてそこにある、と。
さて、今日より『人間像』第73号作業、再開。手を動かし続けながら考える。

 
▼ メールの大騒ぎ  
  あらや   ..2020/06/05(金) 18:09  No.760
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送信できない状態が連休の頃から続いている私のメールですが、とうとう一週間前から、受信もできない状態になってしまいました。
ホームページを始めた二十世紀から使っているメールアドレスなので変更したくなく、プロバイダが変わっても、OCNに月額400円の使用料を払って使い続けてきたアドレスなんだけれど、もう限界かもしれません。
不具合が始まってからのこの間、何度もOCNフリーダイヤルにかけ続けているのだけど、コロナウイルス対応なのか、全然電話がつながらない。私は30分も1時間もつながるのを待ち続けているほどヒマな人間じゃないからね。
メールアドレス、変更するかもしれません。とりあえず、今現在のスワン社メールは死んでますので、連絡はご面倒でも電話か郵送でお願いします。こんな時にお騒がせして申し訳ありません。

 
▼ いつもの仕事の前に  
  あらや   ..2020/06/06(土) 08:59  No.761
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横田滋さんのご冥福を祈ります。

このホームページは、発端は、拉致被害者救出のために微力ながらも何か役に立ちたいとの思いから立ち上げた個人ホームページでした。

拉致問題の最終的な解決とは、私は、横田めぐみさんが生きて還ってくることだと思っています。それ以外、何人、何十人、何百人が帰国したとしても、めぐみさんがいなければ問題の根本的解決にはならない。

そう思いながら、今朝も「人間像ライブラリー」の仕事を続けます。


▼ お話クラブ   [RES]
  あらや   ..2020/04/26(日) 11:05  No.750
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「人間像」第73号作業に取りかかる予定だったのですが、ちょっと気が変わって、このコロナウイルスで静まりかえっている連休の時間を使って共和町立学田小学校編『作文年間指導計画』のデジタル復刻に踏み切ることにしました。
この冊子は、昭和41年(1966年)共和町の学田小学校に赴任した針山和美氏が中心となって昭和44年(1969年)頃に作成されたものと思われます。内容は、小学一年の四月入学から始まって小学六年卒業の三月に至るまでの毎月ごと72ヵ月にわたる作文指導案です。本文は72ヵ月びっしりの横書き表となって書き込まれていますので、人間像ライブラリーの縦書き表示に馴染まず今まで処理に苦慮していたものです。
ただ、この『作文年間指導計画』が重要なのは、この仕事が小学校教師・針山和美の職務上の作成書類にとどまらない点ではないでしょうか。実際に子どもが小学六年の卒業時には、こんなにも面白い痛快な「お話」が書けるほどに成長しているのです。学田小学校生徒の創作文集『未来』。『京極文芸』第14〜15号誌上に現れた「京極小学校お話クラブ」の作品。『作文年間指導計画』を復刻するのは、これが針山先生の机上の空論などではなく、作家・針山和美の生みだしたもうひとつの作品世界という意味合いがあると考えるからです。
今、学校にも行けず、家でひとりで勉強している子どもたちにも「お話クラブ」の子どもたちの創作を読んでほしい。五十年前の楽しい子どもたちの声が届くことを願っています。


 
▼ 創作文集「未来」  
  あらや   ..2020/05/03(日) 17:06  No.751
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人間像ライブラリーの〈針山和美〉ファイル、『作文年間指導計画』の項に、共和村立学田(がくでん)小学校発行の『詩集山脈(やまなみ)』と『未来』の第1集・第2集を本日アップしました。小学校六年間の総決算が〈創作〉の創造という針山先生の授業をご参観ください。

この後、学田小学校ものは5冊ほど復刻が続き、その次が、昭和47年(1972年)転勤の京極小学校の「お話クラブ」作品で終了となる予定です。未発見の〈創作〉ものがありましたらご一報ください。生徒の名前は、プライバシーの関係もありますので下の名前の記載のみにとどめました。

ひじょうに、ていどの高い内容をもっていることにおどろきました。神のもんだいは、人間が一生をついやしても解決ができないほどむずかしいもんだいです。文章も良くこなれていますし、ところどころセンスのよい文が見られます。文の組み立て、展開なども良くできていますが、よくを言えば前文に当たるはじめの部分をもっとすっきりさせること、最後を死んでしまわなくてもよいようにすれば、なおよかったと思います。九十三才のおぼうさんは、よく書けていました。やはりテーマは生命の大せつさにしぼるべきでしょう。りっぱでした。
(創作文集「未来」第2集)

生徒の創作ひとつひとつに大真面目に講評を付けるところが、さすが『文章倶楽部』『文学集団』出身者はちがうなあと変な感心。針山ワールドですね。

 
▼ 学田小学校  
  あらや   ..2020/05/07(木) 09:32  No.752
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これが学田小学校跡。残念ながら、昭和57年(1982年)に閉校しました。現在は、その跡地に記念碑が建つのみです。

