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No.6769 への▼返信フォームです。


 晩夏の車山    ..山旅     >>引用
      2023/09/01(金) 08:35  No.6769
 
 
すがぬまさんとふたり旅になってしまった木曜山行だった。それなら別に車山にこだわることもあるまいと、小淵沢駅で落ち合ったときにリクエストはないか聞いてみようと思っていた。すがぬまさんと会うのは半年ぶりだというのだから驚かされる。

ところがなんと車山に登ったことがないという。これだけ霧ヶ峰に遊びながらウソでしょ。でも、ならば初志貫徹である。観光客が多いとはいえ、霧ヶ峰でもっとも展望のいいのは、最高峰の車山に間違いないのである。なんとなれば、霧ヶ峰の他のすべての地点からは、車山の方向だけが、そのでかい図体に隠されてしまうからである。

夏には珍しい遠望のきく日だった。車山肩に登っていく車窓から四囲の展望が拡がっていく。見えるべき山はすべて見える。これは画家のすがぬまさんにとっては最高の日和であった。つい10日前に行ったばかりだという立山も見えている。もとより、こちらもひと月ぶりの、のんびりゆっくり納涼休養山歩きで、歩程は短く、頂上で長時間を過ごそうという計画である。そしてそのとおり、頂上で2時間、創作に付き合うことになった。

人が少ないに越したことはないと、肩から時計回りで登ってみることにした。こうして車山に登るのは初めてだと思う。これはなかなかよくて、頂上でリフトで登ってきた観光客と混じるまではすれ違う人もまばらだった。それにしてもさすがは標高2000m近いとなると涼しいなあ。

頂上では、3年前に登ったときに工事が始まっていた展望テラスが完成していた。頂上に居る間には、その広いテラスが無人になってしまったこともあったのだから、夏の終わりでさすがに人出も少なくなっていたのだと思う。2時間もいれば光線が変わって、北アルプスは遠くなり、八ヶ岳がくっきりとしてきた。すがぬまさんは方角を変えてスケッチである。

山全体がわずかながら黄色味を帯び始めた、晩夏の霧ヶ峰だった。


 Re:晩夏の車山    ..山旅     >>
        2023/09/01(金) 11:22  No.6770
 
 
まあでも、もともと眺めのいい山頂に、さらにこんなものがいるのかという疑問は残りますなあ。

 Re:晩夏の車山    ..山の絵描き     >>
        2023/09/03(日) 16:12  No.6771
 
 
私も車山ではそのデッキの脇の岩のところでスケッチしました。
どこでも眺めはいいし、わざわざ設えた台の上で描く必要もないのです。

それにしても2時間も描き放題とは羨ましい〜! 都合がつけば一緒にその場に居たかったです。


 Re:晩夏の車山    ..山旅     >>
        2023/09/03(日) 17:08  No.6772
 
 
おやっ、これはこの夏のことですか。東へ西へ、山から山へと活動されているのは拝見しておりますが、合間には車山にまで登っていたのですか。どこかへ行った帰りがけの駄賃だったかな。

めずらしくすがぬまさんが写真を撮ってくれましたよ。iPadってすごいですね。私は前のカメラを星ヶ塔で失くして、次に買ったのがファインダーのあるカメラだったので、久しぶりに昔のような恰好で写真を撮っているわけです。

美ヶ原の上に白馬連山がわずかながらのぞき、頚城山塊の左端には、双眼鏡で見ると雨飾山が見えました。妙高山の右手の低い尾根の向こうに頭を出している大きい山を、現地では黒姫山かなあと、適当なことを言っておりましたが、帰ってから調べると斑尾山でした。黒姫や飯縄は、妙高山の手前に重なっていたのでした。


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