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読書日記―7 >>
クマジィ 2025/02/20(木) 02:53
最強寒波が都心でも続いている。
都心はそれでも雪が降らない分だけ増しだ。寒さが厳しくてもトレーニングは出来るのだから。トライアスロンをやっていたころは、この寒さの中バイク(ロードバイク)で恵比寿から湘南(七里ガ浜)までを往復(約160〜170km)していたのだから、今から考えれば自分でも驚いてしまう。こういう時、若さっていいなぁ〜と思う時がある。

●立花 隆著:「政治と情念/権力・カネ・女」 文春文庫

【日本の政治はなぜかくのごとき惨状を呈するにいたったか?このことが、角栄との二十年に及ぶ格闘の末、もうウンザリだと思った著者を再び角栄へと向かわせた。権力とカネ、忠誠と裏切り、男たち女たちの愛と嫉妬と憎しみの政治的人間ドラマに、あらゆる角度から肉薄した注目の一冊。政治は情念の世界、そのものなのである。―本の紹介よりー】

<目次>
・ 田中真紀子問題に発言しなかった理由
・ ワイドショー化する政治の問題
・ TVはどこまで真実を伝えているのか
・ ワンバイト化する日本の政治
・ 角栄と真紀子の共通点「批判を否定するだけで証拠は出さない」
・ 角栄の二つの遺伝子問題
・ 自民党がいまだひきずる角栄型政治
・ 真紀子が引き継いだ角栄の“生物学的遺伝子”
・ 真紀子の何が問題なのか?
・ 角栄・真紀子親子の異常な人気ぶり〔ほか〕

とにかくこの田中角栄時代のカネの動きはすさまじいものがある。
カネを管理する秘書は10数人もいて地元を収める国家老や目白の本宅を守る江戸家老のほか、田中の脇を固める秘書などが暗躍、首相を退いたあとも闇将軍として政界を牛耳った執念はすさまじい。
多くの人にインタビューしてこの本が生まれたのだが、この作家の執念も見事というしかない。田中金権政治を深読みしなければ日本の政治はわからない。再読!【20250220(木)】



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