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読書日記―20 >>
クマジィ 2025/06/21(土) 08:28
今日は夏至、東京の日のでは4:25、日の入りは19:00とピークを迎え、明日からは毎日1分ずつ日が短くなる。連日暑さが続いているが、今朝のウオーキングは23℃とこれまで(25℃)より、風もあり涼しく感じられた。
東京の梅雨明けはどうも今月下旬には発表されるかも知れないと言っていた。

●笠間 直穂子著:「山影の町から」 河出書房新社

【東京から秩父に移り住んだフランス文学者が、秩父の自然や暮らしを、関連する文化・文学への言及も織り交ぜながら端正な文章で綴った味わい豊かなエッセイ。
フキノトウやタケノコのお裾分けから考える贈与と交換。シジュウカラの巣箱の中に見た生と死。秩父御岳山に漂う甘い香りとジル・クレマン『動いている庭』。ハヤトウリから広がる土と微生物のこと、山の風物を描いた絵本作家飯野和好のこと、「近代農法」により失われたもののこと。
五感も知的好奇心も満たされます。
当店が選書の基盤に置くレイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」は「美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性」を育むことについて書いた本ですが、本書はまさにセンス・オブ・ワンダーに満ちた一冊。―本の紹介より―】

前回読んだ「歩くという哲学」から続く歩く意味について、第73回日本エッセイスト・クラブ賞に著者の笠間直穂子さんの「山影の町から」に決まり、フランス文学者で明大教授の谷口亜沙子氏が毎日新聞に推薦文を載せていたのを読んで購入した。同じフランス文学者で私が勤務する大学の教授というのを読み終えてから知った。
秩父から渋谷まで通勤しているらしい。
NPO法人元気・まちネットの活動がまさに歩くという行為から始まっている。再読したいエッセイ集である。【20250621(土)】



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