静かに学田小学校の文集をデジタル化する毎日です。昨日、1971年の『やまなみ』第2号をアップしました。この号より、学校文集の発行者は「共和〈町〉立学田小学校」に変わります。昭和46年(1971年)、共和村は町制施行をおこない「共和町」となりました。

訂正がひとつ。このスレッドで、『作文年間指導計画』について、「この冊子は、昭和41年(1966年)共和町の学田小学校に赴任した針山和美氏が中心となって昭和44年(1969年)頃に作成」と書いたのですが間違いでした。表紙にある発行者名が「共和町立」になっていますので、この冊子の発行は昭和46年(1971年)以降となります。
想像するに、『詩集山脈』や『未来』は発行されていたのですから、『作文年間指導計画』の素案となる文書は昭和44年(1969年)頃から存在していたと思われます。それが、『やまなみ』の充実などにより練れてきたので、昭和46年(1971年)以降のどこかでまとめられたのではないでしょうか。

さて、今日から『やまなみ』第3号。外の青空が気持ちいい。今年は庭にさまざまな鳥が多いように思う。

 
▼ やまなみ  
  あらや   ..2020/05/14(木) 09:44  No.753
  本日、共和町立学田小学校の冊子類デジタル化を終えました。針山氏在籍時の内、昭和46〜47年(1971〜1972年)のものと、針山氏が昭和47年(1972年)京極小学校に転勤したあとの昭和48年(1973年)度のものを扱っています。針山氏転勤後の「昭和48年度」については、取り上げようかどうか迷ったのですか、針山氏が直接〈創作〉作文教育に関わった場合とそうでない場合を比較する意味で「昭和48年度」の存在は必要と考えデジタル化しました。

この後、デジタル化作業に入る『京極文芸』第14〜15号の「京極小学校お話クラブ」作品は、時代的に見ると「昭和56年」頃の仕事です。すでに転勤から十年の歳月が経っており、『作文年間指導計画』的に云えば、入学の一年生四月から六年間みっちり鍛え上げられた上での五・六年生たちの〈創作〉なわけで、その完成度は相当なものです。お楽しみに。作業は、ここからいつものOCR作業になりますので、公開は早いと思います。

 
▼ 京極小学校お話クラブ  
  あらや   ..2020/05/15(金) 12:00  No.754
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前号につづいて、今回も京極小学校お話クラブの子供達の作品を載せてみました。もちろん幼いものばかりですが、子供らしい発想が仲々おもしろいと思います。この子供達が、このまま伸びて今後の「京極文芸」を引き継いでくれるとよいのですが、そうなれば、京極町に文化の灯が消えることはなくなると思うのですが。
(「京極文芸」第15号/編集後記)

驚いたなあ、OCR作業に入ったとたん、一日で出来ちゃった。京極町の「文化の灯」を考える人が、外から流れて来た人だったことは大事なポイントだと思います。それにしても、『京極文芸』懐かしかったなあ。小樽に戻って来て、もう三年か…

喜べない半分というのは、刊行の足が予定の半分に落ちてしまったことです。原因の一つは原稿の集まりがあまり良くないということと、もう一つは資金的に苦しくなっているということです。この二つの理由から、年一冊か二年に三冊というところが、健全に続けるによいぺースのようであります。最近は世の中が全般的に不景気のためか、多大の金銭的犠牲の伴う同人雑誌は減る一方で、市民文芸誌が数を増す傾向にあります。市民文芸誌となれば、資金の過半は公費でまかなえる.メリットがあるからかも知れません。本誌もややそれに近い形態ではありますが、内容的には地域文芸誌の枠をこえるものがあると思っております。なんとしても続けたいものであります。
(同書)

町の自慢になることだから金(補助金)はいくらでも出すけど、書くのはどうもなあ、もう本なんて何十年も読んでないよ…という大人のたるんだ姿が、結局、『京極文芸』の終刊を招いたのですね。

 
▼ 作文年間指導計画  
  あらや   ..2020/05/18(月) 14:46  No.757
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大事なことを書き忘れていました。

ここに紹介した『未来』『やまなみ』などの学田小学校関係の冊子は針山家に保存されていたものです。針山氏にとっても思い出深い大事な資料だったのでしょう。そして、「京極小学校お話クラブ」作品は、針山氏が編集していた『京極文芸』第14号〜第15号に発表されたものの復刻です。

ただ、学田小学校『作文年間指導計画』については少し事情がちがいます。この冊子は、昭和57年(1982年)に学田小学校が閉校した際、校舎を片付けていた共和町教育委員会の職員によって発見されました。たまたまその職員が針山氏の教え子だったことが幸いして、この冊子の重要性がわかり永く大切に保存されていたものです。数部残っていたらしく、その内の一冊を京極町の図書館で針山作品製本教室を開いた際に分けていただきました。いろいろな縁が巧く巡り巡って今ここにあるという一冊です。


