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今年も旧山の手通り添い、代官山ヒルサイドテラスの植え込みに紫色したジャガランダの花が咲き始めた。この辺りの並木は中国原産のエンジュなのだが、その中に一本だけ混じっている。ここを通るたび、造園家の私に言わせて貰えれば樹形も似ていることからエンジュと間違えて植えたんじゃないかと思うのだが・・・
ホウオウボク、カエンボクと並んで、世界三大花木の一つに数えられている。 ホウオウボクはシンガポールに旅したとき、チャンギ空港から市街地に向かう道路の並木に植えられているのを写真に収めたのだが見つかっていない。名前が示す通り“鳳凰“という名にぴったりの華やかさがある。
ジャカランダを国内で見られるところはあるのか調べてみたら『日南市では昭和39年にブラジル県人会から贈られた種を大事に育て、花が初めて咲いたのは、14年後の昭和53年。それから40年近く経った現在、毎年咲き続け、ジャカランダの森は約1,000本という規模にまで成長、花盛りの季節には多くの人々が訪れるようになった』と書いてあった。機会があれば是非一度“ジャカランダの森”を訪ねてみたい。 そのボリュームたるやサクラの園とそっくりである。【20250530(金)】
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