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12月5日(金)今年最後の満月コールドムーンが都心の夜空に輝いていた。 「コールドムーンは直訳すると「寒い月」ネイティブアメリカンが農作業や漁業、狩猟の目安として、季節を把握するために、冬の寒さが本格的に訪れるこの時期の月をコールドムーンと名づけた」と解説されている。
5日(金)の早朝、都心の最低気温は1.7℃と今年一番の冷え込みとなり、キーンと冷えた都心の夜空にはまさに寒月が光り輝き、早朝ウオーキングにも力が漲る。 東京に住んで半世紀が経過、田舎で見る月も都心で見る月も同じだが、都心で見ると遠く離れた故郷を思い出すのは何故だろう。
月を眺めて特に思い出すのが、中秋の名月のことで、収穫されたサツマイモやクリを蒸かして皿に盛り付け、「イモ名月とかクリ名月」とか言って、ススキと桔梗などを花瓶にさし、縁側に出して家族で月を眺めたことを思い出す。 あの頃(戦後生まれ)は子供も多く、数名が一緒になって隣近所に“名月!名月!”と叫んで皿に盛りつけたクリやサツマイモを貰ってははしゃいでいた。そんな風習、今はもう無くなってしまっただろう。子供たちがキャンデーを貰うハロウィンと同じか・・・【202512087日)】
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