▼ 「人間像」第72号 前半   [RES]
  あらや   ..2020/04/15(水) 16:11  No.747
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「人間像」第72号を進行中です。現在、春山文雄(=針山和美)『愛と逃亡』のデジタル化に入り始めたところ。この作品、原稿用紙321枚(ページ数になおすと約90ページ)の大作です。作業にけっこうな時間がかかると思いますので、現在までに出来ている

加藤テル子『神様の世界』/佐々木徳次『ある疎開者』/上沢祥昭『蹌踉の記 [6]』/平田昭三『文学の周辺で (5)』/P田栄之助『故・P田栄之助君を悼む文章』/加藤テル子『春過ぎて』/P田栄之助『下界の眺め』/針山和美『病床雑記 第七回』

の8作品を先に公開することにしました。『神様の世界』、『ある疎開者』、感じ入りました。P田栄之助効果と言って良いでしょう。みんな、小説が巧くなって来ている! ここに、『愛と逃亡』という更なる爆弾が落ちてくるわけですからね、その衝撃の程を想像してみてください。


 
▼ 「人間像」第72号 後半  
  あらや   ..2020/04/24(金) 17:27  No.749
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本日、「人間像」第72号後半(ほとんど『愛と逃亡』)をアップしました。デジタル化にかかった時間は「136時間/延べ日数19日間」でした。収録タイトル数、「1338作品」。

 広い国道をトボトボと、何か全身から闘志が抜けて行く思いを感じながら歩いていると、弱気なことや、虚無的なことに考えが落ちて行くのだが、自動車が見えたり、この道路と並行して走っている鉄道を列車が通ったりすると、その瞬間からぼくの神経がピンと緊張するのが自分でもはっきり分かった、O市の街はずれが近くなったころ、夜は完全に明けて、大きな太陽が海の底から昇って来た。ぼくは崖っぷちの見晴らしの良い所で立ち止まり、一ばん明るくなった水平線のあたりを見つめていた。最初キラリと鋭く輝いた瞬間、輝きは大きくなり、上円が見えだし、ものの数分も経つか経たぬうちに太陽は海を離れ始めた。生れて初めて見る美しい海の夜明けであった。しかしそんなことが美しければ美しいほど、自分が惨めな気がして歩き始めた。
(春山文雄「愛と逃亡」)

沼田流人以来久しぶりの〈山麓〉文学の巨大峰出現を眼前にして、わざわざ小樽部分の引用はないだろうという声も聴こえるが、いいんです、これで。山麓のドラマ描写が精緻であるからこそ、逃亡の果ての小樽湾情景が美しかったのです。読めば、わかる。コロナウイルスの世界に登場したのも何かの縁だろう。


▼ 臨時休館   [RES]
  あらや   ..2020/03/10(火) 10:33  No.734
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図書館開けられなくて、みんな悔しいだろうなあ。今こそ本が必要な時なのに。
「人間像ライブラリー」は休館しません。いつでも開いてます。

※ スレッドを換えて、この間の図書館話題を記録しておくことにしました。この市立小樽図書館HPの画像は2020年3月1日時点のものですが、この時点で「サービスの一部休止」としているところが優れていると感じました。他の多くの図書館HPが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための「臨時休館」のお知らせの方に重点を置いていることには何か違和感があります。「臨時休館」を申し渡すというのは図書館人の感覚じゃない、お役人の感覚だと思います。図書館開けられないのなら、移動図書館だって出前図書館だって、いくらでも図書館にはできる技があるだろうと思いますから。貸出・閲覧という「サービスの一部」は休止せざるをえないが…という市立小樽図書館の姿勢は正しい。


 
▼ 今こそ図書館を開くとき  
  あらや   ..2020/03/10(火) 10:36  No.735
   今こそ図書館を開くとき  主婦 ○○○子 57 (札幌市北区)
 新型コロナウイルスの感染防止するため、北海道のみならず、全国のほとんどの小中学校や高校などが臨時休校となったほか、さまざまなイベントの中止や施設の休館も相次いでいる。市民生活における影響は計り知れないものがある。
 疑問に思うのは図書館の臨時休館だ。私は日頃から図書館に大変お世話になっているが札幌市の場合、19日まで休みとなっている。子どもたちの本離れが問題になっている昨今、学校が休校の時だからこそ、せめて図書館を開いておくことはできなかっただろうか。
 子どもたちはなるべく外出しないように言われている。でも家に閉じこもってばかりではなく、図書館を訪れてもらい、読みたい本を選んでほしかったと思うのは不謹慎だろうか。図書館はふだんでもそんなに混雑はしないし、マスクをして手洗いやうがいをきちんとすれば、一定の安全性は確保できると思うのだが。
 何もかも一律に右へ倣えの対応が残念でならない。
(北海道新聞 2020年3月8日/投書欄)

 
▼ 予約制で本貸し出し  
  あらや   ..2020/03/10(火) 10:39  No.736
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 予約制で本貸し出し
 きょうから余市町図書館
【余市】 新型コロナウイルスの感染拡大防止で19日まで臨時休館中の町図書館は10日から、予約制で本を貸し出す。事前に電話かファクス(ネッ卜は不可)で本を予約し、図書館職員が希望日に同館の窓口で本を渡す。貸出冊数は1人5冊までで2週間以内。
(北海道新聞 2020年3月10日/小樽後志欄)

