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 茅ヶ岳の尾根歩き    ..山旅     >>引用
      2023/01/13(金) 08:59  No.6519
 
 
ちょっとしたアクシデントで戦列を離れていたおとみ山と、そして絵描きのすがぬまさん、驚異(脅威)のローリング80sおふたりとの新年山行にはどこがいいかと頭をしぼった。

相変わらずの好天なのだから、展望がいいに越したことはないし、絵を描く時間も欲しいからのんびりゆっくりと歩けるところがよい。それでいて人けのないところ、すがぬまさんは東京から日帰り、といろいろ条件を考えて、茅ヶ岳の尾根歩きをすることにした。日本一明るい山は冬の散歩にはぴったりである。

茅ヶ岳が「ニセ八ツ」などと言われるのは、頂稜の山容もさることながら甲府盆地方面から見た山裾の相似にもあって、ふたつの火山の長い裾が重なって見えるのは、かなり珍しい光景ではないかと思われる。

八ヶ岳の裾と重なっている茅ヶ岳の稜線は、北杜市と韮崎市の市境尾根である。中央高速の韮崎インター北で掘割状に断ち切られているのがこの尾根で、茅ヶ岳の稜線の中でもっとも長い。茅ヶ岳の尾根を片っ端から歩いてみようと企てて、まず歩いてみたのがこの尾根で、もう10年以上前のことになる。

ところどころが伐採地で展望もいいので、私がまだ知らない方面から登って自分の興味も満足させつつ、この尾根をつまみ食い的に歩いてみることにした。歩きだしてすぐ、里道での南アルプスの絶景に、はやくもスケッチ休憩をすることになった。

古くから利用されてきた茅ヶ岳の裾野には無数といってもいいほどの作業道があって、使われたあとには廃道となっている。むろん地形図にそんなものはまったく記載されていない。現地にてそれらを適当に拾いながら稜線に出た。

この日の目標にした尾根上の突起にある三角点名は「宮の入」である。4等点だから比較的新しい。すぐそばの枯れた赤松の大木の根本には石祠が2基あって、それからの命名だろうか。あたりは、かつては大展望があった広い伐採地だったが、今では若い楢林になっていて、しかし、枝越しに甲斐駒や鳳凰が並んでいるのも乙なものである。そこでスケッチタイムを兼ねた昼休みで1時間以上も過ごしたのちの帰りがけには、こんどはすっきりと八ヶ岳の見える場所もあって、すがぬまさんはまたスケッチブックを取り出すことになった。

隣の尾根にはまだ伐って間もないように見える伐採地があった。そこもさぞかし展望がよいだろう。来週の木曜山行で訪れる場所が決まった。


 Re:茅ヶ岳の尾根歩き    ..おとみ山     >>
        2023/01/13(金) 13:38  No.6520
 
 
42日ぶりの木曜山行復帰とは、これいかに。2005年に、原則毎回参加宣言をして以来、こんな珍事は恐らく初体験だと思います。

年頭早々に私的な話題で恐縮ですが、12月初旬の、不名誉なアクシデントを無事乗り越えての山行は、師匠の用意周到なプランニングのお陰でS画伯と二人、大満足の山麓逍遥の一日となりました。

これまで車で無数回通り抜けていた、茅ヶ岳広域農道の大穴トンネルの脇から(明野町)、先ずは多くの廃屋が居並ぶひなびた村落を緩く下ってから、廃道が縦横に残る静かな山を、廃人にはまだ程遠いらしい2人と、頼もしいリーダーとの3人で完全貸切りとは。

韮崎市の穂坂町もかすめながらの漫歩は、最高地点でも686m。標高差は恥ずかしくて公言出来ない程の手軽さ。それでもカヤトと松の藪漕ぎも欠かさず、地図読みの達人師匠なしでは、迷うこと必定の緩い山域を存分に楽しませて貰いました。

既に来週の遊び場も、師匠の頭の中では定まった様子。大きく裾を引く茅ヶ岳の、特に南と西側山腹・山麓には、こんな斜面が無尽蔵に近いほど、ふんだんに存在するようです。

まじかな八ヶ岳や南アルプス、遠く北アルプスの大展望は当然のこと。Sさんの反応にお絵描きタイムもたっぷり目でしたが、新年でもあることから、先ずは我々のホームグラウンドとも言うべき八ヶ岳に敬意を表して、一枚掲載させていただきます。

皆さん、来週以降も乗り遅れないように〜後悔しないように。70〜80代向きの、そしてピークハントに拘らない、お楽しみお買い得山行にご参加下さいますように。


 Re:茅ヶ岳の尾根歩き    ..山旅     >>
        2023/01/13(金) 15:28  No.6521
 
 
歩き始めて10分、早くも現れた山山の絶景に、これを描かずにはおられようかといった感じでしたね。

 Re:茅ヶ岳の尾根歩き    ..ジャントニオ猪場     >>
        2023/01/14(土) 10:17  No.6522
 
 
「日本一の明るい山、茅が岳」の冬の山歩きは絶好でしょう。葉が落ちた好天の樹林は遮るものが少ない。ましてこの晴天続きです。是非同行したいが「木曜」は困難です。S画伯とおとみ山氏が羨ましい。平日の静山避衆は言うことなしです。

陽の当たる南面の斜面に何度か足を踏み入れたけど、作業道が縦横無尽に走り回っており「道迷い」必定で退却したことが何回もある。
ここのところ頻繁に通うハイジ村「クララ湯」の浴槽からは茅が岳展望は無理、せいぜい自宅の二階窓からの明野方面の茅が岳を望むのみで我慢するしかない。


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