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No.6625 への▼返信フォームです。


 三湖台    ..山旅     >>引用
      2023/04/07(金) 07:48  No.6625
 
 
わざわざ木曜山行に参加しようと遠路関西からおいでのお客さんなら、久しぶりに富士山の近くまで行ってみようかと考えていたが、予報が少々よろしくない。

富士山の展望を売り物にする山々は、富士山が見える見えないで山の良さが語られるのは、彼らにとっては迷惑なことだと私は常々考えているが、ま、これは富士山に厳しい私独自の発想かもしれぬ。

イチかバチか行ってみようと出かけて正解、予報のわりには上々の富士の見え具合で、すっからかんよりは雲の変化に味があった。新緑もまだまだとあっては三湖台も閑散としていて、先着の数人が下ったあとは貸切になった。

行きがけ、御坂を登れば桃は最後の濃い色だったし、桜公園の桜も満開、だが御坂トンネルをくぐって富士五湖地方に入ると、さすがは県下一の寒冷地だけあって、八ヶ岳南麓よりずっと春浅かった。

本栖湖から四半世紀ぶりにR300を富士川に下れば、あっという間に新緑の盛りなのだから山梨県は変化に富んでいる。国道は知らぬ間にトンネルや橋梁で整備され、かつての険路の面影はなくなっていた。

帰りがけの新府桃源郷は、これも最後の桃色の濃さで、これは雨だろうがもう一度出かけなければなるまいと、今日は雨具を持って、新しく拓かれた新府城址のハイキング道を歩きに行く予定である。


 新府桃源郷周遊    ..山旅     >>
        2023/04/07(金) 15:14  No.6626
 
 
午後から雨強まるとの予報に、午前中に新府桃源郷歩きをしようと出かけたら、薄日さえ射しだして、さすがは、私は晴れ女だと豪語する人がふたりもいるだけのことはある。

信玄公生誕500年記念で去年新府城址にも手が加えられたと聞いて、新しくハイキング道も整備されたのかと思っていたら、大手の復元がされていたのは目新しかったが、桃源郷へと下る道は、もうずっと前からあって、私が知らないだけだった。

それにしたって道標のひとつあるわけでもないのでは知らぬ人が利用するはずもない。今日も城址を歩いている間に出会った人は、眼下の桃畑が見事だというのにたったのひとりしかいなかった。

城址を含め、のんびりと桃源郷を一周して約2時間、鳳凰三山こそ見えなかったものの、桃も山桜も新緑も楽しめて、雨の予報にまったく濡れることもなかったのだからこれ以上望むことはあるまい。

この春は、コブシも桜も桃も、ほとんど同時に咲いたうえ、標高にかかわらず一気に花開いているのが面白いというか異常なところ。しかも花がたわわである。つまり、山の下から上まで花盛りというわけで、新府から諏訪にかけて、明日明後日の好天には、どこへ行こうが花見が楽しめるだろう。


 Re:新府桃源郷周遊    ..おとみ山 [URL]     >>
        2023/04/08(土) 23:12  No.6633
 
 
百花繚乱!3〜4〜5月に咲く花が、一斉に咲き競う稀有な春。
神戸代表2名、大阪代表1名、東京代表1名に、劣勢の地元からも約1名が加わった、6人での今回の花見行脚でしたが、留守番の名古屋代表2名も参加された、コメント合戦は、山旅掲示板オープン以来の賑わいぶりに驚き、拍手を送りました。 

かく言う自分は? タイミング悪くPC絶不調。超アナログ人間の悲しさで、写真投稿どころか、コメントさえも書き込めない状況に陥り、無駄なあがきを続けていたのでした。完全に出遅れたため、春になると思い出す、先人の素敵な言葉・フレーズで、コメントに替えさせていただきます。(著書名・出典等省略)

*願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ                                                    
                       (西行法師)
*この杯を受けてくれ どうかなみなみ注いでおくれ
 花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ
                       (井伏鱒二)
*遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん……
                      (後白河法皇)
*悠々として急げ     漂えど沈まず     (開高健) 
                            御免


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