画像は今日(2020年3月10日)の余市町図書館HP。ことさらに「臨時休館」をアピールしない、いつもと変わらない先頭画面も、いつかは再開するという安心感を与えるような気がする。

 
▼ きょうから再開  
  あらや   ..2020/03/22(日) 09:03  No.739
   開館時間は短縮 きょうから再開
 市博物館など5施設
 小樽市は19日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた市立の総合博物館本館と運河館、文学館、美術館、図書館の5施設を20日に再開すると発表した。月内は開館を1〜2間ほど短縮し、展示内容も一部制限する。
 博物館は本館•運河館とも午前10時〜午後4時に開館し、換気しにくいプラネタリウムと科学展示室などは開放しない。文学館、美術館も午前10時〜午後4時でカフェや研修室は閉鎖する。図書館は午前10時〜午後5時とし、原則として貸し出しと返却のみ。
 市は5施設を道の緊急事態宣言期間の2月29日〜3月19日に休館とした。19日時点で市民の感染は札幌で感染したとみられる1人のみで、市中感染の恐れは低いと判断。宣言終了に合わせ再開を決めた。5施設とも高校生以下の入館は春休みまで保護者の同伴が必要。さらなる制限緩和は今後検討する。
(北海道新聞 2020年3月20日/小樽後志欄)

開館に踏み切った図書館は、他に、函館市立中央図書館のニュースをNHKが報じていました。全体的には、3月31日までの休館延長を選ばざるを得なかった図書館が多いのですが、北広島市中央図書館ホームページのように、なぜ「延長」せざるを得ないかを市民に詳しく説明する図書館があったことが救いでした。

 
▼ 戻る日常一歩ずつ  
  あらや   ..2020/03/22(日) 09:06  No.740
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 戻る日常一歩ずつ
 市の教育施設5館再開
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため2月29日から休館していた小樽市総合博物館など同市内の市有の社会教育施設5館が20日、再開した。利用制限は残つているものの、市民らは約20日ぶりの開館を歓迎。日常生活の回復へ一歩近づいた。
 5館は博物館本館と同運河館、小樽図書館、小樽美術館、小樽文学館。
 図書館(花園5)は雑誌や新聞の閲覧を中止し、貸し出しと返却のみで再開した。午前10時の開館前から市民ら約20人が列をつくり、開館後は一斉に館内に駆け込んだ。
 同館を毎週訪れていたという市内の無職板垣智恵子さん(68)は「2週間以上利用できず本に飢えていました。美術や旅行関係の本を10冊くらい借りたい」と話した。午後4時までの来館者数は約520人で、通常の祝日と同程度だった。(後略)
(北海道新聞 2020年3月21日/小樽後志欄)

この3月21日時点で「開いててよかった!」と思ったのは図書館だけでしたね、私の場合は。読みたいと思った本が今私の手にある…ということは重い。図書館は私の生活の復元ポイントになると思います。

 
▼ 5施設  
  あらや   ..2020/03/23(月) 16:19  No.741
   市施設きようから再休館
 小樽市は22日、新型コロナウイルスの市中感染が疑われるとして、20日から再開した市総合博物館なと市営5施設を23日から再び休館とすることを決めた。これまで利用可能としてきた市総合体育館と高島小温水プールも同日から休館とする。いずれも31日まで。4月以降どうするかは今後の感染状況を見て判断する。
 迫市長は22日の記者会見で、再開したばかりの博物館本館と運河館、市立小樽図書館、小樽美術館、小樽文学館を再び休館とする理由に関し「市中感染が出たことに危機感を持っている。新たな局面を迎え緊張感をもって臨む」と述べた。
 12日に判明した市内1例目は札幌での感染が疑われたのに対し、今回は経路が不明。市長は20日からの5施設再開について「市民の閉塞感を減らしたい」と決断したが、最も警戒する市中感染の拡大を防ぐため、少しでもリスクを減らす判断を今回優先した。(後略)
写真=小樽図書館のカウンター。再開後、大勢の利用者が訪れていたが再び休館となる
(北海道新聞 2020年3月23日/小樽後志欄)

今日の朝刊を見た時、思わず「愚かな」と言ってしまった。街の図書館が今日開いているのと今日閉まっているのとでは市民生活の安心感がどれほど違うか、それを思う想像力が足りない。再開した20日の図書館に行って見たのだろうか。
いかにも小樽の役人だと思うのは、「5施設」という前提にいつまでも縛られていることだ。頭が硬い。私には、図書館は毎日の食材を揃える近くのスーパーだけど、文学館は、今日はお客さんが来たから寿司の出前でもとろうか…という存在にすぎない。
図書館では子どもの姿も散見した。「父兄同伴」というけっこう高い条件を越えてでも図書館に来るのは、今学校が閉まっている状態の子ども(親子)にとって本は生活に必要なもののひとつであることの端的な証明と思う。

