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読書日記―48 >>
クマジィ 2026/09/16(水) 05:19
.gif / 2.3KB 14(月)はつかの間の真夏日となったが、昨日今日と続けての雨、今は止んでいるが3時に起きたときは小雨がパラついていた。そして明日も雨模様と9月は梅雨の時期以上の雨の日が続いている。天気予報を見ると週末から来週後半までシルバーウィークも雨ウィークになりそうな気配だ。これと言った用事のない私にとっては嬉しい読書週間になりそうだ。

●藤沢 周平著:「冤罪」 新潮社文庫

【部屋住みの若侍堀源次郎には、ひそかに心を寄せる娘がいた。散歩のたびに目顔で挨拶をかわす、坂下の家の娘である。ところがある日、お目あての娘の姿が消え、彼女の父親相良彦兵衛が藩金横領の咎で詰め腹を切らされたことが判明した。不審に思った源次郎は疑惑追及に乗り出すが……。表題作をはじめ、「潮田伝五郎置文」「臍曲がり新左」等、興趣あふれる《武家もの》時代小説全9編。―作品の紹介より―】

やっぱり藤沢作品は秀逸だなぁ〜と読むたびに思う。
著書は1973年(昭和48年)「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞した。
本作品は翌年の1974年(昭和49年)〜1975年(昭和50年)に発表された短編9編が収められていたのだが、作品を読むまで知らなかった。ちょうど直木賞作家として本格的に創作活動が始まった頃に執筆された作品で、2021年(令和3年)で88刷された人気作品でもある。
藤沢作品を私ごときが評価させて貰うと自然描写に優れていることに尽きる。
短編の中の「冤罪」に「じしゃの木」の白い花と描写されるヵ所があるのだが、造園家の私にはすぐに判別することが出来た。
「じしゃの木」とは今でいう「エゴの木」のことで、釣鐘状の白い可憐な花が付く、初夏の花としては代表的な樹木でもあり私も好きな樹木でもある。

こういうところが藤沢作品の何とも言えない上手さかも知れない。
次回読むのも藤沢作品と決めた。(笑) 【20260916(水)】



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