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 要害山〜熊城址へ    ..山旅     >>引用
      2025/11/22(土) 09:25  No.7519
 
 
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甲府での所用に待ち時間が6時間もあるので、せっかくの好天にどこかを歩いてこようと近場の山を考えた。

それで思い出したのは要害山。とはいっても要害山の南にある熊城址に行ってみることにしたのである。

最近はグーグルマップで新しいことを発見することが多い。熊城址を見つけたのもそのひとつだったのだが、今回、要害山の入口にある大きな石造りの看板の地図をよく見たら、ちゃんと記入されていた。30年前からあるこの看板なんか何度となく見たのに、ちゃんと見てはいなかったのである。

思えば秋の盛りにこの山に登るのは初めてである。松林ばかりで紅葉などは楽しめないかと思っていたが、ところどころで美しい色を見ることができた。

熊騒ぎのせいかひとりにも出会わない要害山だったが、そのうえ熊城址へ行ってみようなんていかにも物好きではある。熊城址のあるという尾根は、思っていたよりはずっと細尾根で、何よりその細い稜線をぶった切った、熊城の何本もの堀が深くて、バランス感覚の衰えた身にとっては相当に気を遣う登降となった。気軽に行ける城址ではないと思う。

 Re:要害山〜熊城址へ    ..山旅     >>
        2025/11/22(土) 09:42  No.7520
 
 
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熊城址から下降を続けると、ますます尾根はせばまって、しかも岩がちになってきた。この先下れるのかいなという場面ばかりだが何とかなって、あと一息で里に出るだろうというところの舳先のようになった岩の上に、いかにも上に何かがあったのだろうと思われる台座があった。

下をのぞいてみると、石祠の中間の部分のような岩が落ちている。下って確かめるとそのとおりで、横に屋根の部分もあった。さすがに元あった場所まで持ち上げることはできないので、その場でそれらしくしておいた。

2日連続で石祠修復をしたので、きっとご利益があるだろう。

ちなみにこの場所は石切り場の跡のようで、この付近にある無数と言ってもいい、今では放棄されている畑の石垣はここから切り出されてものだったのだろう。

 Re:要害山〜熊城址へ    ..ペンタコ     >>
        2025/11/23(日) 15:26  No.7521
 
 
今年の9月初めに要害山を歩いてみました。
そういえば、登山口に大きな看板があったなと写真を見返してみたところ、あぁ、熊城って書いてある。全く気付きませんでした・・・。

二日連続での祠の修復とは、まるで山旅さんに直してもらうのを待っているかのようですね。

 Re:要害山〜熊城址へ    ..山旅     >>
        2025/11/24(月) 08:13  No.7522
 
 
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9月の要害山では暑かったでしょう。

私は特定の宗教とはまったく無縁の八百万の神系の人間で、しかし、あらゆる宗教や信仰は人間の情念の結晶だと思っているので、それらが造り出した遺構には敬虔な感情を持ちます。

山歩きをしていて、倒れている石仏を発見することがよくあって、それらを起こしたことなど数えきれませんが、なんかそのまま見捨てておくにはしのびないからです。

でも「ご利益」なんて言い出すとヨコシマではありますな。

 Re:要害山〜熊城址へ    ..ペンタコ     >>
        2025/11/25(火) 10:04  No.7523
 
 
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昨日、禾生駅から九鬼山に登り、高指・桐木差山を経て、突坂峠から鈴ヶ尾山・幡野山を歩いてきました。
素晴らしい紅葉に出会えたのは良かったのですが、途中、熊の大きな落とし物があったり、際どいトラバース道があったり、神経を遣いました。

幡野山を下って里に出る間際、半ば壊れかけた古い神社の建物がありました。その横にはなんと倒れている石仏が。
このスレッドで山旅さんとやり取りをした直後のこと、これもまた何かの縁と思い、石仏を起こそうとしたのですが結構重いのですね。
台座には乗せることができませんでしたが、なんとか立たせて無事の下山にお礼をして猿橋駅へ向かいました。

 Re:要害山〜熊城址へ    ..山旅     >>
        2025/11/25(火) 14:37  No.7524
 
 
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またまたマニアックな歩き方をされましたな。ことに下りの尾根なんかは面白そうだなあ。

桂川右岸の稜線には、もう少し近ければ行ってみたい支尾根がたくさん残っているんですが、標高が低くともあのあたりの山は険しいのであなどれませんね。ことに冬はお気をつけください。

石仏を起こしてくれてありがとう。でも、なんで倒れるんでしょうね。地震、風、地盤の変化、倒木、いろいろとあるんでしょうけど、人為的な原因が多いんじゃないでしょうかね。

ペンタコさんがこのあいだ登ったという秋山二十六夜山の二十六夜塔は、2007年に行ったときはご覧の有様で、これはちょっと自分たちでは起こせなかったんですが、次に行ったときには元に戻っていたので、誰かが修復してくれたのでしょう。しかし、これは人間が倒さねば倒れないと思うんですがね。

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