 
▼ 再開まだら  
  あらや   ..2020/04/03(金) 10:02  No.744
  市立小樽図書館は、「体育館など市11施設」の中に埋もれて7日まで休館延長だそうです。がっかり… すべての利用者に対して〈無料〉原則を持つ図書館の特性を、行政はもっと真面目に考えてほしい。新聞に、山麓の4月1日が出ていたので。

 公共施設再開まだら 羊蹄山麓
 利用形態で対応判断
 新型コロナウイルスの感染拡大への不安が続く中、羊蹄山麓の自治体で公共施設の開館を巡る判断が分かれている。3月26日に小樽市を除く後志管内で初めて感染者が確認されたためだ。1日の再開予定を延長する施設がある半面、1日からの再開に踏み切る施設も。閉館は1ヵ月近くに及んでおり、施設ごとに再開リスクを見極め始めている。
 管内での感染者発生を受け、倶知安町は3月末までとしていた一部施設の閉館期間を延長する。不特定多数の利用者が密室で運動する体育館は4月末まで。公民館(文化福祉センター)、世代交流センター、絵本館は同6日まで閉館する。
 一方、人が密集せず至近距離での会話も少ないため感染拡大のリスクは低いとして、風土館と小川原脩記念美術館は1日から再開。子育て支援センターも一部の利用を制限して1日から開館する。
 ニセコ町も施設によって異なる対応を取る。総合体育館は5日まで休館するが、町民センターや有島記念館は3月20日に再開した。
 蘭越町教委と京極町教委は今週に入り、図書館や体育館など主要公共施設の閉館延長を決めた。蘭越は5日または6日まで、京極は9日まで。
 「学校の休みが続く中、本を借りたいとの要望が強い」(真狩村教委)として、図書の貸し出しに限り受け付けを始めている例も多い。留寿都村は公民館と図書室を開館し続けており、―日からは自粛を求めていた小中高校生の利用も可能にする。喜茂別町教委は「時期を設けず当面の間、閉館を続ける」としている。
(北海道新聞 2020年4月1日/小樽後志欄)

 
▼ 再開  
  あらや   ..2020/04/03(金) 10:07  No.745
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 余市の公共施設再開
 2児童館は6日以降
【余市】 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、休館していた町内の公共施設が1日、再開した。子どもが利用する黒川と沢町の二つの児童館は小中学校が始まる4月6日以降の開館となる。
 利用や貸館業務を再開したのは図書館や総合体育館、福祉センター、勤労青少年ホームなど計28施設。ただし図書館は館内で着席しての本や雑誌、視聴覚資料の閲覧はできない。総合体育館も利用はアリーナのみでトレーニングルームや研修室などは使用できない。
 一ヵ月ぶりの再開となった図書館は1日正午までに約50人の町民が次々と訪れ、本を借りた。2歳と9ヵ月の2人の子どもと一緒に読み聞かせ用の絵本を借りに来た町内の主婦四ツ屋夏実さん(25)は「テレビを見る時間が長くなっていたので、図書館が開いてよかった」と喜んでいた。
写真=再開した余市町図書館で絵本を選ぶ親子
(北海道新聞 2020年4月2日/小樽後志欄)

親子の写真を貼りたいところだが、著作権侵害になるので…
代わりに、昔撮った余市の写真をお祝いに。

 
▼ ニセコのキセキ  
  あらや   ..2020/04/11(土) 05:43  No.746
  コロナウイルス感染拡大を追ったこの記録も、この市立小樽図書館再開のニュースで一旦終わります。

 市、11施設きょう再開
 コロナ感染防止に配慮
 市は当初、法的根拠のない道の緊急事能宣言に合わせて2月29日〜3月19日に総合博物館や図書館など主要施設を休館。20日の再開直後の22日、市内で市中感染が疑われる感染例が確認されたとして、23日から再休館した。札幌や苫小牧、函館など主要市は4月1日から公共施設を再開しているが、小樽は3月下旬に市内5例目の感染者が出たことを重く見て7日まで休館を再延長していた。
 市は今回の再開に当たり、市内で確認された感染者5人の濃厚接触者の健康観察を7日までに終え、全員の陰性を確認。これを踏まえ、既に公共施設を再開した他都市と比べても市中感染のリスクは高くないと判断した。(後略)
(北海道新聞 2020年4月8日/小樽後志欄)

緊急事態宣言が出されていた2月23日〜3月3日、北海道新聞は『ニセコのキセキ』という連載記事をやっていました。「奇跡」なのか、「軌跡」なのかよく解らんけれど、あえて「キセキ」と銘打ったところにリゾート開発に浮かれた行政やマスコミの姿が透けて見える。これについてはスレッドを改めて考えます。しかしそれにしても、今のコロナウイルスの現状や、ここ数年続く歴史的少雪に、何も想うところのない「ニセコ(実は倶知安)」の人たちは不思議です。私は、あの破産した時の夕張市長の姿を思い出しました。

