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大寒波が中国、北陸、東北、北海道の日本海地方に襲来している。 昨日、田舎に住む兄に電話してみたら、「雪かきの手伝いに来い」と言われた。 中学・高校と冬は毎日のように雪かきや屋根の雪下ろしに懸命だった。幸い雪かきした雪は家の前が堤(池)だったため、その分だけ楽だったが・・・
●藤沢 周平著:「用心棒日月抄/凶刃」 新潮文庫
【好漢青江又八郎も今は四十代半ば、若かりし用心棒稼業の日々は遠い…。国元での平穏な日常を破ったのは、藩の陰の組織「嗅足組」解散を伝える密明を帯びての江戸出府だった。なつかしい女嗅足・佐知との十六年ぶりの再会も束の間、藩の秘密をめぐる暗闘に巻きこまれる。幕府隠密、藩内の黒幕、嗅足組―三つ巴の死闘の背後にある、藩存亡にかかわる秘密とは?シリーズ第四作。―本の紹介より―】
用心棒シリーズ最後となる4作目は、シリーズが始まったときの年齢は26歳、藩からの密命を終わらせ地元に戻り、家禄も増えたようにお腹も太り気味となった又八郎は42歳となり、家族も増え人生も順風満帆だったが・・・
文芸評論家の川本三郎は「青江又八郎の面白さは、両義性にあると書いた。藩と江戸、地方と中心、組織人と自由人、武士社会と市井、あるいは死闘に次ぐ死闘の非日常と、小春日和のような長屋の日常。又八郎はこの両極を往還している。いうまでもなく、この両義性は、時代小説における武家ものと市井ものに対応している。両方の名手である藤沢周平・・・」と解説に書いている。確かに・・・ 400頁をから500頁の大作4冊を一気に読み終えた。再読だがやっぱり藤沢作品は面白い。【20260126(月)】
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