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昨年のすがぬまさんのゆかりの地、奥三河の御園を訪ねた一泊二日の山旅に続いての、おとみ山ゆかりの地、岐阜県東濃の恵那を訪ねての一泊二日の「木曜山行」番外編。
あの戦争下に、東京から静岡県西部への学童疎開に続いて、横浜の親族宅が横浜大空襲で全焼。命からがら逃げ延びて、1945年5月から4年近く暮らしたという恵那の地。おとみ山から、木曜山行の折などに聞いていた、そこでの食べ盛りの少年期の強烈な食の経験。
夏のような陽気の中、恵那山の対面に目立つ笠置山(かさぎやま)・1128mの頂上に立ち、そこからの下山路の車道に出ての先にあった「一望千金」展望台。そのおとみ山の暮らした土地も、恵那山を遠景に望めた。
翌日は、雨の中、今も同じ地にある、歩いて通った学びや「長島(おさしま)小学校」へ。学校の校門まで一緒に歩いて、おとみ山の興奮がよく伝わりました。
岩村城の資料館に続いて、岩村の城下町の雨中の散策は、雨ゆえに人出もほとんどなく、昔を偲ぶに好都合でもありました。江戸時代から続く酒蔵「女城主」、カステラの「かめや」。恵那の駅前では、地元の名物五平餅の「あまから」では、小さなお店を貸し切っての五平餅「定食」も堪能。
名古屋組の3人は、ここでお別れして中央本線で名古屋に向かいました。次のゆかりの地への旅の期待も高まった小旅行でした。おとみ山・山旅師匠はじめ、参加のみなさんありがとうございました。
写真は、「一望千金」展望台からの、恵那山と恵那市街方面です。またの機会に、名古屋から鉄路で恵那駅まで出て、日帰り山行で岩村城往復のコースを歩いてみたくなりました。
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