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読書日記―13 >>
クマジィ 2025/05/03(土) 03:27
昨日終日降り続いた雨も上がったようだ。
GW2日目、なんちゃってクマジィコラムをアップしたら、昨日出かけられなかった分も含めロングウオーキングをしようと企んでいる。ロングの褒美に代官山ヒルサイドテラスにある蔦やスタバに寄ってカフェラテにシュガードーナッツ、それに粗びきソーセージパイでもプラスしようかなどと贅沢モーニングを考えている。(笑)

●藤沢 周平著:「帰省」 文春文庫

【普段めったに鳴らない家の電話が火を噴き、妻が駈け廻って対応に追われた直木賞受賞の夜。ただやむにやまれぬものがあって書く「作家」という人種について。ヒーロー不在の時代に小説の主人公を作る受難―没後十一年を経て編まれた書に、未刊行の八篇を新たに追加した。作家・藤沢周平の真髄に迫りうる最後のエッセイ集。―本の紹介よりー】

久しぶりに本棚から取り出し再読したのが、わが故郷が生んだ直木賞作家の藤沢作品である。藤沢作品はスキー仲間ハッシー君から薦められて最初に読んだのが「蝉時雨」だった。それ以来藤沢作品に傾倒、幕末の志士清河八郎の「回天の門」を読んでますます藤沢作品に嵌ってしまい、2009年から2年かけて八郎が清川を出奔し、江戸に上るために辿った古道を山形新聞社の同行取材を受けながらハッシー君、S野さんと山形路約150kmを踏査・検証した。

その後の2010年にはちょうど八郎が生誕180年を迎えたのを機に「清河八郎生誕180年を語る」シンポジウムを旧清川小学校で開催したところ、定員100名を遥かにオーバー、140名の参加者で立見席まで出る盛況のうちに終えることが出来た。
また古道も復元して今日では回天の道としてハイキングコースになっていることが嬉しい出来事でもある。現在ノンフィクション作家後藤正治氏の「文品 藤沢周平への旅」(¥2,640-)を購入して読もうかなと考えている。【20250503(土)】



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