 
▼ 新型コロナウイルス特措法  
  あらや   ..2020/04/24(金) 11:41  No.748
  もうひとつスレッドを追加するとは思わなかったな。

 市内 きょう〜来月6日
 主要施設 一斉に休館
 新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を受け、小樽市内の主な公共施設は20日、宣言期間の5月6日まで一斉に休館に入る。大型連休に向け展示を用意した各施設は終息後を見据え準備を整える。
 市内の主な公共施設はまず道の緊急事態宣言を受け2月末〜3月19日に休館。同20日に再開後、市内で感染例が確認されたため同23日から再休館し、4月8日から改めて開館していた。
 市総合博物館運河館は (略)
 小樽文学館は (略)
(北海道新聞 2020年4月8日/小樽後志欄)

と、道新記事は、博物館や文学館のことをだらだら書いた後、

 ほかに休館に入ったのは市立小樽図番館など約20施設。おたる水族館も同様に休館する。
(同記事)

と、わずか4行で閉めた。本を読まない奴は困ったもんだ…


▼ ニッポン・ピカレスク   [RES]
  あらや   ..2020/03/15(日) 10:30  No.737
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3月7日より「人間像」第71号作業は始まっています。現在、冒頭のP田栄之助『ニッポン・ピカレスク』を終え、次の加藤テル子『城の姿』に入ったところです。
第71号は250ページ超の大冊ですので、いつものように一冊丸ごとの処理を終えてからの公開となると、『ニッポン・ピカレスク』の発表が一ヵ月近くも遅れてしまう。それは、なんとも惜しい、勿体ない、ということで、第71号公開以前にすでに〈P田栄之助〉の項目で『ニッポン・ピカレスク』を公開することにしました。

心ある人たちに読んでほしい。P田氏の著作は生前に発表された『いのちある日に』(講談社,1970.11)一冊がありますが、そこに収録された作品は、
死の環/禿鷹のように/狐憑き/病室にて/日没を前に/別れ霜/雨の中の死者/犠牲者たち
と、昭和四十五年当時の「関西文学」「人間像」「近代文学」発表作品が主で、この「人間像」第70号時代の作品群は陽の眼をみないままの状態が今に続いているわけです。そういうことを思うと、ぼーっと一ヵ月も眠らせておく法はないだろうと考えました。それに図書館が閉まっているこんな時期でもありますし。
本を読みましょう。人間像ライブラリーも、感染リスクや人員減(子どもの面倒をみるため出勤できない職員が増えているのだと思う)に耐えながら開店を続けているスーパーやコンビニの人たちを思いながら作業を続けています。


 
▼ つばさの人  
  あらや   ..2020/03/18(水) 18:55  No.738
  昨日から中盤の最高峰、平木國夫『つばさの人』に入りました。『ニッポン・ピカレスク』よりもさらに時間がかかりますので、すでに出来上がっている上沢祥昭『蹌踉の紀』など四篇を先にライブラリーにアップしたところです。

 この同人会の一つの要は平木君だった。元来が詩だけの私は、小説一本やりの型に弱い。平木君のことを他の同人のように描けないのもこの故である。彼は『人間像』に加わるや、『ミセス・ターナー』『秘伝』といった息の長いものを、しかもかなりの表現力で発表して、その時来彼に頭が上らないのだ。
 (中略)
平木君についてのもう一つの思い出は、彼が創作のために、高価な『服飾事典』をもっていたことだ。書くことを本物にするためには、こうした意気込みが必要なんだナと感心したものだったが、何分にも当時で三千円もする豪華本を持つことが許されたのは、生活力の旺盛な彼にして始めて出来たことだった。その経歴を聞いても、彼は私の真似も出来ぬ変転を踏んできていた。それだけに何でもやれる自信をみなぎらせていて、当時『人間像』と『文章倶楽部』の両方で大いに筆をふるっていたのだ。
 門脇は彼の『服飾事典』に一ベツもくれなかった。「知識は文学でないサ」と云ったものを持っていて、少しも動じないのだった。それにも私はまいってしまった。私などとても小説家になれない、そんな屈辱感を改めて抱かされた。平木と云い門脇と云い、佐々木と云い、みんなすっかり大人であった。
(上沢祥昭「蹌踉の紀」)

明日、北海道の図書館の「臨時休館」が一応終わりますね。どうなるのか注視しています。

 
▼ 病床雑記  
  あらや   ..2020/03/25(水) 08:55  No.742
  「ボク、パパとネル」と占有権を主張し、みさきを寄せつけない。布団にはいるとすぐ「テングのウタ(はなしのこと)シテ」という。お祭りのときの天狗がよほど恐かったらしく、恐いもの見たさの心理で天狗の話をせがむのである。――渉がバスを運転していく。トンネルの中へ行くと天狗がでて来て、「乗せないと食べてしまうぞ」という。しかたなく天狗を乗せて山の上まで行くと、天狗が降りて行ってしまう。その後ろから渉がバスをぶっつけて、天狗を崖から落として退治をした――というぼくの作りばなしなのであるが、将来バスの運転手になるという自分が主人公になっている話なので、それを聞くのが何よりも愉快らしいのだ。
(針山和美「病床雑記 第6回)

