|
5月に入ってすぐ、長野県小谷村(おたりむら)で旅館を営む山田さんよりコゴミ(山菜)が届いた。早速塩ゆでして胡麻和えで食べたところ、新鮮で柔らかなコゴミは癖もなくじつに旨かった。 都会に住んでいると、こういう採りたての山菜を食べることはめったになく、こうやって送って頂くことが出来る私は恵まれている。
コゴミは「クサソテツ」という植物の若芽のことを言い、田舎に住んでいたころ(高校生まで)コゴミの他にゼンマイやワラビ、ヤマウド、コシアブラ、タラの芽などは良く採った覚えがある。 山田さんは小谷村で山田旅館の第17代当主で、旅館は江戸時代建築で登録有形文化財になっており、日本百名山「雨飾山(1,963m)」への登山口としても知られている。私はまだ登ったことはないが、山好きの友人とチャンスがあればこの秋にでも登ってみたい。ガイドはもちろん山田さんである。
山田さんを私はいつも“せいじ(誠司)さん”と呼ばせて貰っていて、私のテレマークスキーの師匠でもある。せいじさんは過去スキーの国際デモンストレーターでもあり、またアイアンマン(ハワイで行われるスイム4km、バイク180km、ラン42.195km)でもあり、テレマークスキーの国内の第一人者として、アスリートの憧れの選手でもある。 2013年NPO法人元気・まちネットが専修大学で開催した自主公開講座「日本のスキー場に未来はあるか」シンポジウムにもゲストとして参加して頂き「テレマークスキーの面白さ」について語って貰った過去がある。 私が主宰してきた「北アルプス山麓アドベンチャーゲームズ2001」大会にも元長野冬季五輪回転競技選手の平沢岳さんと一緒に出場して頂いてからの付き合いで、あれからすでに四半世紀が過ぎたが今でもいい関係性を保っている。【20250505(月)】
|
|