|
昨日の日曜日、早朝ウオーキング以外は外に出ることは無かった。 朝食を済ませると、普段だったら書斎に直行するのだが、昨日は9時半からMLB中継があったため大谷選手の応援したのだが、あいにく3x-0の完封負け、昼食を済ませるとJリーグサッカー鹿島2-1川崎を観戦、それが終わるとNPB西武10-0ロッテを観戦したためである。今シーズンの西武は投手が万全なので、昨シーズンまで最下位が続いていたが、今は上位を目指せる戦いをしているのでファンとして嬉しい限りである。
●井上 理津子著:「もうひとつの東京を歩く」 解放出版社
【遊郭、寄せ場、食肉市場、米軍基地、漁師町、エスニックタウン、刑場、宿場町など、歴史と現在が交差する異観の東京周縁を歩くノンフィクション。土地の声に耳を澄まし、もうひとつの東京を見つけよう!―本の紹介よりー】
スタバウオーキング(ロングウオーキングの途中、蔦やに併設されたスターバックスコーヒー)のカウンター席のラックに置いてあった新刊のタイトルに惹かれ、帰宅後、恵比寿有隣堂に注文、GW後に入手することになるとのことだったが、GW前には手に入れることが出来た。 本文の中には知っているところが、3ヵ所ほどあった。 一つは新大久保にあるコリァンタウンだが、私が総合コンサルタントに所属していたとき、新大久保駅で下車、大久保通りから明治通りにあった本社に通勤していたときは、 韓国人街のような雰囲気は全くなかった。記憶に残っているのはICIスポーツ本店があり、美味しいうどん屋さん、洋菓子学校と私が代官山に住むきっかけとなった珈琲屋“茜”があった程度だった。
もう一つは高島平団地、1972年サッポロ冬季五輪の年に完成した大団地で、住みたいと思い何度か申し込んだが当たることはなく悔しい思い出が残っている。その後、開催された「高島平20kmロードマラソン」には何度か出場したことがあった。もう一つはUR都市機構の東向島駅周辺にある集合住宅の樹木調査で何度か訪れたのだが、そのむかし「旧玉ノ井」と言って赤線地帯だったが、いまはその面影は殆どと言っていいほど残っていないらしい。 こうした本を読んでいるとどんなエリアにもそれなりの歴史が残っていることがわかるのは嬉しい限りである。再読して訪ねてみたい。【20250512(月)】
|
|