平木國夫『つばさの人』は、すでにデジタル化を終え、ライブラリーにアップしています。現在、最後の難関『病床雑記』を進行中。子どもにお話をしてくれる父親って、この時代では画期的なのじゃないだろうか。本といえば、『ペン習字』教則本と『家庭の医学』の2冊しかなかった家に育った身としては正直うらやましいです。

みさきからは『舌切り雀』と『カチカチ山』をせがまれる。もう幾度も話したものなので、子供自身暗記しているほどなのに、それを話させるのが嬉しくてたまらないのだ。途中で省略でもしようものなら、「ちがう、ちがう」と訂正させ、前と同じように話さないと承知しないのだから、いいかげんぼくの方が疲れてしまう。
(同書より)

 
▼ 「人間像」第71号  
  あらや   ..2020/03/29(日) 17:27  No.743
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本日、「人間像」第71号をライブラリーにアップしました。デジタル化にかかった時間は「135時間」。3月7日から始まった作業の延べ日数は「20日間」です。収録タイトル数は「1322作品」。
ちょっと意外な展開。前回の第70号は146ページで、かかった時間は「124時間/延べ日数20日間」です。対して、この第71号、255ページが「135時間/延べ日数20日間」ですからね、今度こそ「ひと月」くらいかかるだろうと腹くくっていたんだけど…
たぶんですが、第71号の印刷所が、いつもの旭川刑務所じゃなくて、倶知安の孔版プリントだったせいではないかと考えています。民間の普通の印刷屋のインクは普通のインク。刑務所のインクはなにか劣悪なのではないだろうか。薄くて、紙もノリが悪くて、OCRソフトで読み取るけれど文字化けが凄い。加えて囚人の誤植。それでワープロ処理に必要以上の時間がかかっていたのだと今回改めて実感しました。
まあ、何はともあれ、今月で第71号を仕上げたのはありがたい。さあ、次へ。第72号は、ついに針山和美『愛と逃亡』の登場です。

 予定作品〈NO3〉をノートに五枚ばかりメモする。70号には間に合わないが、ぼつぼつ体調のよい時に書いていくつもりだ。一昨年石川医院に入院中ヒントを得てノートに記したものの一つだ。題名は決めていないが、殺人逃亡者の次第に追いつめられて行く心理を描きたい。病気に追いつめられる患者の心理と似ているかも知れない。
(針山和美「病床雑記 第6回/二月十日)

今の私たちが知る作家〈針山和美〉イメージは、この『愛と逃亡』の登場によって決定的になったと考えています。作家として生きて行く覚悟が充満した記念碑的作品。闘病生活の深刻化は、針山氏の内面になにか必死なものを生み出している。


▼ P田栄之助「階段」   [RES]
  あらや   ..2020/02/23(日) 07:07  No.729
   順序が逆になったが同人として小説を携え、七十号から古宇と同時に参加した瀬田栄之助の登場から退場までも劇的と言えるようなものであった。会計簿では三十九年九月の入会で、ちょうど僕が倶知安の厚生病院に入院したばかりであった。ほとんど毎日のように手紙が来た。「入院生活が退屈だろうから書いているわけで、一々返事はいりません」と但し書きまで付いていた。しまいには一時間にも及ぶ録音テープまでが届けられた。直径十センチもある裸テープで、確か今も物置きの中に何本か眠っているはずである。僕も時間は余るほどあったから、その都度手紙を書いた。夢中になればのめり込む人だった。最初の作品「階段」を載せた七十号が、印刷所の都合でなかなか出来ず、初作品だけに瀬田はかなり苛々していたようだった。苛々は僕も同じで七十一号は他の印刷所に頼んだが、なんとその号が先に出来あがるというハプニングが起きた。
 手紙と同様、大袈裟に表現すれば原稿も山のように送られて来た。総目次を見れば分かるように、目次に瀬田栄之助の文字がずらりとならんでいる。
(針山和美/「人間像」の五十年)

今、その第70号を作業中です。外は春の暴風雪…

巻頭のP田栄之助『階段』はすでにワープロ化を終えています。難しい漢字やルビも多く、枚数も多く、デジタル化に三日間の時間がかかりました。古宇氏の作品もそうですが、もうアマチュア同人雑誌の域を越えています。もうこれは旭川刑務所の囚人の手には負えないだろうなあと感じました。七十号の印刷が遅れに遅れたことも頷けます。
私も、この号より、今までのように一冊丸ごとのワープロ化を行ってからデジタル化に入るのではなく、一作品終える毎に即座にデジタル化を施す方式に変えました。そうしないと、例えば、『階段』という作品が持っていた〈味わい〉の記憶がどんどん消えてしまうから。『編集後記』まで行きついて、そこから冒頭の『階段』に返って来るのではとても頭が追いつけないです。

