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すがぬまさんが見事に朗読された、自作の『ふるさとの山 神野山』を私、まさに心がす〜っと洗われる想いで拝聴しました。
"私を「せんせい」と呼ぶのは、二年生と三年生の複式学級の13人。赤いほっぺの子どもたち。今朝吉さん、君代さん……"
傍らで一緒に聴いていた妻は、まるで『二十四の瞳』みたい…と心底感動していましたが、すがぬまさんは"二十六の瞳"だったのですね。
そして、バックに流れていたのが(私も大好きな)宮沢賢治作の「星めぐりの歌」… 童話『双子の星』にも登場していました。
あかいめだまの さそり ひろげた鷲の つばさ あをいめだまの 小いぬ ひかりのへびの とぐろ ……
さて、来月に東京交通会館エメラルドルームで開催される個展「山の絵本」展では、50点を超える今までのご力作が揃って展示されるとのこと。 「会場は、例えば本屋さんのような、ブックカフェのような空間にしたい…」 「そこで一つ一つ絵を眺め、本のページをめくる思いで楽しんでいただけたら…」 と、すがぬまさんは仰っています。
作品が見事にレイアウトされた会場で、久しぶりにお会い出来ますことを、本当に心待ちに、楽しみにしております。
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