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No.6915 への▼返信フォームです。


 天の河原南稜ふたたび    ..山旅     >>引用
      2024/01/26(金) 09:17  No.6915
 
 
4日に歩いた天の河原南稜をもう一度歩いてみようと思ったのは、その日には方向をちょっとあやまって、わずかながらではあるが、予定していた部分を歩きそこなったからだった。前回はIさんとふたりきりだったので、今回参加の面々が初めてなのも好都合である。

そして昨日、そのわずかな部分が富士を眺めるのには絶好の場所だったことを知った。

八ヶ岳や甲斐駒はすっぽりと雪雲に入っているが、富士や金峰はすっきりと見えている、つまり、典型的な八ヶ岳南麓の冬の風景である。

4日と同じく天女山からでは短すぎると、美し森を出発点としたのは、美し森から天女山の間を歩いたのは、もう20年も昔のはなしで、それは、学校遠足の定番コースとて、そんな団体に出くわしてもかなわないと敬遠していたからだった。

真冬ならそんな団体もいないし、ごく有名な地元のコースをたまには歩いてみるのも悪くないと思ったのである。が、これが遠回りにしてもいささか勝手が違った。もっと簡単に歩いたように思っていたのが、記憶なんてあてにならないもの、こんなに長かったかと思ったし、道々の様子もほとんど覚えていなかった。

風さえなければ南向きの日当たりのいい場所を歩くのだから、氷点下10度といえども大したことはないのだが、あいにく風が強かった。それでも、これだけの絶景を眺めながら歩けるなんてぜいたくの極みである。

さて、天の河原からは方向を定めて、前回歩きそこねた防火線に向かう。途中、百頭を越えるほどの鹿の群れが前を横切っていった。

今回は狙い通りに出た防火線が、まさかそのために伐り開いたわけでもあるまいが、まるで富士山をうまく収めるためにカラマツを伐ったような防火線だったのである。

こりゃ、新緑と黄葉が楽しみなことである。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:天の河原南稜ふたたび    ..山旅     >>
        2024/01/26(金) 09:18  No.6916
 
 
これを見よ。

 Re:天の河原南稜ふたたび    ..名古屋のN     >>
        2024/01/26(金) 13:55  No.6917
 
 
「ロッジ山旅」の裏山にあたる、美しの森から天女山を経て天の河原に至る横断ルート。さらに天の河原の南稜を下っていく防火帯を経て甲斐大泉駅まで。

日本列島が大寒波に襲われた数日来の気候ゆえに、寒気は本物。時折伺えた八ヶ岳の稜線上は恐ろしい寒気の世界の日。

昼食を取った天女山では、体がいつしか冷え切ってしまった。それでも歩きながら展開していく大展望は見応えありました。

ロッジで宿泊。今朝の帰路は八ヶ岳高原ラインまで登って、前日の防火線大伐採地も経て小淵沢インターまで、絶好の展望ドライブも楽しめました。


 Re:天の河原南稜ふたたび    ..山旅     >>
        2024/01/26(金) 21:21  No.6918
 
 
毎度毎度遠路をありがとうございました。

今日はすばらしい無風快晴で、昨日雪雲の中だった山々が真っ白になっていました。名古屋への帰路ではすばらしい光景が楽しめたことでしょう。

昨日が今日の天気なら最高だったのでしょうが、ま、それはそれ、強風にあおられながら歩いたのも楽しい想い出になるのが山のいいところです。


 Re:天の河原南稜ふたたび    ..おとみ山 [URL]     >>
        2024/01/26(金) 21:52  No.6919
 
 
本気で参った!! これが今回の単純率直な感想です。

個人的な愚痴は後回しにして、最後の長〜い防火帯の素晴らしさは、上記、師匠の「これを見よ」、それに次ぐ名古屋のNさんの記述と写真で、その肝が理解いただける筈で、まさに特筆ものでした。

下りの緩斜面は、1.7q位も続いていたでしょうか。幅も広い地面は綺麗に刈り込まれ、両縁には落葉松の列植。加えてその先のど真ん中には富士山の見事な姿がドーンと(下部では次第にずれてしまうが)。

落葉松の新緑期もよし。黄金色に色づいた秋ならさらに良し!富士のビューポイントとして、これ以上の場所があるだろうかと。問題は積雪期を除けば、誰でも行ける天女山やまきば公園からほど近く、甲斐大泉駅や大開から登って行く手もあるし。いずれワラビの名所にでもなれば、喧騒の巷と化すのも早いかも知れませんね。

さてと、この日は日中気温でもマイナスというのは、無論覚悟も出来ていましたが、冷たい強風が吹き荒れて、体感温度も下がるばかり。遅めのランチタイムが祟って、シャリバテ体験も。現役時代に、フィンランドの北極圏レヴィで、マイナス20度位の深夜、立ちつくしてオーロラ見物をした時よりも寒く感じたのは、装備の違いと寄る年波のせいだったのでしょう。

ゴールまじかの防火帯の最後では、冷えからこれまでに体験したことが無い、両腿の強烈な攣りに襲われ(今も痛みは残る)、Mさんをはじめ、皆さんには大変なご迷惑をおかけしたことをお詫びします。山から足を洗うか否かの哲学的な判断は、当局とよく相談してから?〜ということで、いざ、ご免!!


 Re:天の河原南稜ふたたび    ..接頭語辞典の編纂者     >>
        2024/01/27(土) 12:10  No.6920
 
 
おとみ山氏 投稿6919
「強意の接頭語」に「クソ」があります。「クソ暑い!」なんていいます。「ど」も使います。「どでかい!」なんていいます。現代では「チョー(超)」なんてのも良く聞きます。「チョー美しい!」なんてのもSNS投稿にみられます。若い人ですね。
でも基本的に強意接頭辞は否定的な時に使われてます。「寒さ」は忌避されていないからでしょうか「クソ寒い」とは言いません。金田一先生に聴いてみたい。

さて美し森から天女山へのルートは高低差もそんないないし天女山から甲斐大泉までは降りでそんなに距離もない。おとみ山氏の苦戦は俄かには信じられませんが、足が攣ったのですね。「パノラマ湯」で回復しますよ。

甲斐大泉から天女山の登りはS40の大学1年の時始めて八ヶ岳に挑戦、権現岳から赤岳、阿弥陀岳、小小屋尾根、美濃戸口に降りました。甲斐大泉駅から天女山までの道は勿論未舗装、夜行の普通列車の新宿駅が物凄く混んでいた。


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