コロナ・ウイルスのニュースに耳を傾けながら、今、辻井彰夫氏(久しぶり!)の『泥ンこ道』を進行中。


 
▼ 日本きやらばん  
  あらや   ..2020/02/25(火) 10:57  No.730
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今、古宇伸太郎『おらが栖』を進行中です。

 それが七十号を境にして様変わりしたのである。
 四十年には金澤欣哉が復帰し、古宇伸太郎が新参加した。それまでは大正末期生まれの千田・平木・朽木などが兄貴格だったが、一世代先輩格の瀬田・古宇の参加で『人間像』も青年期から一挙に壮年期に格上げされたような感じがあった。そして彼らに刺激される形で他の同人達も沸騰した.
 今眼前に並んでいる一二〇センチ程の厚さになった一五〇冊の『人間像』を見ても瀬田・古宇初登場の七十号から七十七号の八冊が飛び抜けて厚く、その当時の熱気が如何なるものであったが偲ばれる。
(針山和美/「人間像」の五十年)

『おらが栖』まで行く途中の『受贈誌』欄に、おお、「日本きやらばん」の名を発見。ついに繋がった…という喜びがありましたよ。後年、この「日本きやらばん」に竹内紀吉氏の『五の日の縁』が発表されることを思うと少しばかり感無量です。
古宇氏の『おらが栖』も、サブタイトルに「小林一茶の句をかりて」とあるように、最初ぱっと字面を見た感じでは古典の蘊蓄満載の身辺雑記と受けとったのですが、実際にワープロ作業を始めると、銭函版『僕のアウトドアライフ』だったと知ってこれも結構驚きです。

 
▼ 倶知安/全国  
  あらや   ..2020/03/06(金) 16:14  No.731
   ついでながら、津村節子氏の『さい果て』は、「家庭の事情」小説であるが、この読後感は、夫婦が小説家であった場合、亭主より女房側から書いたほうがうまいのはなぜか知らと思うことである。
(P田栄之助「同人雑誌評」)

おお! 吉村昭につながったよ。

 それから、これは同人としての私個人の考えだが、(従って不賛成の人もあるだろう) 〈人間像は、全国誌ではなくて道内誌だ〉
 と、私はしたい。
 人間像には、九州から北海道までの人が(わずか二十人の中に)含まれている。そのために、或る同人は全国誌だと思い、或る同人は道内誌だと思う。が、それはともかく、発生したのも、育ったのも、みんな倶知安かその周辺なのだ。私はいま千葉県にすんでいるが、「人間像は道内誌なのに全国から同人が集まる」と考えるのが好きだ。もともと文学には中央も地方もない。しかし、一応は中央とされ、中央と見られる東京や大阪あたりの人が人間像に入っているということは、これだけはいくら自慢してもいいと思う。
(平田昭三「文学の周辺で(3))

今の倶知安に対して、なにかモヤモヤして言葉に出来なかった感情を朽木寒三氏が巧く語ってくれました。

 
▼ 「人間像」第70号  
  あらや   ..2020/03/06(金) 16:17  No.732
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本日、「人間像」第70号をライブラリーにアップしました。デジタル化にかかった時間、なんと「124時間/延べ日数20日間」。収録タイトル数は「1308作品」になりました。

124時間かかるだけの意味はある。

 
▼ 休館  
  あらや   ..2020/03/06(金) 16:20  No.733
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図書館開けられなくて、みんな悔しいだろうなあ。今こそ本が必要な時なのに。

「人間像ライブラリー」は休館しません。いつでも開いてます。


▼ 「人間像」第69号   [RES]
  あらや   ..2020/02/14(金) 13:50  No.728
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「人間像」第69号をライブラリーにアップしました。デジタル化にかかった時間は、「39時間/延べ日数6日間」でした。現在の収録タイトル数、「1296作品」。

最後の80ページ台「人間像」。もう40〜50時間程度の時間で処理できる「人間像」は今後現れないでしょうね。例えば、第70号、146ページ。第71号、255ページ。第72号、182ページ… 難しい漢字やルビや図表も多用する平木國夫氏やP田栄之助氏が帰ってきて、さらに蘊蓄の塊のような古宇伸太郎氏も参戦して来て、第70号以降の「人間像」はちょっと今までの小冊子とは違った様相を呈してきます。一冊処理するのに一ヵ月などといったこともこれからはありうるのではないか。
ただ、格闘技などではよくあることですが、格段の実力者に毎日もみくちゃにされていると、知らぬ内に自分の技量が上がっていたということもありますから。過度に恐れることなく今の実力のすべてを持って対応して行こうと思います。つまり、今までと変わりませんね。
なお、第70号より編集に「針山和美」氏が復帰です。第72号に倶知安厚生病院の「仮編集所」(←つまり針山氏のベッド)の写真が出て来ますが、なにか凄惨な感じを受けました。物書きはここまでやるものなのか。『病床雑記』(もう連載第4回!)に、もうひとつ新しい意味が生まれたように思います。




 


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