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絵に描いたような晴天の元日、船形神社へ恒例の初詣を済ませ、さて次は八ヶ岳の展望が良さそうなところへ行ってみようと考えて、藤岡神社の裏側の伐採地を思い出した。去年がんこ山に登ったときに通って、ここはからはきっと八ヶ岳がすばらしいだろうと思ったが、その日はあいにく雲の中だったのである。
今では滅多に人の訪れはなさそうな藤岡神社への石段の途中には、さすがに新年だけあって真白い紙垂が下がっていた。もっとも境内には誰もいない。
参拝を済ませ、裏手の伐採地に行ってみると、平和な津金集落を眼下に、想像どおりのすばらしい八ヶ岳を望むことができた。大晦日は風花が舞うような天気だったから、岳は新雪が降ったのだろう。
この風景も植林が育つまでなので、今のうちに楽しんでおくべきかと思う。
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