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週末の2日間はMLB東西の名門同士、ドジャースvsヤンキース戦をじっくり観戦していたため、試合が終了しても早朝ウオーキング以外、一歩も外に出ることなくだらだらと過ごし、書斎に行かないのはホントに珍しい。
●植松 三十里著:「万事オーライ」 文芸文庫
【宇和島の米穀商の息子として産まれた油屋熊八は、株で財を成すも日清・日露戦争後の株の動向を読み誤って大損し、財産を失う。再起を懸けたアメリカ渡航でも成果は得られなかったが、四十八歳にして大分県別府で宿屋を始めたときから、熊八の第二の人生がスタートした! 地元の反対や資金あつめなど、様々な困難を「万事オーライ」の精神と柔軟なアイディアで乗り越え、仲間や妻とともに別府温泉を日本一へと導いた実在の人物を描く歴史長編。―本の紹介より―】
著者の作品を数冊読んでいるが、どれも内容が面白い上にテンポも良く500ページに迫る長編小説を遅読の私も1週間で読み終えた。 これまで「リタとマッサン」から始まり、「ひとり白虎」、「帝国ホテル建築物語」に続き今回の「万事オーライ」に繋がった。そして次回読む本も一冊すでに購入済みである。 職場でのストレスも以前と比べかなり少なくなり、休憩時間に読書する時間も増え、とても満足している。【20250602(月)】
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